13.これが…人間の限界説なのかと!認めざる場面が浮上した。
度重ねる地下作業の変更から、理想と現実の間に直面する課題等から…
新田代表より、「南統括官、このグランドデザインは変更せざるを得ないのでないか?」と意見が出た。
「そうですねー!この都市デザインと計画は、現実的な面から私も変更しなければならないと思っていました」
「そうか。私もそう思う」
「新田代表、それで考えたのですが…既に、日本は地下に超大型地下水貯蔵庫がある様にそれを応用した地下都市空間を幾つも作り。それを通路の様に繋げたアメンバー地下空間にしたらどうかと考えました。例えば、ドーム型の地下都市空間とその周りを通路状に張り巡らしたアメンバー都市計画です。
1つのドームは今の東京ドームの数十倍の大きさのものが幾つもあるデザインです。其処に様々な役割の空間建築を作った1つの都市とする地下アメンバー未来都市構想みたいなものをイメージして下さい。これなら、広く深い地下を掘らなくても可能だと思うですが…如何でしょう?」
「なるほどねー!。これなら、既に我が国の技術で出来た大型地下貯蔵庫があるのと張り巡らせた地下鉄がある様に可能性は高いと言えるねー」
「電気は地上に風力発電や超大型太陽パネルに海水の水力発電と地熱発電などで補う事は可能です。また、水は川や海水にパイプで繋ぎ生水に濾過する技術で可能です。ただ、日本は至る所にマグマ溜まりがある故。いつ何処で、そのマグマ溜まりが噴き出すかの課題もあります。その危険を除去する方法として、いつマグマ溶岩が噴き出ても大丈夫の様に、川や海水に流れる通路を地下に幾つも作ればその危険も避けれると思いますがどうでしょう」
「そうだねー!。様々な想定外の危険を予知した対策も非常に大事だねー。アメリカなどでは、超大型竜巻から守る超大型シェルダーを地下に幾つも既に出来ているが、マグマの溶岩に対応したものは未だないはずだから、この対策の研究は非常に重要になるねー!特に、日本は火山と地震大国だからねー」
「様々な課題が噴出する中で、南統括官!。私は、最悪なシナリオは地下都市建設と言う夢物語から、例で挙げた超大型シェルダーの用なものを全国各地に建設し。いざと言う時は、1年〜2年と一時的な避難場所の目的とした地下空間建設でもいいのではないか?と思っているけどねー。其処で、多くの人が食糧と水の大量な備蓄と共に一時的に暮らせる地下空間避難場所の位置付けで」
「ある意味!地下のノアの箱舟の様なものですねー。それを全国至る所に作り。様々な自然災害や隣国のミサイル攻撃や核爆弾から国民の命を守る!と言う事ですね」
「まさに!その通りだよー南統括官」
「その案も念頭に置いて進めましょうか?新田代表。その方がより現実的かもしれませんね。色々なアドバイス肝に銘じます。ありがとうございました」
「こちらこそ!南統括官。いずれにせよ…柔軟に対処して行く必要があるねー。できる方法を?」
「はい。かしこまりました!」
新田は、南の柔軟さや理解の早さと消して意固地にならない素直さを改めて感じた。そう言う点も含め、彼に絶大なる信頼を寄せていたのである。
様々課題でグランドデザインとマスタープランを変更し、紆余曲折の場面を乗り越えてイノベーション研究所に赴任し何やかんやで6年が経過した。南は36歳になった。
今回の「地下空間都市構想」は取り掛かる前から難題の難題として、懸念する状況があると思っていたが…ここまで様々な点で変更するとは、流石に南も予測していなかった。規模も日程も変更せざるを得ない事態で、国の予算もあり。心無い政治屋や官僚からもチャチャや誹謗中傷に近いヤジを浴びせられる事も増えた。
特に、円安による資材等の高騰や建設現場の人手不足などで、建築日数とコストが加算した。これらの点から、当初の予算からかなり膨れ上がり。尚且つ当初の完成日程も大幅に伸びた。
当初のこのプロジェクトの意義と完成後の壮大な可能性を忘れ。利権や既得権益塗れの政治屋達は懐に入る損得勘定から容赦なく非難を浴びせるものであった。また、自ら発想し行動もしないエリート官僚達は、政治屋に忖度した対応する姿勢も酷くなって行くばかりであった。
その事は、この計画をする前から、南は既に予想はしていたので…「案の定きたか!」位しか思わず。全く気にもしていなかなった。
毎回、政府関係者に南と新田は呼び出されてその都度。南や新田から工事の難航釈明と理由にその背景を説明していた。南は流石に疲れ果てて、嫌気も出ていた。
その時、一本の電話で新田代表が慌てて出る所だった。
「どうしたんですか?新田代表」
「今、伝播Pの和田社長に役員会議の席に来てくれと呼び出しが来たんだ!」
「えー!何かあったですかねー」と南は心配そうに新田代表の顔を見た。
「さ〜何だろうねー?君は何も心配しなくていいから。その状況を帰ってから話すから」と言って、慌てて出ていった。
思わぬ事態が起こった…
その日、待てども待てども。新田代表は研究所に戻って来なかった。南は、仕方なく帰宅した。
翌朝、秘書を通じて戦略企画部の伊藤課長から電話が来た。
「おはようございます!。南統括官今、お電話よろしいでしょうか?」と緊張気味に伊藤が言って来た。
「おはようございます。伊藤課長、どうしたのですか?。突然なので…びっくりしました」
「すいません!突然、お電話をして…ただ、早く知らせた方がいいと思い。お電話しました」
「何でしょう?」南は何だか悪い予感が脳裏を横切った。
「昨日、新田代表と大塚専務がお互いに怒鳴り合っていた事をもう耳に入っていますか?」と聞いて来た。
「えー!新田代表と大塚専務が?何故お互いにに怒鳴っていたんですか?。私は何も聞いていません。先日、和田社長より役員会議に呼び出された事は本人から、聞かされ。その事を戻ってから話すと言われたけど..結局、戻ってこなかったので…何かあったですか?」と緊張気味に聞いた。
「私も詳しくはその内容を聞いていないですけど…塚本部長がある用事で社長室に行く途中。会議室から廊下まで響き渡る程の大声で、2人が罵り合っている声が聞こえたそうです。何でも!南統括官が…とハッキリは聞き取れなかったらしいけど。そう聞こえたので、塚本部長が心配になって何が起こったのか。南統括官に聞いて見たらと言っていたので…お電話しました。何も聞いていないですよねー」
「そうなんだ!。私の事で…聞いていないけど。何かあったのは間違い無さそうですね。私から直接、代表には後で確かめてみます!。塚本部長や伊藤課長迄心配させてしまいましたね。わざわざ知らせてくれてありがとう!伊藤課長…」
「いいえ!とんでもないです。逆に心配させる事になりましたね!申し訳ございません。南統括官、話は変わりますが…今度、お酒でも飲みながら、塚本部長と南統括官に私の3人でゆっくり話をしませんか?。もうかれこれ、大分!3人で酒を飲みながら話をしていないので、どうか?と思いました。また、その席で色々話したい事がありますので!どうですか?」
「そうですねー!3人で飲むのはかなり、久しぶりですねー。私はいつでも大丈夫ですよ。日程が分かれば連絡ください。ところで…色々話したい事とは何ですか?非常に気になります。最近、私も色々あって、お二人と話したい心境でした。是非!よろしくお願いします」
「そうですか。塚本部長の日程を聞いて直ぐに連絡しますねー!。久々に南統括官と色々話したいです。その時…色々お話ししましょう。飲み会の席は、いつもの新橋駅近くの居酒屋-お多福でよろしいですよね!時間は、19時頃で。ちなみに!今日でもいいですか?」
「私は大丈夫です。いつものアソコですね…了解しました」
「直ぐに、確認してお電話いたします。それでは、後程…」
1時間後に、連絡が来て今日飲む事になった。何を話したいのか?南は気になっていた。ちょっと噂で…伊藤課長が退社すると言う話を最近聞いたばかりであった。それは…ホントなのか?とそれも確かめたかったのである。
南は午後19時に居酒屋お多福の前に着いた。イノベーション研究所からはちょっと離れた銀座に研究所がある故。徒歩で30分掛った。店に入ったら、2人は既に席に着いていた。
2人は南に気付いて…
「お久しぶり!」と手を上げて塚本が声を掛けてきた。続いて「お久しぶりです!南統括官」と伊藤が甲高い声と同時に立って軽くお辞儀をした。
「お久しぶりです!大変ご無沙汰です…」と言い、南は軽いお辞儀をした。
「今、着いて生ビールを頼んだけど。それでよかったかな〜」
「はい。塚本部長、それで結構です。いや〜何年振りでしょう。お二人にと飲むのは」
「かれこれ…2年ぶり位」と塚本が言い、伊藤愛の顔を見た。
「そうですねー!南統括官から仕事の依頼を受け、打ち合わせを兼ねて飲んだのが…2年前ですからね!。それ位は経っていると思います」とすかさず伊藤が返事をした。
流石、伊藤は機転が回る女性であった…。
「それあっという間に時計の針が23時を回っていたので、取り敢えず御開きになった。南は色々な事を考えながら帰宅した。
それにしても!様々な出来事が同時に起こるものだと!改めて思い知った。所詮!企業とはそう言うものかもしれないと…嘆き悲しんだ。信頼する上司や部下と別れ離れになるのは…やはり!寂しいとつくづく帰り道で様々な場面を思い出しながら思った。
明日は土曜日なので、妻も休みの筈。明日でも今日の出来事や内容を話して見ようと思った。妻は以前から第二の人生や私の進む道を彼女なりに言っていたので、第二の人生にさぞかし喜んで賛成する事は予想していた。位になりますか?。毎日が忙しくて、妻と飲むくらいで誰とも飲みに行っていませんからね!」
「相変わらず!忙しいだねー統括官は」と薄ら笑いで、同情気味に塚本が言った。
「塚本部長の下にいる時が、楽しかったです!」と南がすかさず応えた。
「私は、南統括官がうちにいる時が、楽しく活気があったと思います!ねー部長」と伊藤が言った。
「ホントだねー!南統括官が居なくなって、急に活気も無くなるり、日々の仕事に刺激がなくなったねー。やっぱり!向こうに行かせなければと非常に後悔したよー」
「そうでしたか?」
3人向き合って久々に笑った。そうこうしているうちに生ビールとつまみが運ばれて来た。皆んなで乾杯した後。暫くつまみを食べながら様々な雑談で過去を思い出しながら盛り上がった。
「伊藤課長!もう隠してもしょうがないから、南統括官に話したら」と塚本が切り出した。
「そうですね!。実は、今月いっぱいで退職する事になりました。南統括官には大変色々お世話になりました」
「えーそうなんですか?また、どうして…」南の予想通りだった。
「近頃、うちの会社は楽しくないと言うか…。そろそろ辞めようかと思った矢先に、旦那が会社を辞めて独立する事になったのです。外資系のコンサルタント会社何ですが、タイの支社長として移動命令になり。それなら独立すると言って会社を辞めたので、私も手伝う事にしました。
旦那は自分1人でいいからと言っているですが…このままうちの会社にいても!どうかと思い。部長に相談して今月いっぱいで退職する事にしました」
「そうですか。今月いっぱいですか。それは寂しくなりますね!伊藤さんが居なくなったら」
「伊藤さんは、私立の中法大学院のMBAも取得して、今やその大学で非常勤講師として来月から授業を持つだよねー。彼女は頑張り屋さんなので、旦那さんの会社も2人で成長させると私は思っているんだ」
「部長!南統括官と比べたら、恥ずかしいですよー。特任教授と非常勤講師では月とスッポンの差がありますから」
「そんな事はないですよー。私も非常勤ですから同じです。しかし、MBA取得者ですからコンサルタント向きかもしれませんね!」
「ただ、旦那は経営と言うより事業コンサルタントですから、若干異なりますからね。でも、私が経営で旦那が事業で、何とかなるかなぁ〜と思っていますけどねー」
「実は、私だけでなく。部長も来月いっぱいで退職するですよー」
「ええー!部長までもが辞めるですか?。辞めてどうするですか?部長…」
「部長は、郷里に帰ってお父様の跡を継ぐらしいですよー。酒の蔵元らしいです」
「そうなんですか?酒蔵ですか。それは凄い!」
「いやー小さな酒蔵だょ〜。もう歳なので少しは親孝行をしょうと思ってねー。私も50歳だから、第二の人生だねー」と笑いながら話した。
「第二の人生ですか?」
「所で南統括官も大変そうだけど…其方は大丈夫なの?。大塚専務と新田所長がやり合っていたし…詳しくは分からないけど!。あの専務はとんでもない!人だから気をつけた方がいいよ。和田社長を窮地に追い込もうとしている薄汚い人だからねー。彼は権力にしがみ付くしか脳の無い人なので、人の粗探しで社長の座を狙い。権力を握ろうとしているだよ。彼は.…。私は大嫌いなタイプだけどね!」
「私も、あの人大嫌い!戦略企画部とイノベーション研究所を甘やかせてどうするですか!。とこないだ社長に食ってかかっていましたよー。貴方は先代の会長の息子と言うだけで専務になり。どんな実績と成果を上げたですか!と言いたいです。あの専務の小判鮫役員が3人位いるらしいけど。毒でも無い!無能な連中だと周りでは言っているわー。あの連中は、和田社長や中野常務に塚本部長と南統括官が実績を上げているので、それが気に食わない僻み根性の固まり何でしょうねー。だから、粗探しばかりしているのでしょうねー!部長」
「伊藤さんが言う通りだよ。要するに!くだらない連中だょ。救いは、木村部長が役員になった事と、営業担当役員が常務になる事かなぁ〜。後は制作担当役員と財務担当役員は公平にみる人達なので社員は救われるけどね」
「塚本部長も役員昇格決まっていたんですよー!それなのに…来月辞めるですもんねえー」と伊藤が横やりをした。
「い〜や!自分は役員になっても何の役にも立たないよ。今のうちでは…」と言った後。
「所で…また悲しい話をしなければ!ならないけど…」と口を一旦閉ざしてから、塚本が話し始めた。
「実は中野常務が3か月前、辞表を提出したらしいだ。社長は強く引き留めているらしいけど…本人の気持ちは変わらないらしい。何でも!ご両親の近くにいたいという事らしいんだ。どちらかが病気らしく…」
「中野常務までもが…辞めるですか?。田舎はどちらなんですか?」
「九州熊本らしい」
「だったら九州支社長で当分は其処にいるとか?」
「社長もそう言ったらしいけど、中野常務はそれも断ったらしいだ。何でも地元を活性化する公団と半導体メーカーの顧問になるらしい…」
「私と同じで、これまで散々迷惑ばかりかけたので今後は、親孝行をしたいらしいんだ。私は中野常務が居なくなったら、この会社には未練も何も無いと思って…即退職願いを上層部に叩き付けたけどね」と塚本は悲しそうに吐き捨てる様に言った。
「私も!」と傍から伊藤が同意を示した。
「中野常務は今、お幾つでしたでしょうか。確か…56歳ですかねー」
「そうだねー。私より6つ上なので56〜7歳位だね」
「社長はさぞかしショックでしょうねー。次は中野常務が社長になると思っていましたけどねー」と南が残念そうな表情で呟いた。
「非常にショックだと思うねー。最近、社長は大分痩せたみたいだし。どこか悪いじゃ〜無いのかなぁー」
「社長はもう70位ですかね!」と南が言った。
「其処まで行かないと思うけど…65は超えているかもね。もう体力もないかもね!次期、中野常務にバトンタッチを考えていたと思うから。それをいつのタイミングでと思っていた、矢先だからねー」
「私の周りが居なくなってしまうですね!。それも伝播Pにとって重要な人達が…非常にショックです」
「所で、あの研究所は居心地どうなの?南統括官。貴方なら色々行く所があるから、そろそろ第二の人生を考えても良いかもよ。例えば、大学教授になるとか?。何処かの大学研究所の所長か教授になるとか?。貴方の才能を充分活かし尚且つ社会に貢献する所がいいかもよー。中野常務も以前そんな事を私に話していた時があった。そうそう…東帝大学の特任教授やスタンフォード大学の客員教授になった時。確かその様な事を私に呟く様に言っていた。私は、南統括官!この会社はもうダメだと思うよ。大企業は所詮!利益追求の営利集団だから、社会貢献より我が身を守る権力主義で今のご時世はほとんどの役員は、内向きの派閥争いだらけだからね!。そうだから、日本企業はここまで堕落し世界に取り残されたと私はそう思う。私はそう言う企業を社会の為に貢献できる様にしたかったのでここまで頑張って来たけどねー!。もうウンザリだねー大企業は…」
「妻や身近な人達から、よく大学教授の道で…様々な研究の成果を出し。それで人材育成と社会貢献をした方が…自分はより生かされると聞かされます。それが、私の役割なんでしょうかね…」
「私は教授が合っていると思うよ。また、南統括官の今後の役割だとも強く思うなぁ〜。この国は、やはり人だと思うし。営利でない!純粋に社会貢献を担う人を導く人だょー貴方は。また希望を与える研究成果も、今後はより大切だと思うから、それが出来るのが…貴方だと私は思う。その才能と人間力を多く人達に生かして欲しいと!心からそう思うよー南統括官。これまで貴方と色々な事で関わって来たからこそ!強く思うだょ…」
「私も、塚本部長が言う通りだと思います。南統括官は他で自らの才能と人間力を生かすべきだと思います。特に、東帝大学教授や大学研究所で。その時は、私を助手で引っ張ってください!笑 実は私の旦那も社会貢献の起業家になりたいらしいです。コンサルタントとして営利ではなく。社会貢献を!目指しているみたいなんです。それで、私もそれに同意し手伝おうと思ったのです。ただ、南統括官が大学教授で働くのであれば、今でも教授ですが…正式にと言う意味で、なられたら私もお手伝いしたいです。何故なら、南統括官とご一緒に仕事をする事は楽しいし、常にワクワクする刺激と様々な発見の連続だからです。旦那も!南さんと仕事が出来るといいねーと言っていました。その方が君の為になるからとも言っていました。私はもう39歳ですから、自らの新たなキャリアを積みたいと思っています!。だから、今日この席を設けたのです!」と含み笑いを浮かべながら伊藤が熱く語った。
「だから、いきなり私の所に来て、今日南統括官とご一緒に飲みましょう…と言ったんだ、伊藤さんらしなぁ〜」と言って塚本は大笑いをした。
「勿論、伊藤さんとご一緒に仕事が出来れば…私も嬉しいです。皆さんのアドバイス大変参考になりました。妻とも相談しながら、今後の事を考えたいと思いますただ、今取り掛かっている仕事がある程度目安が出来。誰が引き継いでも大丈夫だと思える様になってから、この件は真摯に考え行動したいと思っています。その時は、是非伊藤さんご一緒にまた働きましょう。その時はお誘いします」と言いながら伊藤の顔を見た。
「わ〜あ!今日、話して良かった。その時は是非!呼んでください。直ぐにでも行きますから…」と非常に嬉しいそうな表情で言った。
「良かったねー!伊藤さん」と塚本も嬉しそうだった…。
あっという間に時計の針が23時を回っていたので、取り敢えず
御開きになった。南は色々な事を考えながら帰宅した。
それにしても!様々な出来事が同時に起こるものだと!改めて思い知った。所詮!企業とはそう言うものかもしれないと…嘆き悲しんだ。信頼する上司や部下と別れ離れになるのは…やはり!寂しいとつくづく帰り道で様々な場面を思い出しながら思った。
明日は土曜日なので、妻も休みの筈。明日でも今日の出来事や内容を話して見ようと思った。妻は以前から第二の人生や私の進む道を彼女なりに言っていたので、第二の人生にさぞかし喜んで賛成する事は予想していた。




