【異世界転生】我がいくは邪教の大海、創価学会員若者戦い紀行
「やあ、信二さん。素晴らしいですね。手に持っているものは?」
「八百屋の源さん。これは、特装ご本尊と呼ばれるものです。」
「へえ、信二さん大活躍をしたからな。」
2030年、創価学会誕生から100年の年、南極基地、月面基地に創価学会の支部が出来たのは読者諸兄も記憶の新しいところである。
信二、大海原信二は創価学会男子部25歳、悩んでいる友がいたら相談になり。病気の友がいたらお題目を送り。
町内会から絶大の信頼を受けていた。
「信二さん。仏法西遷に世界に旅立つのだって?」
「希望をしています。まだ、創価という希望の届かない国と地域に仏法を広めます。」
「へえ、信二さんは仏法対話の達人だからな。」
「いえ、私は」
近年、創価学会は仏法対話と言い方になっているが、本来は折伏である。
信二は葛藤をしていた。
悪を悪と断じ、悪を滅せなければ世界平和はできないだろうか?
その時。
「大変だ。信二さん。トラックが暴走している。坊やがいる。」
「な、なに」
信二は素早く飛び込み手にしたご本尊ごと飛び込み坊やを道端に押しのけた。
ドッカン!
信二は交通事故にあい絶命をした。
特装ご本尊の入った箱は大事にかくまうように抱え込んでいた。
「信二さん。あなたって人は、まさに地湧の菩薩だ!」
「すごい立派な人だ。」
それを聞きつけた反創価勢力が駆け付けた。金の刺繍が施された坊主、週刊誌をうのみにするやからである。
「やあ、やあ、信二が亡くなったのだって、」
「功徳がないじゃないか」
信二の遺体の周りに人が集まり。手を合わせて拝んでいる。
反創価たちは絶句した。
信二の死顔は、まるで遠くの景色を眺めているかのように微笑んでいた。
「まさか、これは、成仏の相、真の正法に帰依した人に現れる死相・・・」
南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経・・・
末期の折伏、虎は死して毛皮を残す。創価学会員は折伏をする!
日蓮大聖人曰く。
善人は設ひ七尺八尺の女人なれども色黒き者なれども臨終に色変じて白色となる又軽き事鵞毛の如し軟なる事兜羅緜の如し・・・
さあ、君たちも東に向かってお題目を三回唱えましょう。