『オタクマン』

現実世界で映画鑑賞が趣味の主人公は偶然居合わせた暴走車から親子を庇い命を落としてしまった。
しかし最後に生きたいと願った主人公は次元の女神に気に入れられ、転生できる代わりに別の世界の宇宙滅亡を防ぐ役目を務めないかと持ち込まれる。

主人公は自分に務まるか不安だったが、現実で何も成し得なかったまま終わるよりもう一度挑戦して大きなことを成し遂げてみたいと思い役目を引き受ける。

凡人な主人公は映画で得た知識を参考に、女神さまから５つの要望を叶えてもらい新たな肉体と独自のエネルギーを生み出すことが可能になり過酷な特訓を経て尋常じゃない能力者となった。
しかし一方で過酷な特訓と過去の自分の経験の影響で以前の自分とは別人のような残忍なことも厭わない人間味の薄い現実主義な性格や思考の人間となってしまった。そして、生きることとは何なのかがわからなくなってしまった。

主人公は女神さまからの役目を実行するため別世界へと転生し、宇宙滅亡の原因の容疑があるものなら物質から人物はたまたその世界の神に至るまで確保していく。
これから起こる苦難に一人で立ち向かいながら道中で出会う人々を改心させたり、世直しをしていく。その中で自分が生きることの意味を見つけていく。