一話 「モデルは自作(大嘘)中の人はいない(真実)」
正直、このすば好きの俺にはラプ様の見た目が刺さったわ。(ママが三島先生)
「おはこんばんにちわ〜ルーベルトでーす。今日はファンタジーライフをプレイしていきます〜!」
オラァの名はルーベルト。ファンタジーライフをこよなく愛する唯の河童だ。何?ファンタジーライフを知らない?ママのミルク(粉も含む)の中に沢山入っていたダロォ!!ファンタジーライフは(落ち着いた)。んなことぉはどぉでも良いんだ余!俺は今配信中なんだZE☆
ちなみに今日「は」とか言ってるけどコレ。初配信なんだよね。まる。
:おっ初めて見るVtuberだ!
:メッチャ3D綺麗やん!
:モデルは河童か?
:古参アピールしとこ今のうちに
:そんなことよりおうどん食べたい
………。なんかVtuberだと勘違いされている。うーむ。都合が良いしVtuberとしてデビューするか。Vtuberも、何とかなるやろ。知らんけど。知らんけど(重要)
「さてでは早速!ダガーで空中歩行していきます!」
:流れ変わったな(確信)
:三秒前の地獄を見てきた奴らだ。面構えが違う
:おうどん(天下無双)
:何で初配信でこのバグやり出したんだ
:コッペパン(一騎当千)
:そうゆうゲームじゃ無いから。コレ
:てゆうかこのモデルって自作?
:中の人何歳なんだろ
「あっこのモデルは知り合いの妖怪さんに作って貰いました(大嘘)。あと中の人人なんて居ません(真実)」
嘘と真実を混ぜる事でそれっぽくすることには成功した。
「さて先ずはキリタチ山の良さなんですけどやっぱり二つの洞窟と山頂のギャップがいいと思うんですね。よく比較されるコモレビィやマパラッパと比べると圧倒的に飽きにくいです。やっぱり溶岩洞窟と滝の洞窟がしっかりと対になっていて山頂が雪っていうのはとってもバランスがいいと思うんですよ!!更に道中に配置されているバッファローやブラックパンサーが程よく邪魔でとっても愛くるしいんですよね!!わかりますか!!!!」
:お、おう(萎縮)
:そ、そうだね(畏怖)
:お、おうどん(小声)
:3Dの口がリアル過ぎてちょっとキモい(率直)
:ガチ勢過ぎてかなり恐怖を感じた(恐怖)
:ヤベェよヤベェよ(焦り)
:Vtuber界の超大型新人(分析)
:奇行種(奇行種)
■■■■■■■■
「それじゃお疲れ様でした〜おつかぱー!」
:何だよ「おつかぱ」って
:というかコイツ何で唯の山で10時間も語れるんだよ
:正直タヒぬかと思った
:狂った金剛石よりクレイジー
:途中から少佐の演説みたいになってたぞ
:(こんなの聞いてたら)みんなタヒぬしか無いじゃ無い!
配信は終了した。初配信では何と同接一万人だった。多分、Vtuberバフだと思う。俺自身、Vtuberがとても好きなのでやっといてなんだが胸が痛い。
………そうだ!
知り合いの妖怪達とか神とか集めて、
事 務 所 作 ろ う ! ! !
嘘を真実へと昇華させようじゃあないか!
え?ホロ派です(事故照会)まぁ争いは何も生まない。皆んな仲良くしようや。
自分で書いといてアレだけど、読み終わった後の嵐が過ぎ去った感凄いな。