終幕 荒神学園
こうして、橿原市における神の人との戦いは終結した。
多くの人々は事件の存在に気付くことなく、今日もそれぞれの日常を歩んでいる。
冬の夜空に現れた不思議な光と塔の幻影は、刺激に飢えた一部の物好きたちを騒がせた。だが、それもしょせんは一時的なもの。時の流れと共に熱狂は収まっていき、年が明ける頃には忘れ去られることとなった。
例年と変わらず、退屈で、平穏で、しかし何物にも代え難い日々。
一方、事件の当事者──非日常を日常としてきた荒神たちは、一つの戦いの終わりと共に変化の時を迎えていた。
「……やっと来たか」
時は放課後、正門前。朱く暮れなずむ高臣学園を背に、明は憮然と鼻息を吹き出した。
視線の先、道路の反対側からやってくるのは晄だ。
流れるような長髪は再び二つ結びのおぼこいスタイルに逆戻りしているが、それこそが晄らしいと明は思う。
近寄りがたい美しさなど晄には似合わない。彼女が最も輝いて見えるのは、無邪気な顔で土いじりをしている時なのだから。
晄は笑顔で敬礼すると、念入りに左右を確認してから道路を渡り始める。一台の車椅子を押しながら。
車椅子に乗っているのは私服姿の沙夜だ。
その体はまだ痩せがちだが、顔色は以前よりも健康的に見える。もっとも、それはメイクに気合いが入っているせいもあるだろうが。
「遅いぞ晄。他の奴はともかく、あまり俺を待たせるな」
「着たきりスズメの夜渚くんと違ってこっちは出かけるのに色々と準備が必要なの! タクシーの乗り降りだって一苦労なんだよ?」
「そういったことも込みで時間を調節するのがデキる女だぞ」
「そういったことを大らかな心で許すのも男の甲斐性だよ。……とと、すみません理事長先生。ちょっとお邪魔でしたね」
門の脇に車椅子を寄せると、晄は両手を後ろに回してゆっくりと後ずさった。
入れ替わるようにして、門扉の影に佇んでいた稲船が歩み出る。そして、車椅子の前にひざまずいた。
「沙夜、体の調子はどうだ? どこか痛いところは無いか?」
「大丈夫よ、隆二さん。大体、昨日病室で会ったばかりじゃない。さすがに心配し過ぎよ」
「病人の体調に気を配るのは当然のことだろう」
「もうとっくに治ってるわよ。念のために様子を見てるだけだってお医者様も言ってらしたでしょう」
「それでも正式に退院の許可が出るまでは十分に気を付けるべきだ。あまり私を困らせないでくれ」
「嫌よ。あなたの困り顔って凄く面白いんだもの」
「昔の勢いが段々と戻ってきたようだな。果たして喜ぶべきか悲しむべきか……」
などと言いつつ、稲船の表情には安堵の思いが満ちあふれている。優しく緩んだ口元を見ていると普段の鉄面皮が嘘のようだ。
(ひとまずはめでたしめでたし、か)
先日、クロエの発案した治療法──複数の異能を活用した遺伝子手術が行われ、その結果として沙夜を蝕む荒神因子は完全に取り除かれた。
病魔から解き放たれた彼女は着々と体力を取り戻しており、この調子で行けば教職に復帰できる日もそう遠くないとのことだ。
稲船にとって唯一の心残りだった沙夜の快復。それは同時に、彼が過去を清算すべき時が来たことを示していた。
「……と、丁度いいタイミングだったか。理事長さんよ、こっちはもう準備できてるぜ」
路肩に停まった車から、コートを着込んだ毘比野が降りてくる。稲船は彼に頷きを返した後、沙夜に真摯な瞳を向けた。
「沙夜、私は行かなければならない。私が積み重ねてきた多くの罪を贖うために」
「それを言うなら『私たちが』よ。あなたにそうさせたのは他でもない私だもの」
「君は悪くない。悪いのは私一人だ。そして、頼ることを諦めた私の弱さも」
現神にもヒルコにも責任は無く、全てを始めた自分こそが罰されるべきだと稲船は言う。
愛する者のためとはいえ、少なからぬ人々の死に関わってきた稲船だ。その罪は決して許されるものではない。
だからこそ、彼は自らの意思で警察に出頭することを決めた。
黙っていれば表沙汰にならなかった事件を公表して律儀に裁きを求めようとするのは、ひとえに彼なりのけじめなのだろう。
「まあ、実際に裁判が行われるのかは俺にも分からんのだがな」
シリアスな表情で見つめ合う二人をよそに、毘比野は頭をかきつつ困り顔でこぼした。
カタギ離れした強面に似合わぬ弱腰ぶりに、それを見た晄が目を丸くする。
「分からないって……どういうこと? 何か問題があるの?」
「むしろ問題しかねえよ。超能力に神様に超古代文明だぞ? 馬鹿らし過ぎてまともに立件できるのかも疑わしいぜ。いざって時は現神の連中に出張ってもらうことも考えてるが……それはそれで大事になりそうなんだよなあ」
「なるほど、神様だもんねえ」
どこか感心したように息を吐く晄。
現神スクナヒコナはこの事件の特異性を立証するための生き証人だ。遺伝子構造からして人間と異なる彼女がいれば、当局も真面目に取り合ってくれるようになるだろう。
生き証人と言えるのかは微妙なところだが、こちらにはヒノカグヅチもいる。武内の話ではタヂカラオも生きていたようだし、彼らの協力次第では人々が真実を知る日もそう遠くないのかもしれない。
しかし、そうなってくると今度は別の問題が浮上してくる。毘比野が懸念しているのもおそらくそこだ。
「仮に稲船の証言が受け入れられたとして、警察は……というか政府はどう対応するんだって話だよ。どうなると思う? 俺にはさっぱり見当がつかん」
「神様だもんねえ」
「晄、お前……さっきからそればっかりだな。リアクションが貧困過ぎて他人事ながら悲しくなってくるぞ」
「仕方ないでしょ。夜渚くんが内緒にしてたせいで私なんにも知らなかったんだもん。木津池くんでさえ教えてもらってたのに」
「別に晄だけ仲間外れにしていたつもりは無いぞ。木津池が勝手に嗅ぎ付けてきたんだ」
「そう……分かった。じゃあ私も電研に入って宇宙の真理を探すことにする。そしたら夜渚くんはもう隠し事できないよね?」
「それだけはやめてくれ。この世に木津池は二人も要らん」
「じゃあもう秘密無し! 絶対無し! 私は開かれた夜渚くんを要求します!」
激しい剣幕でまくし立てる晄に明は嘆息。
気が付くと、大人たちが微笑ましいものを見るような目をこちらに向けていた。あの稲船までもが。
こういう空気は嫌いだ。否応なしに自分が子供である事実を突き付けられているような気がして、むかっ腹が立ってくるのだ。
たまに思う。この事件を経て、自分は成長したのだろうか?
したといえばしたような気がするし、根っこの部分は全く変わっていないような気もする。何かにつけて白黒付けたがる明でも、これだけは謎のままだ。
「心配しなくていい。少なくとも君たちに危害が及ぶようなことにならない。そうさせるつもりも無い。最悪の場合でも死ぬのは私だけだ」
表情を引き締め直した稲船が、祈るように目を閉じる。
が、すぐにその目は開かれた。彼の頬を両手で挟んだ沙夜が、その指先で強引に開かせたのだ。
「沙夜……?」
「駄目よ、隆二さん」
沙夜はそのまま稲船の顔を自分の方に傾けると、
「罪を償うのは構わない。だけど命を投げ捨てることだけはしないで。でないと、また私は取り残されてしまう」
「しかし……私はそうされても仕方のないようなことをしてきたんだ。責任は取らなければならない」
「なら私に対する責任も取って。私はもう隆二さん無しでは生きられないんだから、あなたには私を幸せにする義務があるわ」
怒り気味に言葉を重ねた後、沙夜は不意に表情を弛緩させた。
「何年かかってもいい。でも、最後には必ず帰ってきて。私はずっと待ってるから」
咲き誇る此花のように鮮烈で、さりとて岩のように朽ち果てぬ悠久の想い。
言葉を止めた二人の距離は少しずつ縮まっていき……そこで明は強引に後ろを向かされた。
「夜渚くんの馬鹿っ! ちょっとは空気読んであげなよ!」
「知らん。公衆の面前でイチャつくのが悪い」
「夜渚くんったらほんとデリカシーの欠片も無いよね……。当分会えなくなるんだからそれくらい構わないでしょ」
晄と共に、そっぽを向いて別れの儀式が終わるのを待つ。
愛する二人は明の我慢が限界に達するまで名残を惜しんだ後、ゆっくりと体を離した。
「……では、行ってくる」
「いってらっしゃい」
最後に一瞬だけ視線を絡ませると、稲船は毘比野に促されて車に乗り込んだ。
徐行しながら遠ざかっていく車を見送りながら、沙夜は一度だけため息をつく。だがすぐに頭を振ると、
「私も、頑張らないとね」
「そうするといい。先生が充実した人生を送ることが稲船の励みになる」
「ええ。でも、いざという時はあなたたちにも頼らせてもらうわね」
沙夜はにこりと笑うと、
「さしあたってはお偉方への根回しかしら。隆二さんが死刑にならないように色々とお願いね」
「おい待て。頑張るってそっちの意味か? というか俺に政府を脅迫しろと?」
「やあね、生徒にそんな物騒なことを頼むわけないじゃない。ただ、あなたたちの力を使えば"ビックリさせること"くらいはできるでしょう?」
「なおさら悪質だろうが」
教師は聖職などとよく言ったものだ。しれっと言い切る沙夜を前に、明は閉口せざるを得ない。
あるいはこれが長倉沙夜という女性の本質なのかもしれない。
直情的で型破りで大胆不敵。だからこそ彼女は生徒に好かれ、稲船の凍った心を溶かすことができた。
(まあ、倶久理あたりに祟ってもらえば何とかなるか……)
夜ごと怪奇現象に悩まされるであろう関係者たちには同情を禁じ得ない。明にできることは、どうかそのような外法に頼らなくてもいいようにと願うことだけだった。
「さて、と。私と沙夜先生は学園の様子を見て回るつもりだけど、夜渚くんも一緒に来る?」
稲船を乗せた車が見えなくなってから、晄がくるりとこちらを向いた。
明は悩むように視線を動かしていたが、背後から聞こえてくる足音が思考を中断させた。
「悪いが、急用ができた。大方、生徒会からの呼び出しだろう」
「生徒会? また何かあったの?」
「さあな。とにかく行けば分かるさ」
桜並木の向こうからやってきたのは望美と黒鉄だった。
黒鉄は自己を主張するように大股開きで。そして望美は数歩後ろをマイペースに歩いてくる。
「お前たちも招集されていたのか。ということは……また面倒な案件か?」
「たぶんそう。私たちも詳しいことは教えてもらってないけど」
「こちとらややこしいのは勘弁なんだけどな。せめてどいつをぶん殴ればいいのかはっきりしてから呼べっての」
二人は明の姿を見とめると、立ち止まって小さく手を挙げる。
明は同じ動きで応えてから、その手を後ろに振ることで晄たちへの別れを告げた。
「お勤め頑張ってね! 私も明日は行くから!」
明るい声に後押しされた明は小走りに並木道を駆けていく。
六時限目の終わりから一時間以上経っているが、これから下校を始める生徒はまだ多い。
黒と朱色の流れに逆らって進む青のブレザー姿はとても目立つものだ。ほとんどの者はもう見慣れているようだが、それでもたまに好奇の視線を感じることはあった。
「木津池の野郎め……毎度毎度俺様をパシリに使うんじゃねえっての。こういうのは普通新参者の役目だろうが。なあ転校生」
「その偏りまくった慣習はさておき……もう何か月目だと思っているんだ? いい加減"転校生"とかいう雑な呼び方はやめろ。俺の名前は夜渚明だ」
「まだ高臣の制服も買ってねえのに転校生扱いすんなってのは無理があり過ぎんだろ……」
「言われてみれば、夜渚くんってずっとブレザーのままだよね。何か特別な思い入れでもあるの?」
生徒会室への道すがら、望美が遠慮がちにこちらを見た。
また言い辛い事情があると思われているのだろうか。実際はそれほど大した理由でも無かったので、明はなんでもないといった風に手を振った。
「単に経費を節約していただけだ。何せ、事件の捜査にどれくらいの時間が掛かるのか分からなかったからな。ただでさえ両親には負担をかけているのに、高い金払って制服を用意した途端に事件解決……なんてことになったら、それこそ無駄金だろう」
「ってことは、夜渚くんは犯人を捕まえたら元の学校に帰るつもりだったの?」
「まあな。当時はここまで大それた話になるとは思っていなかったし……」
「じゃあ、今は? 妹さんの仇を討った今、夜渚くんはどうしたいの?」
「ん……ああ。どうする、とな? そうだな……何というか……」
答えは決まっている。が、改めて口にするのは恥ずかしかった。
明は答えをはぐらかすように目を逸らし、それを追うようにして望美が首を伸ばす。
フラットな視線は安易なごまかしを許さない。明がいよいよ進退窮まろうかという時、廊下の先に生徒会室の大扉が見えてきた。
「来たね、三人とも。これで全員かな」
扉の前には先月末に任命されたばかりの新生徒会長と副会長が待ち受けていた。
会長は当初の下馬評通り、圧倒的多数の信任を獲得した猛だ。
実務能力、人望ともに信頼できる彼が会長の座に就いたことに異論は無い。問題は隣でニヤケ面を晒している副会長だ。
「ごきげんよう夜渚くん。やはり俺たちは共に同じ星辰の下を進む運命のようだね?」
「お前が呼び出したんだろうが。マッチポンプも甚だしいぞ」
「だけど君はそれに応えた。その選択こそが光の戦士たる証明なのさ」
これ以上反応したら負けだ。明は無視して木津池の横を素通りする。
正直、どうしてこいつが当選したのか理解できない。ネタ票をかき集めたにしても不自然だ。何らかの不正があったとしか考えられない。「こいつならやりかねない」という嫌な信頼がそこにあった。
(まあ、現状ではこいつがいた方が都合がいいことは否定しないが……)
木津池の良く分からない講釈を聞き流しながらテーブルにつく。既に大半の席は埋まっており、顔ぶれも見知った者ばかりだ。
向かいの席には前期に続いて役員となったクロエと蓮が座っており、窓のそばには武内が、そのまた横に門倉が立っている。
「さすがにこれだけ人が増えるとここも満員よね……。任期中に机と椅子をもう一揃い買っておいた方が良かったかしら」
「構わぬ。年長者である我々が立てばいいだけの話だ。……だからだな、蓮もその捨て犬のような顔でこちらを見るな」
「す、すみません暁人様っ! でもなんか、僕たちだけ座ってていいのかなって……」
「いいんですよそんなこと気にしなくて。前会長はその気になれば空気椅子の姿勢で眠れる人です」
いつもの漫才を続ける四人から目を離し、右隣を見る。
そこでは高臣の制服ではない三人がこちらに笑いかけていた。斗貴子と倶久理、そしてスクナヒコナだ。
「珍しいな。お前たちがわざわざ高臣までやってくるとは」
「今回は難解な事件が目白押しですから、人手はいくらあっても足りないんです。明さんも捜査にかこつけて遊び歩いたり私をデートに誘ったりしては駄目ですよ? ちなみに私はどちらかというと和食派です。天ぷら蕎麦とかいいですよね」
「まかり間違ってもお前を誘う気は無いが……目白押しだと? 複数の事件が発生しているのか?」
明が声を潜めると、斗貴子は猫のように悪戯っぽい微笑を見せた。嫌な予感がする。
その予感を裏付けるように、倶久理が手帳の内容を読み上げていく。シックな柄の生徒手帳に記されていたのはゴシップ誌の見出し記事顔負けの怪文書だった。
「夜な夜な田畑を荒らす巨大ミミズ、駅前のドッペルゲンガー騒ぎ、空飛ぶピラミッド……今はこの三つですわね。わたくしとしてはピラミッドという異国情緒あふれる響きにとても興味を惹かれるのですが、明様はどう思われますか?」
「どうせ全部ガセだ。俺は帰る」
席を立とうとした瞬間斗貴子に肩を押さえられた。明は観念して倶久理の語る嘘くさい目撃情報やら何やらを聞き続ける。
「──というわけで、ドッペルゲンガーについては荒神の仕業と考えるべきだと思うのですが……スクナヒコナ様はどう思われますか?」
「ええ、間違いないと思います。おそらくウカノミタマの眷属でしょう。巨大ミミズの方はまだ分かりませんが、空飛ぶピラミッドには心当たりがあります」
「マジか……」
自信ありげなスクナヒコナに若干引き気味の明。そしてロマンの気配に目を輝かせる倶久理。
スクナヒコナは真面目な顔で、
「高天原が誇る空中機動要塞──飛来御堂。状況から考えると、活性化した遺跡の影響を受けて起動したものと思われます。今はまだ哨戒を続けているだけのようですが、早いうちに対処する必要がありそうですね」
話が進めば進むほど、明の中で現実というものの存在が形を変えていく。いつも見慣れていたはずのそれは、いつの間にかおぞましい雄叫びを上げる怪物と化していた。
確かに現神との戦いは終わった。だが、彼らのやるべき事は山積みだ。
この橿原市には未だ多くの荒神が存在している。
息を潜めて荒神狩りを逃れた者。己の異能に気付いてすらいない者。そういった人間は今後も続々と現れ、大なり小なり騒ぎを起こすだろう。
注意すべきは荒神だけではない。
この二千年、高天原文明の遺跡はロクな管理もされぬまま捨て置かれていた。膨大なエネルギーを秘めた遺跡がひとたび暴走すれば、この橿原市は再び大いなる危機にさらされるだろう。
そういった問題を解決するためには、やはり荒神の力が不可欠なのだ。
新たなる戦いを前に皆の士気はますます高まっていく。明はうんざりしたような顔で肩をすくめ、
「私、まだ答えを聞いてない。結局夜渚くんはどうするの?」
望美が顔を覗き込んできた。
とても楽しそうで、少し得意げで。彼女のそれは、とっくに答えを知っている顔だった。
明はしばし考える振りをして、精一杯もったいぶって、とてもとてもとても──これ以上無いくらいめんどくさそうな顔で、こう言った。
「もう少しだけだぞ? もう少しだけ……このトンデモな日常に付き合ってやる」
私立高臣学園。
地域の名勝、耳成山のふもとに建てられた高等学校である。
だが、いつからか、一部の者はこの学園をもう一つの名前で呼び始めた。
人として神の力を振るう者、貴き神々の眷属──荒神の集う場所。
荒神学園、と。
完
これにて完結です。ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
今後の活動等は後日活動報告にて。後日談は早くても年明け以降になると思います。




