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ボタン

作者: on

(フィクションです)

彼の肉体改造が始まって早三ヶ月が過ぎた頃


履いていたズボンがキツいと言い始めた

そう、その筋肉にシャツのボタンまでもが自分に合わないと逃げてしまったのだ。


胸のボタンが先か腹のボタンが先か


お互いボタンという立場でその筋肉には

自分に釣り合わないと自覚しているのでお互い牽制しあっていた


そして先に裂けたのは不意にしゃがんだ拍子のズボンの股だった


ボタンは「先を越された」と戦いた


こうしてはおれんと立ち上がった瞬間にボタンは自分もと我先に弾けとんだ


彼女らは自由を手に入れたのだ

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