表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

ナイトツーリング①

大量の書類を書き終えた。ふと、時計を見ると公務終了の時間だ。いつの間にか横山も帰ってきていた。

負傷した足立さん以外は、部屋に集まり終礼を行う。

「今日1日お疲れ様ー。明日から頼むわね?」

「ってことは、お留守番係解放ですか!?」

横山が嬉しそうに、班長に訪ねる。

「まぁ、そういうことになるのかな?今まで通りにやっていけばいいってことよっ。」


終礼を終え、俺たちは帰路につく。

「足立さんどうやって帰るんだろう。」

「歩いて帰る訳にもいかないわよね。」

「俺がバイクの後ろに乗っけて帰るか!」

「そうねぇ。そうしたら?」

なんか星沢さんの声が冷たい気もするが気にしないでおこう。


医務室を訪れると、足立さんが座っていた。

「どう、まだ痛む?」

「だいぶ収まってきたけど、歩くと痛いわね。」

「歩いて帰るのは無理そうだから、俺の後ろに乗る?バイク。」

「え?いいの?」

「うん。」

「じゃあ、すぐ前にバイク持ってくるからここで待っててよ。」

「分かった。ありがとう空野くん。」


駐輪場からバイクを持ってきて、足立さんを呼びに行く。

「足立さん外まで歩ける?」

「そ、それくらいなら⋯⋯。」

苦戦しながらも、バイクにまたがることに成功した。

「思ってたより怖いね。」

「腰掴んでて!落ちたら困るから!」

ギュッ

背中になにか柔らかいものが当たる。

ダメだ。安全運転!気にしたら事故る!


背中に存在を感じながら夜のドライブ(家に送るだけだが)が始まった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ