1話 すべてのはじまり
どこにでもいそうな高校男子、神田 良一(かんだ りょういち)は、
とても普通で平凡でつまらない毎日を過ごしていた。
自分に何か特別な能力でも備わらないかぎり、変わった日常を過ごせないとも思っていた。
今思えば、このどーでもいいような考えこそが、今の自分から変わろうとするその考えこそが悲劇を生んだのかもしれない...
ある日、いつものように高校に通っている日だった。
この日はちょうどテストの終わった後で、友人達もテンションが高かったようだ。
「よっしゃあ!!テスト終わったぜぇ!!」「うぃぃいい!!!」などという声が、聞こえていた。
俺もそこそこテンションが、高くなっていた。
気分晴らしにゲームセンターにでも行きたいと思い、友人の中川 正志(なかがわ まさし)を連れていた。
どうでもいい話などしながらゲームセンターに向かっている途中に黒いフードの男とすれ違った。
怪しい雰囲気をわざと出しているのか、本当にやばい奴なのかちょっと考えながらゲームセンターに向かった。
ゲームセンターに到着し、しばらく中川と徘徊してると見当たらないゲームがあった。
中川は、違うゲームのところに行きたがっていたので俺だけがそのゲームを見に来た。
初めて見るゲームなのに新しくは、見えない。少し興味がわき、コインを入れてみた。
しかし何も起こらなかった。故障中かなと思ったので店員のところへ行こうかと思い振り向いたら...
「.........あれ?」
さっきまでは、ゲームセンターにいたのに町の真ん中にいた。
記憶がとんだのかと思ったが、違った。目の前にさっきのゲームがあった。
頭の中が混乱している。
その時だった。ゲームセンターに行くときに見た黒いフードの男がいた。
さらに頭の中が、混乱した。
「ここどこだよ!?」
混乱のあまりとっさに聞いてしまった。いかにも怪しい男に聞いてしまった。
ポケットをゴソゴソしていたのでナイフでも取り出してくるのかと思ったが、何やら丸まった紙を取り出した。そして、やっとその男の口が開いた。
「welcome to heaven」
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