アスターテ皇国 4(マリン 2)
読みが最低限は分かるのは良かった。
もちろん、分からないフリはしてるけどね。
せっかくの絵本は朝方に見ている。
そして、今の私は割と弱っちく見えるはず。
だっていつもお腹いっぱい食べてないもの。
そう考えて、使用人の前で寒そうに弱そうに震えて見せた。そうして新しい衣類をゲットした。
(使用人の子どものお下がりだけどね)
基本、私は話せないフリをしてるので、使用人たちのおしゃべりをしっかり聞いていた。その上で夜に本邸へ忍び込み大まかな室内を把握した。
そっと、日持ちする食べ物をわからないように頂戴していって少しずつこの家を出る準備をした。
話によると多分、ここは貴族らしい。
そして、本邸には私の妹がいるらしい。
でも、家族が来たのはあの一回きりだった。
まぁ、
暴力振るわれるよりは良しとしよう。
❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁
やっと、準備が整った。
もらった服をしっかり着込んで、目立つ髪を布で巻いた。
もともと綺麗ではないけれど、それでも肌を汚して
薄汚れた下町の子どもに見えるようにした。
そうして本邸から、ほんの少しの換金できそうな小さな置物をもらってから出発した。
これからやっと私は自由になれるはず。
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改稿しております。
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