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私が誰だか、分かってますか?  作者: 美麗


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アスターテ皇国  5

私の可愛い シルヴァ=シュトラウス=アスターテ


すくすく育ったシルヴァは、もう5歳


皇帝と皇后の仲は睦まじくあるが、出産時の状況により次子は難しい

皇国を取り巻く他国の情勢は問題なく

無理に他国との政略結婚をする必要もない

それでも

周囲からの圧は厳しく

皇帝と皇后の頭を悩ませていた


皇帝としては、

特に側室を持つつもりもなく

皇后へのみ愛を注いでいた


情勢が落ち着いていることもあり

皇后のみを目に映す皇帝の傍に

国内の高位貴族が娘を送り込んでくることはないが


下位貴族はそうでもない




皇后の信頼の厚い侍女はマリンのみ


人目につくような場に出ることはないが

皇后の懐刀として名を知られることとなる



皇帝にもマリンにも愛はない

ただ

二人には

心から愛する

エカリテがいる


これ以上エカリテを苦しめるよりはと考え


苦渋の決断として


エカリテにも十分に相談をし

互いに心がないことを話し


次子の必要性をエカリテも理解し

孤児にしては美しいマリンの容姿も鑑み


ついにマリンを妾妃として迎え入れた


マリンの知識をフル活用して…


ただ一度の閨にて


マリンは娘を身ごもった


私の可愛いシルヴァ

もうすぐ9歳

そして

私の可愛い

マリアーナ


なんて二人とも愛おしい








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