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私が誰だか、分かってますか?  作者: 美麗


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アスターテ皇国 4 (マリン3)

朝方 出発

体力なさすぎて下町へ着く前に座り込み

ここはまだ貴族街らしく

王宮に皇太子妃教育へ行くお嬢様に拾われる

(今ここ)


ラッキー


馬車で石でも飛ばしたかと思い止まってもらえて良かった〜

お嬢様も普通はこんな得体のしれない子ども連れて帰らないよねぇ

全てはラッキー

しかもお風呂で洗われて

ピカピカ 真っ白 まるで絵本の妖精

(いや、お嬢様が言ったよ)

の私を見て 外に出すのは危険だとお嬢様が決めてくださった!


日光には弱いしね


一応お嬢様のご希望により一から教育を受けましたよ

でもね、前世知識あるからさある程度はクリア

メイドから働くことになりました


お嬢様のおかげで外で洗濯や買い物等の仕事することなく、基本室内での勤務


平民で孤児でこの見た目で行くところがなく…

と話すとお嬢様にお名前つけて頂きました

私は今日からマリンです


だって今まで名前呼ばれたことなかったから



お嬢様付きになったけど

いや

お嬢様感情の起伏あんまりない…

助けてもらってなんだけど…


まぁ、誰もいない時なら

ちょっと甘えよう

ちょっと困らせよう

ちょっと笑わせよう

ちょっと心配してみよう

しても

良いよね


お嬢様

優しい優しい

お嬢様


少しずつでも

楽しいこと

嬉しいこと

一緒に増やしていきましょう




薄汚れた私を抱きしめてくれた

お嬢様


大好きです






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