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苦手な方はご注意ください。

THE FINAL OF XXXXXX

作者: otiba

現実にあったらやばいね

2087年 シンジラレヌ共和国では、出生率低下の過疎化により、労働力となる人口が減っていった。

そこで、大統領のウエスト東山と、田中残業グループコーポレーションが共同開発したのが、「KN人間」だったのだ。(kikaikasaretaningen) その仕組みというのは、車のエンジンの動力を利用して、人のパワーを大幅に上げ、主に炭鉱などの力仕事などに利用される。 鉱山資源が世界の中でも極めて多いこの国にとっては、非常に大きな労力になると予想されていた。

早速、希望者から、KN化する手術が始まった。 すぐにKN人間の評判は広まり、国内外で大人気となり、希望者が絶えなかった。

しかし、すべてのシンジラレヌ国民がこのことに関して首を縦に振らなかった。

理化学研究者のモヤシディナー篠懸氏が、KN人間に関しての反対意見を述べた

これはその一部を切り取ったものである。

「人の内臓に極めて高い熱を出すエンジンを入れると、内臓がいずれエンジンの出す熱の暑さに絶えられなくなり、生存に欠かせない臓器に大きな影響を及ぼすことになる。」

しかし、環境ゆえに他の国の比べて平均的な知能が低いこの国の国民には、彼のいう言葉がわからなかったのだろう。

国民達が、彼の言うことの意味を知るのは、わずか4日後のことだった。

1人の青年が亡くなった。 死因は不明だ。 彼は、KN化を最初に希望し、この国最初のKN人間となった青年だった。

医師による司法解剖の結果。医師の口は開いたまま塞がらなかった。

なんと、死体のエンジンが、まだ動いていて、彼の内臓を溶かしていたのだ。

このニュースを知って、最も震えたのは、2番目にKN人間となった女性だった。

彼女は、「死にたくない 死にたくない いやぁあぁぁぁぁぁぁ!!!」

と言って、家から飛び出した。 彼女による無駄な行動は人生と共に終わった。

しかし、彼女の最期が、国民を震わせたのだった。

彼女の時が止まった瞬間。

肉と機械の音がした。

そこには、尸となった彼女だった物と、腹から赤く染まったエンジンが肉に塗れて飛び出していた。

エンジンが暴走して、彼女の腹を突き破ったのだった。

彼女は生前富豪だった。 大きな炭鉱を経営していて、月に200000$を稼いでいた。

彼女は、この手術の為だけにランボルギーニを購入し、取り入れていた。

彼女の腹はランボルギーニの700馬力のエンジンにたえられずに、死んだ。

この事件を知って、国民はモヤシディナー篠懸の言ってることがわかった。

シンジラレヌの大統領はついに、KN人間に対して、エンジンを取り除く手術を受けさせた。

なんとか、KN人間は普通の人間に戻ったが、これまでにシンジラレヌ国民の15分の1が犠牲となった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





2112年 アリエネーヨ共和国から2500km以上離れた ハヤクネロ国領、ウィング・ラビットパンチ島では、人口24万人。面積は日本の千葉県の半分を2倍してそこから香川県の面積を引いたぐらい

そんな島で、こんな会話がされていた。

「なるほど、KN化人間の手術は2500ドル前後か。」

「もし希望の車種があれば、その車のエンジンを使用することもできますが、いかがなさいますか?」

「それでは、これを頼む....」

「!? わかりました....... ですが、本当にこれでいいのですね?」

「私はこれのために受けに来たんだ。これでなくてはならないのだ。

「それでは、手術室へ」

医師「なんか、10人ぐらい続けて、同じ車種を希望してるよな...なんでだろう。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


〜NEWS EVERYBODY ~

25日午後6時頃、ウィングラビット島北部にて、テロ事件が発生。

犯人と見られる男が死亡。 52人が怪我をしました。

目撃者によりますと、 「犯人は突然口から大砲のようなものを出していた」

などの情報があり、警察は犯人の身元を調べると共に詳しい死因を調べています。

ワンナイトチェンジ田中「これってもしかして、同じテロ団のラリアット永井じゃね?、あいつと連絡取れる?」

シーザーサラダ和田「...... だめだ。繋がらない。」

ラジアル那原「え、、やっぱり、死んだのは、永井じゃ...」

ドントレス田城「そんなはずはない...きっと帰ってくるヨ 待とう。」

3日後。

〜NEWS EVERYBODY 〜

先日起こったテロ事件の犯人の身元が判明しました。

ウィングラビット島に住む無職のラリアット永井さん (31)と見られています。

また、容疑者の遺体から戦車のエンジンが見つかったとして、警察は すでに禁止されている。 「危険物化法」に違反してると見て、手術をした医師の行方をおっt

速報です! 容疑者の自宅から計画書のような物が発見されました。

計画書には、アジトが書かれた住所のような物が書かれており、警察は今日中にアジトへと調査する方針で捜査を進めています。

一同「え???」

レベルアップストップ須藤「待って、警察がここにくる?今すぐに逃げないと」

ピンポーン♪

一同「ビクッ!!」

「宅配便でーす!」

シーザーサラダ和田「なんだ 宅配便か、俺が受け取ってやるよ、」

警察「と見せかけて警察でーす。」

シーザーサラダ和田「えっ!?」

警察「あのお話があるので署の方に....」

シーザーサラダ和田「え?ちょっ おい 助けてくれーーーーーくぁwせdrftgyふじこlp」

既に他の仲間は逃げ出していた。

ファイヤーバード井本「はぁはぁ...和田には申し訳ないが、俺らは死にたくないもんでね。」

シーサイドブルーバード倉崎「和田はいい奴だった。 でもあんな終わり方だなんて...」

ハンバーグポテトチキン松田「とりあえず、あの家にはもう戻れない。どこか、隠れ場所を探さないと.....」

一方その頃 ウィングラビット警察署では。

バンバンビースト森崎「なぁ、、仲間はどこに行ったんだよ。10秒黙るごとにお前の腹を裂いてやる」

シーザーサラダ和田「離せよ!!やめろよ!!!! 教えるつもりなどない!!」

バンバンビースト森崎「ダメだっ!仲間の居場所を吐け!!出ないと、お前の腹からエンジンが....」

シーザーサラダ和田「........」

バンバンビースト森崎「そうか......わかった」

~~~~~~~~~~~~

警官A「なんだがこの辺生臭いな....あと油の香りも混じってるぞ.....」

警官B「多分ここの取調室から....ちょっと見てみよう。」

警官A「おい、なんだこの香r!???」

警官B 「どうした?」

警官A「あっあああ...ああ」

警官B 「あ? !??? あっ、....」

彼らの視界に入ったのは 赤くなったエンジンと尸と化したシーザーサラダ和田だったのだ....

警官A「お、おい 森崎!お前そこまでする必要はあったのかよ!!あんな酷いことするなんて!流石に酷すぎるだろ!!そもそもお前何やったんだよ!!」

バンバンビースト森崎「非人道的な行為をした代わりに、とんでもない事実を発見したんだ。」

警官A「?」

森崎「先週、1人の男が爆破して死んだだろ、そいつとエンジンが同じだったなのさ、完全に共犯だ。計画してたんだ。奴らは。」

警官A「.......」

〜NEWS EVERYBODY~

先日の爆破事件の犯人の仲間と見られる男性を逮捕、処刑しました。

男性の名前は、シーザーサラダ和田容疑者。

処刑後、警察が司法解剖をした結果、爆破事件の容疑者と同じエンジンが体内に入っていたということです。

警察は、他にも仲間がいると見て、捜査を進めています。

⁇?「まさか俺らが開発した物がこんな結果になるとは.... このままあいつらを生かしておくと他の国民にも影響を及ぼすかもしれない。 そうなる前に早くあいつらのことを......」

ドントレス田城「とりあえず、隠れ場所となる洞窟を発見した しばらくはここで生活できそうだな、 だが、もし1人が見つかれば全員が捕まる。 距離をとって寝よう。」

レベルアップストップ須藤「そーだな。とりまおやすみー」

ラジアル那原「うんおやすみー」




AM 02:47:14 wing rabbit punchisland Message

02:47:14 すみません。 ちょっといいですか?

02:47:29 はい、どうされましたか?

02:48:03 こないだのテロ事件の共犯者がいました。 名前はドントレス田城です。

02:48:24 なにか証拠となる画像などはありますか?

02:48:55 photo 4ABE2%F 場所はGPSでわかる筈です。

02:51:46 すぐに隊員を向かわせます。


ラジアル那原「ん? あっちの方からなんか騒いでるような」

那原「!?」

ドントレス田城「おい!やめろ! 離せ!クソッ!やるしかないっ!」


大きな音がしたかと思えば、

あたり一面は火に包まれた。


ただ聞こえるのは、火が燃える音と、風の音だけだった。


那原「早く、逃げないとっ......火が、俺のところにまで...」


翌朝8時、ウィングラビットパンチ島にあるカノジョクレ山で8人の遺体が見つかった。

2人は、テロ団のメンバー、6人は通報を受けて駆けつけた捜査員だった。

死因は焼死だった。

???「うっ...捜査員を巻き込んでしまったのは痛いミスをした。 しかし、1人を処分するはずが、2人処分できたんだ。 でも、いつか俺も処分されるのか?.....」


ワンナイトチェンジ田中「 この手術で世界を俺たちのものにしようって、支配しようって決めたのに、どうしてこんなことになってしまったんだよ ただの犯罪者になってしまった..... 仲間も失い....俺はもうここで終わるのか?」

ファイヤーボード井本「まだだ....俺は最後まで抵抗をし続けるぞっ! 俺らが負けるわけないんだ!.. 絶対にっ!!」


ハンバーグポテトチキン松田「しばらくはここにいよう.... 変に外に出たら捕まるかもしれない。 隙を見つけて脱出を図る」


数日後の夜中....

⁇?「よし、次はこいつを...」


翌朝

ハンバーグポテトチキン松田「おっはー」

ファイヤーバード井本「おはようございます」

ワンナイトチェンジ田中「おはよう」

レベルアップストップ須藤「おはよー...ってか 倉崎は?」

ファイヤーバード井本「確かに、倉崎が居なくなってる....」

ビロリン♪ ahoo!NEWSの通知がした。

「テロ団の新たな仲間か、ウィングラビットパンチ島で倉崎と名乗る男性を逮捕、処刑」

「警察は、テロ団は全員ウィングラビットパンチ島に潜んでいると見て、捜索を続けています」

レベルアップストップ須藤「大丈夫だろ..ここは千葉県の半分を2倍にして香川県の面積を引いたぐらい広いんだから」

ワンナイトチェンジ田中「それは千葉県の面積から香川県の面積を引いたのと同じだね。」

ファイヤーバード井本「まぁここにいられるのもあと少しだけだ 早く脱出先を見つけなければ...」

???(あと少しだ。 こいつらを処分する時間も)


その日の夜..

ファイヤーバード井本「やっべ、目覚めちった...寝れないし散歩でもするかぁ


ん? 誰か喋ってる?」


ワンナイトチェンジ田中「はい、見つけました。レベルアップストップ須藤です。 すぐに....お願いします」


ファイヤーバード井本(田中が、隠れて通報して、仲間を.... 今すぐ止めないとっ でもまずは、須藤に知らせないと...)

「おい!!須藤!!起きろ! 通報されたぞ!」

須藤「? どういうことだよ」


井本「田中がっ....通報して....」

須藤「!? まさか、あいつが裏切っt」

井本「ん?誰かが山に入ってきて.... 」

須藤「こんなにも早く捜査員が来てるというのかっ... 井本!早く逃げるぞ」

井本(このまま逃げても逃げ場がなくて捕まるだけだ...須藤を守るために俺は....)

井本「須藤、お前だけ逃げろ...俺は奴らを止めてくる」

須藤「お、おいどうしたんだよ!逃げないと!」

井本「ここでは、誰かが犠牲にならないと.....他の奴らが助からないんだ。」

須藤「........。」

井本「じゃあな」


須藤はただ逃げた。 ずっと奥の方に逃げた。

その時、奥から爆発がした。

田中「くそっ!!バレたか、 仕方ない。 最後の2人は俺が消すしかないっ......」

須藤「すぐに、松田にこれを知らせねばっ.....」

松田「おい!なんだよこの爆発はっ!!」

須藤「田中だよ.....」

松田「? お前は何を言って」

須藤「田中が俺たちのことを通報していた。 だから仲間が...

もう残っているのは俺とお前だけなんだよ...」


田中「すまない。 こうするしかなかった。

ただ、俺は、こんなことになるなんて思わなかった...

ただ、世の中を良くしようって....」

須藤「どういうことだよ それはっ.....)

田中「なぁ...最初に KN化手術を開発したのは、誰だと思う?」

松田「えっと...田中残業株式会s!?っ」

田中「俺だよ。 お前らを作ったのは。 俺はただ、労力を上げるために開発しているのにお前らがあんな物騒なことを計画するから、こうするしかなかった。」

松田「......。」

田中「俺は、お前らに死んでもらうためにここに入って、お前らを殺さないといけない。お前らがどんな言葉をかけても俺の気持ちは変わらない。、お前らを殺せば終わりなんだ。 申し訳ないが、お前らを 殺す。 そして、俺も 死ぬ。 俺のしたことは重罪だ。 許されることではない。)

松田「おい!やめろ!!早まるなって! 待てよ!」

須藤「逃げるぞ。 松田」

田中 「最期の一撃だぜ。」田中の口からは戦車砲が出てきた。

バーーーン

松田「嫌だ!!逃げ遅rぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!っ......

須藤「松田...........」

その時、山全体が燃えた。

もう火の手が山全体に回っていて逃げることは不可能だった。

須藤「嫌だあぁ! 死にたくない 助けてくれぇぇぇえ!!

やめろっ!!! うわあぁぁぁぁぁあ!!!!」


看護師A「須藤さん!!しっかりして、もう大丈夫だから、もう大丈夫だから、 」

須藤「嫌だっ もう 死ぬ た、助けて...」

看護師B 「052号室の須藤さん。まだうなされているのね。

あそこには行くなってわかってるのにするから...

どうしてみんなわかってるのに行くんでしょうね。

そこに行った人はみんなあぁなるのに。

ずっと毎日同じ幻覚を見て、ずっとああなって..」

看護師A「.......」

HAPPY END


見てくれてありがとう!!

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