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居場所

作者: ある

話したくなったから話すね〜あくまで私目線の半分くらいフィクションだと思ってもらえたら嬉しいな。

今でこそTwitterとかで絵描いたり悪ノリしたりできてるつもりだけど、小学校の時は本当に何も話さなくてずっと本読んでるような、すごく無愛想で無口で無表情なやつだったのね。

だからまぁ必然なんだけど、みんなに怖がられて、避けられて、話しかけるとすごい敬語使われてさ。褒めてくれることもあって、認めてもらえた気がして嬉しいこともあったんだけど、後で考えると私のことを避ける口実をつくるためか恐怖心からだったのかなって、他の人がやってても何も言わないようなちょっとすごいこととかをしただけでもすごい神様だって褒められて、だんだんご機嫌取りなのかなって、それに天才は生きてる世界が違うって言ってくれるのは私のことを避けるための口実なのかなって思っちゃって子供ながらに傷ついてたの。

なんでみんなと遊べないのって違うのって。

こんな性格だけどね、ほんとはみんなともっと喋って、笑って遊びたかったの。放課後にみんなで集まって、家とか公園で鬼ごっことかドッチボールとかして遊んだり時には喧嘩したりっていう、楽しそうな子供っぽい馬鹿らしいことしてみたかった。みんなのグループに入りたかった。


でもどうすれば良いのか全然分からないの。

だってもうこの静かな性格は定着してるし、クラスのみんなの中でも私は何考えてるのかわからないなんか怖いやつって思われてるじゃん。

話しかけてもびっくりされる。

しかも何かしたらすごいって過剰に言われるんだよ。居心地悪い。

どうすれば良いの?今からでもみんなと仲良くできないの?

私が悪いの?

私が人見知りなのがダメだったの?

こんな性格だったからかな。

教えてほしい。みんなどうやって人に声かけて、どうやって仲良くしてるの?

どうやったら怖がられないの?どうやったら楽しく話ができるの?

ねぇ。

なんでそんなに遠くに行くの。

教えて。


心の奥ではどうせもう無理なんだって、みんなに一生怖がられたままなんだって思ってる自分がいて、それがまた悔しい。

一年生の時はもっと学校って楽しいところだと思ってたのにな。

つまんないや。みんな優しくしてくれないし、ドッチボールがすごく得意だって知られたらもっと敬遠されるんだろうな。

どうせドッチボールに参加してもボールの取り合いばっかで楽しく無いし、クラスメイトが楽しそうにしてるのをみるのも辛いし、いっそ妄想に身を沈めるのも悪くないかもしれないね。


私はだから本を読んで、ひとりの作家さんのシリーズを読むようになって。

その本の中では、無愛想な人も幸せに暮らしていたの。

性格が捻じ曲がってる人も、初めて会った相手を殺そうとしてしまう習性を叩き込まれた人も、みんな苦労しながらも楽しそうに、とても有意義な時間を過ごしているような世界が広がってた。

私もこの世界の住人になれればな。よくそう思っていた。現実はつらい。私を知ってその上で認めてくれる人なんて居ない。みんな私を誤解して、表面上の私を好きでいる。なんなら表面上の私でさえも嫌っている人の方が多いくらいだ。

そして全員、私の知る限りの人全てが私の本当の考え方や口調、言動や行動、性格や価値観を嫌っている。たとえ表面を好きになってくれたとしても、そのような本当のところを少しでも見られると、すぐに引かれて離れていってしまう。

分かっている。私はわかっているつもりだった。自分の性格を分かりきっているつもりだった。

でも、そんなことなかった。

自分さえも、自分自身の理解者では無かった。

本を読んだ。そのキャラになりきった。私は優しくて気さくでとても気遣いのできる良い人だ。

キャラに共感した。

私は親や周りからの影響で感情が無くなった女の子。何も考えられず、自分で決められない。

どれも違った。

探した。

自分と同じキャラクターを。

いるはずだと信じた。こんなに沢山アニメも本もある。

そんなやついなかった。

私には物語の中で幸せになるには決定的に足りないものがあった。

優しさ。

私の中には人に対する労わりや優しさという感情が全く存在していなかった。

あるとしたらそれは自己満足の副産物だ。

人を助けるとお礼を言われるでしょ。そしたらいい人間になれた気がするんだ。演じている、憧れてるキャラに近づけた気がするの。

あとは、前の人がもたついてる時に助けてるのはさっさと終わらせて帰りたいからなんだよ。別に抜かしていってもいいなら全然無視してほっとくけど、順番ずつなら待たなきゃいけないからさ。私はせっかちな性格だから、たとえ最終の帰る時間が同じになったとしても、何か動いた方が満足感があるから。

結局全部自分のためなんだよ。優しくする基準も、このキャラならきっとほっとかないんだろうなって考えて、次にその人を助けたら次助けてくれそうだなって判断してから助けてるからね。つくづく自分でも最低だなって思ってるよ。

こんなの優しさでもなんでもないし。まぁ優しい心が無いから仕方ないんだけどね。

別に正義感も無いし、助ける意味も無いし、どうせいつかは死ぬんだし、それまでの暇つぶしの時間なら楽しい方が良いしね。どうせ一人で死ぬし、死んだら意識なんて消えるから。他人と関わったって私にとっては煩わしい鎖にしかならないなってよく思う。別れるの寂しくなったら好きな時に死ねなくなるじゃん。まぁ自殺するような度胸も人と居たいっていう思いもどっちみち無いんだけどね。

まぁそんな考え方してたら何もできないのも当たり前だね。

これがもう一つ私に無いもの。

「積極性」

どんな非道な主人公もそうなるに足る経緯がある。なかったらただの薄っぺらい悪人になってしまい、物語の深みが無くなるからだ。

戦場で育った、親に捨てられた、DVを受けた。いじめられた。

色々な理由があるだろうし、わたしにはそれがどのくらい辛いことなのか、想像もできないししたくもない。

数えきれないほど不幸の種は散らばっているだろう。

悲しいかな。

私には全くと言っていいほどそのような経験は無い。少々のいざこざや喧嘩ならしたことはあるけどそれが暴力沙汰になったことは無いし、長期的に多人数に絡まれたわけでもない。要するに箱入り娘だ。井の中の蛙だ。

親に可愛がられ、友達には頭が良いと褒められ、先生にも従順で良い子だといわれる。

私は天狗になっていたようだ。

自分でもわからぬ間に鼻がとても長く伸びていた。

口調が高圧的でかつどこか人を鼻で笑っているような言い方。言葉遣い。自分が一番だと信じて疑わない馬鹿馬鹿しいほどのプライド。小学生ながらに持っていた。

そりゃ友達も離れていくよ。自分でもこんな人とは一番関わりたくないし。

しかもそれに全然気づいてないんだよ。



テンションの上下は激しいし、友達ともまともに話せないような陰キャが憧れのキャラの真似して話してるからイタさ、不自然さもあるだろうし、後から見返してると自分でも嫌だなって思うツイートもある。

でも悪意を持ってる時は明確にそう書くと思うから、それが無かったら少々おかしくてもそういうもんだと思ってもらえたらありがたいです。

これからもよろしくお願いします。

長文失礼。

そして読んでくれてありがとう!^_^


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