キャラクターと世界観設定(軽いネタバレのみ注意、重大なネタバレは含まれません)
後々追加とかすると思いますけども。
キャラクター
緋雨[ひさめ](ストーリー序章時点齢0年)
とある陰陽師夫婦により此岸と彼岸の狭間に捨てられた赤子。性別は女。後に可憐な大和撫子へと成長する。栄養失調で危なく死にかけた。
心和[ここの](齢1000年以上)
六つの尾を持つ白い狐。
本来の妖狐は小金色をしているのだが、妖力の高い心和の髪は白銀であり、瞳は薄い紫。
高い妖力の代償としてなのか、生まれつき盲目。
しかし、必要があれば術で見える目を作るので支障はない模様。
彼岸の内乱状況を把握し、取り締まる結構偉い妖。
彼岸の警察のトップみたいなもの。
特殊な術使いであり、白狐の血肉を取り込むとその力の一端を使うことができるという噂がある。
そんなことは無いのだが、根も葉もないその噂によって命を狙われることもしばしば。
ツンデレを拗らせており、堅苦しくなってしまうのが悩み。素直になりたい。
ほとんど外に出ないため、寝間着に羽織りを着用している時が大半。
黒[くろ](ストーリー序章時点齢21年)
若き犬神。
戦闘能力は彼岸最強と名高い心和の元で修行を積んでいる。
妖力はそれなりに豊富であり、心和の命令で現場指示役として争いを取り締まりに行くこともある。
欲しいものは手に入れる、こうと決めたら曲げないまあまあ真っ直ぐな妖。
とても猫被りな性格をしている。犬なのに。
小麦色の髪と黒色の瞳。なんとなく柴っぽい。
身長がやや低いため、成長を信じて購入した着物は着崩れる。
心和には容赦のない態度だが、ヤエにはひたすら媚びを売る。
何だかんだで心和の弟子になることが出来るほどに将来は有望な妖である。
ヤエ(ストーリー序章時点齢??年)
此岸と彼岸を行き来できる特殊な青年。
1番まともかもしれない存在。
緋雨の世話はほぼヤエがしていると言っても過言ではない。
此岸での常識と彼岸での常識をきちんと理解している。
鴉のように漆黒の髪と血のように赤い瞳。
和服ではなく、パーカーと黒い羽根のネックレスを着用。
礼儀は欠くかもしれないが元気で明るい性格をしている。
立場の詳細は不明だが、此岸と彼岸を行き来できる存在は限られた高位の存在にしかいないため、かなりの高位の者である。
三毛[みけ]
此岸の品を売る珍しい商店の猫又店主。
元は此岸の飼い猫だったが、生きすぎてしまった為猫又になった。
此岸が大好きであり、緋雨の成長を優しく見守るお姉さん(年齢不詳)。
心和黒ヤエは面白おかしい三人衆だと思っている。
鼠の妖達
心和の屋敷の家政婦のような存在。
庭の木の実は彼らの御馳走であり、お給料。
心和に客の訪れを知らせたり、屋敷の掃除をしたり、心和からの指令を内乱管轄部に伝えたりするのが御役目。
詳しくは鼠の妖達の中で役割があるらしい。
しかしヤエが屋敷に来る場合はヤエの声が大きすぎるため特に何もしない。
数十匹単位は存在しているが、不要の時は姿を術で消していたり遊びに行っていたりする。
世界観
此岸
人の生きる世のこと。緋雨は此岸産まれの人間。
彼岸
妖の生きる世のこと。
みんな結構楽しそうに暮らしており、此岸へと人間を驚かせようと赴く者は稀。
彼岸の者は此岸へと行くことはできるが、行ったら最後であり二度と彼岸に戻ってくることが出来ない。
陰陽師
此岸と彼岸を行き来できる此岸生まれの数少ない存在。
しかし時が経つうちにその力は衰え、此岸と彼岸の狭間までしか来ることが出来なくなってしまった。