みんながすすめる期待の本
「君は知らないのかい、この本を」
そう言って、友達のお父さんは、
私に一冊の本を手渡した。
ちょうど、
私は友達の家に遊びに来ているところだ。
「とーっても面白くて、思わず笑ってしまうような本さ、
しばらく借りてていいよ」
と言われて苦笑いの私。
まだ本の内容が分からないからだ。
すると、
お菓子とジュースをお盆に乗せ、
友達が戻って来た。
「あ、その本ね、私も夢中になって読んだ本だ」
「そっか、じゃあ面白いのかな」
私は期待で胸がいっぱいになった。
『みんながすすめる期待の本』
(うわ~すっごい面白いじゃん)
数日後、
楽しそうに、本を読む私がいました。
つづく?