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蛍の声  作者: 乃愛
9/18

蛍と真夏日

蛍と過ごす毎日は楽しくて、あっという間に時間が過ぎていった。

1日がこんなにも早く終わっていくなんて初めて。


蛍は一つ一つに感動し、一瞬一瞬を心に留めるように私との時を過ごしていた。

まるで何かを惜しむように・・・

どこか必死に・・・


私は、ただ単純に蛍と過ごす時間が好きだった。

心地よい風のようにすぎていく日々。

彼のわかりやすい表情も、肌触りのいい着物の感触も、触れた時の体温も・・・

全てが私を包み込んで癒してくれた。


蛍の側は安心するのに、ドキドキもする。

でも、これは恋なんかじゃない。

漫画や小説で描かれる恋は必ずと言っていいほど落ちる瞬間がある。

でも、私の蛍に対するこの感情は一緒に過ごす中でゆっくりと根付いていったもの。

初恋もまだの私にはよくわからないけれどこれはきっと恋ではない・・・。


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