私に用件ですか
ギルド設立から数年たった。商店街の人、村の人を中心に多くのクエストをこなしていった。いつしか、ギルドに人が集まっていき、拠点を変更し新築した。
「シン。いってらっしゃい。」
「ああ。早く戻るよ。」
「なっ、いったろ。お前らお似合いだって。」
「そんなことは今関係ありません。」
「カノンが強さの秘訣なら、私も。」
進みながらそんな話を続けている。
「おお、頑張れよ。」
「でかくなりやがって。ちゃんとこっちも頼むぞ。」
商店街でそんな声をかけられている。
「安心しろ。まだ、あんたらからしかほとんど来てねえよ。」
いった通り、ほとんどがここからだ。まだまだ強くなった行ける。そうだろ。
天を見てそう思っていた。
「じゃぁ。いくぞ。」
全員、おもいっきり走り出した。
拠点の方で誰かがうろついている。
「どうかしましたか。」
ナナが声をかけていた。
「クエストを頼もうと思ったんですが、先ほど断られてしまって。こちらに頼もうかと。」
「はい。私に用件ですか。」
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今までありがとうございました。最後かなり駆け足になったのは自分でも感じられます。これからも他の作品も書いていこうと思っております。そちらも気になったら読んでください。
では、これにて「私に用件ですか」完結です。後愛読ありがとうございました