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大好きな妹からの告白

どーせアタシは

あんたが思うような

子供じゃないですよ!


どーせ途中参加の家族ですから!



最初から上手く行くなんて

思ってなかったし


あんたと会った時から

合わなかったんだよ



それが13年で終わったんだよ!



13年もストレスと孤独に

1人で押し潰されそうになりながら

アタシはずっと耐えて来たんだよ!



こんな結果なら

最初から来なきゃよかったんだ


アタシには家族なんて

最初から居なかったんだ。



-------


この言葉を彼女に文章として残させてしまったのは私なのだろうか。


ずっと

ずっと大切にしてきた

大好きな妹に


私は13年も嫌われていたのは本当なのか。

この小説をかいている間にも涙があふれて止まらない。


彼女がつらい思いをしないように、

私がしてきた事は、ただの「余計なお世話」だったのかもしれない。


妹が小学生の時は、洋服を作ってあげたり

卒業式の日はヘアーセットもした。

中学生の時は髪の毛も切ってあげていた。

毎晩、晩御飯を作り、

高校生のときには、お弁当を作り持たせていた。


お母さんがいない悲しみを少しでも感じさせないように

頑張ってきたのに


どうしてこうなってしまったんだろう。

どうして世界で一人しかいない妹に嫌われてしまったんだろう。


私にはもうわからない。


もう

なにも

してあげれない


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