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親父のくせに  作者: 佐野隆之
終章
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あとがき

 拙著「親父のくせに」を読んでくださりありがとうございました。

 「小説家になろう」さんのサイトで「自滅支援事業」を掲載途中で書き始めた作品ですが、独立した作品として完全完結させた初めての作品となりました。そのようなこともあり“あとがき”としては少々くどさがあろうかと思いますが今回の作品と自滅支援を含めた「2059年シリーズ」について少しお話しさせていただきます。

 それにあたり、まず「親父のくせに」を掲載した時に私が書き残した「小説家になろう」さんのサイトにての活動報告を丸ごと転載いたします。



2011年 09月18日(日) 23時46分18秒


今日連載開始した「親父のくせに」は『原作者になろう』へ投稿したものです。


 そもそも「親父のくせに」は「自滅支援」の方が終わってからにしようと並行してチビチビ書いていたものですが、『原作者になろう』の募集の誘惑をもろに受けてしまい急いで必要最低限(実は要項を完全に満たしていないので結果としては意味ないですが)を書きしたためました。

 脚本スタイルで提出したので小説として丸め直して書き進めて「自滅支援」と並行してやっていきます。


 それで、今回掲載に踏み切ったのは「自滅支援」の方は書いているとどうしても気が滅入ってきてしまって頓挫しているので、気分転換と自分のリハビリを兼ねてです。


 しかし本音は、要項を満たしていない状態でしかも提出期限もギリギリもギリギリの時間で出したという社会人としては失格だろう態度の自分を慰めるため、せめてこの「小説家になろう」さんを通して世に出しておこうということなのですが。



 以上、活動報告の転載終わります。



 このようなものを書き残しておりました。自分自身あまり記憶がありませんでした(笑)

 「自滅支援事業」は全7章で構成するオムニバススタイルの作品でして、今現在4章序盤で一年以上棚上げ状態です(苦笑)

 もう笑ってごまかすしかないないです。ただ、活動報告の記述通り、自滅支援の話は勢いに任せて書けない内容で、それをやっちゃいけないという強い思いもあるので完全完結までの道のりは長いなと今は割り切って覚悟しております。

 どちらにせよ、私は掲載サイトは「小説家になろう」でありますが、作家志望の人間ではありません。自己紹介にもありますように本をろくに読んだことのない日本人歴の長さだけを頼りに書いてきました。

 では何で書いてるの? となるわけですが、その動機は「自滅支援事業 第1章 橘優輝」にすべては始まります。

 2007年12月9日。データの初回作成日がこの日になっているので間違いないと思います。この日に私は「自滅支援事業 第1章 橘優輝」の橘優輝がカレンダーをやぶき語る冒頭を書きました。これが起点です。

 そして自殺が安易にでき、容認している社会を構築するために「半世紀」という時間をかけたことにしました。「半世紀」は今、これをお読みの方はどのように捉えますでしょうか?

もし、貴方が20台前後の方でしたら半世紀後の社会を見ることができる年齢ですね。どうなっていると思いますか?

 もし、30台前後の方でしたら、もしかしたら半世紀後はいるかいないか? そんな風に考えるのではないでしょうか?

 それ以上の年齢の方は「自分はいない」と言い切ってしまうでしょう。

 私はずいぶん前から当たり前であるけれども、多くの人が大事な事を忘れて生活しているのではないか? そんな思いが強くありました。それは「今は過去の積み重ねで作られ、未来は今を積み重ねて創られる」ということです。

 つまり今現在、年齢がいくつであろうとも未来は今の積み重ねのわけですから、「今の行動、考え」ひとつひとつが未来へ何かしら影響を及ぼす。と、いうことです。


 そして私は、50年後の日本って、世界ってどうなっているだろう? そう考え、半世紀後の日本を自分の想像、妄想を最大限膨らまし、自分なりのリアルな未来を創造することで「自殺が任意で認められる社会」を構築しました。

 当初、自分の能力を過大評価していたのでしょう。翌年、2008年にはすべてを書けると思い最初の設定は2058年でした。しかし結果及ばず、3章途中までのところで「とにかくネット上に公開させておこう。誰かの目に留まればそれでいい」という思いで設定年を2059年と1年ずらし、2010年1月10日に初掲載させていただきました。


 そしてこの私の考える、創造した2059年の世界で生きる人々を通して、私の考えを「遺し」そして読んだ方々に「未来はどうなると思う?」「自分や友人、子供が、孫たちが生きていく未来ってどんな世界であって欲しい?」という問いかけと合わせて「この地球という絶対的な人に与えられた空間がどうなっていくか?」を一人一人が考えて欲しい。

 そんな私の勝手な願いがあります。


 より突っ込んだ思い、考えは小説の世界に封じ込めるとともに「自滅支援事業」が完全完結した時にあとがきへ書き添えておこうと思います。


 「自滅支援事業」をお読みでない方はまだ3章までしか完結しておりませんが、一度お読みいただけたらなとこの場で軽い宣伝をして締めさせていただきます。後書きまでお付き合いくださりありがとうございました。


2012年12月23日 14時29分 自宅にて


こちらから「自滅支援事業」お読みいただけます。

http://mypage.syosetu.com/59267/

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