表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

城下視察

 新たな影武者レイとの日々に慣れてきたころ。レイは城下を視察する事になった。


「と、言うことで君の出番だね☆」


「はい!精一杯がんばります!」


「よきよき!」


 レイはうんうんと頷く。そうして城下視察の日がきてしまう。


「城の外でるの久々ー。」


「新レイ様、ちょっと気が緩みすぎでは?」


「その新レイってやめてくれない?もう、僕がレイなんだからさ。」


「そうですね。でも呼びにくいんですよ。彼とは別人なので。」


「彼、ね。」


 馬車は進む。そして、新たな開拓地の視察をする。レイは担当者の話しをきいてうんうんとうなづいている。


「凄いですね。私、なんの話ししてるのかわからないです。」


「君は馬鹿だからね。」


 ぐっさーと、心に言葉が刺ささった。

「まあ、僕もなんとなくしかわからないけど。それよりさ、ちょっと抜け出さない?」


「は?」


「だって、視察ってめんどくさいんだもん、遊びに行こうよ!」


「あの、危険では、」


「うん、だから君を連れていくんでしょ?頼りにしてるよー。ヒナリ。」


 どうしてもと言う新レイの頼みに仕方なく2人で抜け出す事になった。


「今回だけですよ!」


「ハイハイ。」


 抜け出した2人はカフェで休む事になった。


「あー、久しぶりに自由!」


「それは良かったですね。」


「こうしてるとデートみたいだね☆」


「ないです。」


「えー、ノリ悪いなぁ。」


「カフェで寛いだら帰りますよ

 !」

「えー!やだよー。」


「っ!レイ様!」


「?!」


 飛んできたナイフをヒナリは剣で弾く。


「わぁお。」


「下がっていてください!」


 ナイフが飛んできた方へと走るが、逃げられてしまった。


「すみません、逃がしました。」


「別にいいよー。それより別のところいこ、あ、支払いよろしくー。」


「は、はい。」


 あまりの自由さに呆れ返った。その日は日が暮れるまで遊び呆けた。戻ると怒られる。そんな中彼がヒナリに耳打ちした言葉は、


「また今度いこうね☆」


 である。反省しない人である。夜になる。馬車の運転手が見張りをしているヒナリに寄ってきた。


「眠った方がいい、番を変わろう。」


「!……」


「しー」


 口を手で塞がれる。


「いいから寝ろ。」


「は!はい!」


 御者と変わってもらいヒナリは休む事ができた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ