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その世界設定には従えない!  作者: 遠野香祥
主人公役 ノイア編
27/155

幕間6/トラングラによる魔術講座

 ヴェルの故郷の調査には、僕も行くことになった。

 その一週間は学院の警備を王族付きの魔術師とゲルダリアとソラリスに任せることになるらしい。

 それに加えて、ゲルダリアは一週間だけヴェルの生徒の授業も受け持つことになって頭を抱えていた。

 調査は王族の人と僕だけで行くことにしても良かったのに。ヴェルは故郷の現状を確認したいらしい。

 正直、ヴェルも精神的に参ってる状態でゲルダリアと離れてほしくないんだけど。

 故郷の件だからあまり強く止められなかった。

 ゲルダリアも、故郷に行こうとするヴェルを止めないし。

 そこはゲルダリアが止めた方がよかったと思うのに。ゲルダリアも不安定なんだから。

 僕はこの魔術研究棟で好き勝手に植物を植えて遊んでるから発散できているけど、二人は研究が趣味だから、このままだと心労で倒れるんじゃないかって心配している中での別行動。

 大丈夫かな。

 二人とも自分が弱ってる自覚がないから仕方ないのかな。僕が指摘してもきっと否定されてしまう。

 強がってしまうのは僕にも分かりすぎることだから、何も言えない。



 今日はヴェルの生徒達にゲルダリアを紹介するため、2人は一緒に授業に行ってしまった。

 今日は座学ばかりで魔術研究棟には誰も来ないから、僕は暇になる。

 鍛錬でもしようかな。

 最近は魔獣狩りに出ていないから、体がなまる。

 ヴェルもゲルダリアも忙しくて戦闘訓練に付き合ってくれないし。


 逆立ちして、魔術研究棟の庭を歩くことにした。

 視界の隅に、畑が映る。

 そういやそろそろ根菜の収穫時期だっけ。

 調査から帰った後の収穫だと、変な育ち方をして調理しにくくなってるかも。

 今のうちに収穫するかあ。

 逆立ちしたまま畑の周りをグルグル動いて、根菜に使い魔の術をかける。

 そして、そのまま合図を声に出す。

「せーの!」

 僕の声に応えるように、地面から一斉に根菜達が飛び出してくる。

 白いのと赤いのと紫色のが、全部で二十本くらい。

 逆立ちのまま畑を離れる僕に、根菜達が跳ねながらついてくる。

 採取用のカゴがどこにあったか思い出そうとしたところで、叫び声が聞こえた。

「うわああああ!」

 何事かと思って足を地面に降ろして上体を起こすと、知らない男子生徒が畑と僕を見て逃げて行くところだった。

 ……何だよ。

 そんな叫ぶようなことじゃないだろ。

 童話の中の変な魔法使いじゃあるまいし、良からぬ儀式なんかやってないっての。

 あの生徒はゲルダリアかヴェルに用があったのかな。でも、考えたら今は授業時間中じゃないか。

 何で生徒がここに来るんだ。

 他の国から来た学院偵察の諜報員とか暗殺者かとも思ったけど、そんな人間なら根菜が庭で跳ね回る程度の光景で驚くわけないだろうし。

 ただのサボりだろうから、放っておいてもいいか。


 根菜を流し台の中に放り込んで貯水槽の栓を抜く。

 水洗いで土を落としていたら、ちょうど二人が戻って来た。

 でも、何だかゲルダリアの様子がおかしい。

 ぼんやりした状態で、足取りもおぼつかない。

 ヴェルも何があったのか分かっていないみたいで、ずっと話しかけている。

 研究室に入って椅子に座らせた後、ヴェルがゲルダリアに再度向かい合う。

「何かあったのかな」

「それが……」

 言いよどむゲルダリア。

 僕は根菜を洗うのを中断して、茶葉を探す。

 僕らが疲れているときはいつもゲルダリアがお茶を淹れてくれるから、今回は僕が。

 ゲルダリアみたいに上手く淹れることはできないけど、ヴェルに任せるよりはマシだ。

 卓の上にティーカップと受け皿を並べて、ポットの中で茶葉を蒸らす間にゲルダリアが昨日焼いたお菓子も用意する。

 室内にお茶の香りが漂いだして、やっとゲルダリアも落ち着いたらしい。

 うつむいたまま呟く。

「……弟が、いたの」

「弟?」

 ヴェルの生徒のことかな。ゲルダリアの家族がこの学院にいたのか。

「挨拶して全員の顔を見回してから気付いたの。目が合って、向こうも驚いているみたいだったから、私のことに気付いたはず……」

「だからあれから様子がおかしかったんだね……何度か僕が小声で話しかけたけど、君は反応が鈍くて」

 ヴェルの言葉に、ゲルダリアはかすかにうなずいた。

「私は魔術師になりたかったから、弟を家に置き去りにしてしまったの。家を出てからずっと、連絡も取っていなくて……。どうやら元気にしているみたいだから、そこは安心したわ。でも、これから一週間どうやって顔を合わせようか考えてるけど、分からないの」

「……そっか……」

 ゲルダリアから家族の話を聞いたのは、これが初めてだった。

 僕は黙っている。

 ヴェルもかける言葉に悩んでいるようだけど、間を置いてから聞いた。

「君は弟と離れたことを、後悔してる?」

「……後悔はしていないの。私はあの子と離れて魔術師になることが最善だと思っていたし、今でもそれは変わらない。でも、弟が親戚からきつく当たられていたことを知ったまま置いてきたから、ずっと心配していたの」

「なら、機会ができたときに正直にそう話してみるといいんじゃないかな」

 ヴェルの言葉に、ゲルダリアがようやく顔を上げる。

「君と髪の色が同じ生徒のことだよね?」

 うなずくゲルダリアに、ヴェルが静かに続けた。

「僕の認識している範囲だけどね。タリス・ソーレントは貴族らしく落ち着いていて、冷静に振る舞えるようだから、君の話もちゃんと聞いてくれるんじゃないかな」

「……そう、かしら」

「無理に話をする必要は無いと思う。でも、君が気にしてしまうなら、どこかで解決させたほうがいいのかもしれない」

「……」

「僕としては、逃げるのもありだと思っているけどね。僕のほうはもう弟や妹たちと会うことを諦めているし」

「どうして」

「会わす顔がないから。向こうも僕を覚えているのかどうかわからない。僕と会ったことで、嫌なことを思い出させるかもしれない。そもそも、実の兄弟じゃないのもある」

「……ヴェル」

「君が弟と話し合うつもりでいて、でもそれが難しいなら、そのときは僕も一緒に行くよ。あるいは、君がこれから弟と関わりあわずに素知らぬ顔をしていきたいのであっても、僕は協力するから」

「……私は……」


 ゲルダリアは迷っている。

 僕らが秘めの庭で一緒に魔術師として育ってきたことはもう取り消せないし、なかったことにするつもりもない。

 だから僕としては、ゲルダリアの弟の都合も、ヴェルの弟や妹の都合も知らない。

 姉や兄に会えなくて寂しがっていたかもしれない人達のことなんて、知らない。

 僕にとって既に二人は家族みたいな友人なんだ。

 だから、今更そこに割り込まれても。

 ……嫌だな。

 家族を連れて行かれるのは、嫌だ。

 学院が長期休暇に入ったら、僕は秘めの庭の敷地内にある畑管理者の家に帰る。

 そのときに二人が一緒にいないんじゃ寂しいけど、ゲルダリアはどうするのかな。ゲルダリアがいないんじゃ、きっと母さんも寂しがる。

 僕はゲルダリアが泣いているところを見たことがない。

 そんなゲルダリアが、まるで泣いているかのような声でぼそぼそと話す。

 ヴェルは顔を近づけてそれを聞いている。

 これは……もう、ヴェルに任せてしまおうか。僕の意見を二人に押しつける気になれないし。

 僕とヴェルが学院から一週間離れているときのことはどうしよう。

 そう考えて、そろそろ放課後になることに気付く。

 室内に二人を残し、僕は外へ出る。

 部屋の入り口に魔術で封をする。あの二人には効果がないけど、普通の人避けならこれで充分だ。


 思っていたとおり、ノイアさんとソラリスが研究棟にやってきた。

「今日も来てくれてありがと。でも今ちょっと、ゲルダとディーの都合がつかなくて」

 僕がそう言うと、ノイアさんは不思議そうな顔をする。ソラリスの表情は髪で隠れてよく分からない。

「何かあったんですか?」

「うーんとね、僕ら来週からしばらく調査に行くから、それで。その調整で、二人が話し合ってる」

 そうやってごまかした。

「そんなわけで、今日は僕から二人に魔術を試してもらうんだけど……その前に、ノイアさんにお願いがあって」

「はい、何でしょう」

 警戒せずにちゃんと聞いてくれる。いい人だ。

「僕らがいない一週間、ゲルダのことよろしく頼むよ。僕ら、今までに別行動したこと全くなくてさ」

 そう言うと、ノイアさんはおうむ返しに呟く。

「全く、ですか?」

「そう。ずっと魔術師の施設で毎日顔を合わせてきたから。ゲルダ一人にしたことがないんだ」

 多分、普段ならゲルダリアも一人で大丈夫なんだろうけど。

 今は弟のことを気にして、精神的に弱っているから。

 ヴェルが調査に行くのを取りやめるんなら、ノイアさんにお願いしなくても済むんだけどな……。

「分かりました。じゃあ私、可能な限りここに来て、ゲルダ先生とお話してみますね」

「うん、ありがとう」

「……俺は?」

 放っておかれたソラリスが、所在なげに言う。

「え? あー、ソラリスの気が向いたらでいいけど、ゲルダと適当に世間話しておいて。嫌なら強制しないし」

「世間話……?」

 そうだった。僕も世間話とか得意じゃないけど、ソラリスはもっと酷かった。

 僕は魔術と野菜の話以外あまり知らないし、ソラリスに至っては世間という概念も日常という概念も、まだつかめていないんだ。

 僕よりも年上なのに。

 僕は教授から沢山知識をもらえたけど、ソラリスにはまだ色々と足りないものだらけ。

「そーだなあ、時間潰しにお菓子とか頼めば、多分ゲルダが作ってくれると思う」

「前にノイアさんからも言われたけど、ここで食事を摂る理由は何になる? どういう目的があるんだ?」

 あっあー……そこから……。

「何かね、社交的な意味で、お菓子の食べ方とかお茶の飲み方を覚えたほうがいいんだってさ、貴族は」

 いや時間つぶしの腹ごなし目的でいいんだけど。

 そう答えようものなら、きっとソラリスは食事量を増やすのは資源の無駄遣いって言うだろうから。

 最低限の食事だけで生きていけるのに何故余計に食べるのか、って聞かれると困る。

「そうなのか。面倒だな」

 でも養父のためになるなら、とソラリスはその面倒臭い作法も覚える気になったらしく、明日からゲルダに聞いてみると言う。


 今日の魔術訓練は、二人の魔術誘導に向いた道具を見繕うところから始めた。

「魔力誘導の道具を使うと、魔術の発動が早くなるんだけど人によって合う道具が違うんだ」

 説明しながら今までに僕ら三人が作った道具を並べていくと、ソラリスは投げナイフを手に取った。

 やっぱり、暗器の類いが手に馴染むのかな。

 ノイアさんは色々と見比べた後、八面体の青い魔石を手に取った。光に透かして眺めている。

 手の小さい人でも片手でつかめるようにゲルダリアが加工していた石だ。こういうのが好きな人もいるからって言っていたけど、その予想は当たっていたらしい。

「今から試すのは防護の術。その道具で魔力を誘導して、目の前に盾のようなものを想定した形にしてみて」

 僕の言葉に、二人は道具を手にしたまま意識を集中し始めた。

 二人は上位の魔術を扱う素質があるだけあって、飲み込みが早い。

 今回もあっさりとやってのける。

「じゃあ、術がうまくいっているか試すから」


 三十分後。

 僕はゲルダリアによって正座をさせられていた。

「あのね、トラングラ。制服のお手入れはとても手間がかかるの」

「……ハイ」

「そして、泥だらけになった制服を綺麗にするには洗う必要があるけど、あの状態から綺麗にするには水を沢山使わないと無理。だけど水は貴重だし、そんな手間をかけるより、魔術を使う方が早く綺麗になる」

「ハイ」

「でもその魔術は、ノイアさんもソラリスさんも使えないでしょう?」

「……分かってるよ、僕がちゃんと二人の制服の泥を落としておくから……」


 防護魔術がうまくいっているかの確認に泥を投げたら、二人とも魔術の盾を妙な位置で作ってしまったらしくて体にぶつけてしまった。

 二人は、制服ならもう一着あるから平気だと言ってくれたけど、泥だらけの状態で宿舎に戻らせるわけにもいかない。

 慣れない魔術でヒイヒィ言っている僕を余所に、ゲルダリアが白い生地と裁縫道具を用意する。

 僕が魔術で制服の泥を落とすよりも、ゲルダリアが魔術でハサミと針を操って、制服に似た様式の着替えを作るほうが速かった。

 ノイアさんは魔術で道具が動いて服が出来上がっていくのを興味深そうに眺めて、完成するとゲルダリアに拍手した。

「ちょうどいい生地があって良かったわ。二人には今日はこれに着替えてもらって、明日にはちゃんと制服を返すから」

「そんな、急がなくても大丈夫ですよ」

 ノイアさんに続いて、ソラリスも言う。

「泥ぐらいで死ぬわけでもないのに」

 その言葉に、ゲルダリアは困ったように返す。

「貴族子弟の多いこの学院で、そんな悪目立ちなんてさせられません。その格好で宿舎に戻ったら、周りから何を言われるか分からないわ」

 社会的に死ぬ、というやつらしい。

 貴族メンドクサイな。

 僕と同じ事を考えたらしいソラリスがため息をつく。

 でも、良かった。ゲルダリアは、ヴェルとの話し合いでちゃんと元気が出たようだから。

 僕はもう今日はここで二人の制服の泥を落とすことだけ考えよう。


 ノイアさんが浮かれたように言う。

「ゲルダ先生、私このお洋服、気に入りました。学院外で日常的に着てもいいですか?」

「それはかまわないけど、私はお裁縫が得意ではないから、すぐにほつれてしまうと思うわ」

「大丈夫です、ほつれたら自分で直しますから!」

 ゲルダリアは嬉しそうに言う。

「ありがとう。普段はいかつい装備を作ってばっかりで、普通の衣装を作る感覚が分からないけど、気に入ってもらえて嬉しいわ」

 やっぱり、ノイアさんにお願いしておいて良かった。

 これなら、僕とヴェルが居なくても、ゲルダリアも大丈夫そうだ。



 次の日。

 朝一でノイアさんとソラリスに制服を返して、僕は学院内の警備に戻る。

 一週間学院から離れる前の、最終確認だ。

 僕が学院に戻って来る前に異常が起きていないといいんだけど。

 学院内の警備中にたまに生徒から声をかけられることがあって、今回も背後から呼び止められた。

「トラングラ様!」

 あの声はミリーナだったかミーニヤだったか言う名前の女子生徒だ。

 学院の警備中に図書館で遭遇して以来、あの子にはなんか妙に追いかけられている気がする。

 魔術師に興味があるんだろうか。

 でもそういうことならゲルダリアかヴェルのとこに話を聞きにいってほしいんだけど。

 警備の邪魔をされると困る。

「学院内で何か異常でもあった?」

 僕のその質問に、相手は全力で首を横に振る。

「いえ、私がトラングラ様にお会いしたかっただけです!」

 年上から様付けで呼ばれる日が来るとは思わなかった。

「僕は仕事中だから、暇潰しなら他の人に頼んでくれないかな……」

「トラングラ様でなくてはダメなんです!」

「何で?」

 他の警備員じゃ話しにくいから? ごついオッチャンとかいるから?

「……それは……その……」

 何かもじもじされた。何だろ。

「はっきりしないならもう行くよー。じゃあね」

 それだけ言って、また歩き出す。

「あの! いつならトラングラ様のお時間を私にもいただけますか?」

 何故か付いてこられた。

「え、わかんない。僕は常時仕事だよ。警備担当だから」

 夜中に学院で何かあったら、たたき起こされるだろうし。

 話をするのも面倒になって、僕は廊下を遠慮なく走って角を曲がる。

 相手が追いつけないのを確認して、窓から飛び出した。

 魔術で足場を作って、二歩、三歩と跳ねる。

 そうして向かいの棟の屋上にたどり着いた。

 振り返ると、あの女の子は目を丸くして窓からこっちを見ている。

 三階の高さから飛び出したから心配させたかな。いやでも勝手についてきたのが悪いよ。

 そのまま僕は目的の場所に行く。

 この学院で、時間を知らせるために鳴らす白銀の鐘。

 それに異常が無いか確認する。

 どこも変質していないし、何かの魔術の形跡もない。

 初めて見たときから綺麗なまま。

「……大丈夫そう、かな」

 吟遊詩人とゲルダリアの会話を思い出す。

 音に魔術を乗せると、効果が音の届く範囲全てに及ぶんじゃないか。

 その仮説を、今試す気になった。

 昨日、二人の制服の泥が中々落ちなくて、魔術研究室で一人ひっくり返っていたときに見たんだ。

 天井に描かれていた、始祖王の伝承。

 この国は、始祖王アストロジアのおかげで妖魔はいない。入って来られない。

 でも、始祖王から魔術を取り上げられたジャータカ王国では、妖魔が存在するらしい。

 妖魔はこの国に入ってきたら時間をかけて消えていくけど、消える前に人へ危害を加えることはできるんだとか。

 始祖王が旅の途中で妖魔退治をする絵を見て、ゴードンさんから聞いた妖魔の話を思い出した。

 魔獣が他の国から連れてこられているのなら、妖魔もやってきているかもしれない。

 妖魔除けの魔術を、この鐘に施していこう。

 ゴードンさんから話を聞いたときは、僕らには必要ない術なんじゃないかと思っていたけど。念を入れて悪いことはない。

 施術が終わったのを確認する。

 後は鐘が鳴ったときに魔術の発動を確認するだけ。


 明日から僕は、ヴェルのほうの心配をしないといけない。

 ヴェルは故郷の街に帰って、冷静でいられるだろうか。

テトラが淹れたお茶は、畑の野菜たちがおいしくいただきました。おそらく。

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