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家族で異世界転生~そして、少年は~  作者: 長谷川
第3章 動き出す者達、そして~
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23話

 遙か昔、まだ人、エルフ、獣人、ドワーフなど多種多様の種族が共に生活をしていた時代があった。


 その時代はまだ、現代の様に一種族ごとに国があったわけでは無く、皆共に苦楽の生活を送るほどに。


 人々は毎日農作物を作ることに励んでいた。


 ケンカもすれば笑い合ったりする生活を送りながら、毎日毎日農作物を作り生活をしていた。


 そんな平凡な生活をしていきながらも、ゆっくりと発展はしていく。


 少しでも生活が快適になる様に創作を繰り返しながら、人々は毎日を楽しく過ごしていく。



 たが、ある年、少数の種族が暴動に出ることに。


 その者達は、他の種族に比べると少量の食物しか必要としない躰をしていた。むしろ、食物以外で賄える躰をしていたのだ。


 食物以外のモノ、それは───魔力。


 その者達は食べ無くても、大気に漂う魔力の源──魔素を取り込む事に他の種族より優れていた。


 その為、他の種族がひと月に必要な食物の量がその者達には、約二年分は暮らしていけるほどに変わる。


 そんな生活を繰り返す日々にその者達は、何故他の種族が大量に消費するモノを、少量で済む自分達が他の種族と同様に作らなくてはいけないのか、と。


 そんな些細な疑問をその者達は他種族に述べた。


 その者達──魔族は魔力を消費しても、他の種族より早く回復するため、少数ながらも他の種族を圧倒する事が出来た為、そういう事を言い始めたのだ。


 最初は話し合いをしていたのだが、お互い譲ることはせず話し合いは平行線のまま。


 それでも話し合いを何度も何度も繰り返すが、お互いの主張が食い違いにまで発展して、激情になる始末。


 そして何度目かの話し合いで遂に武力衝突が起こるまでに発展する。


 魔族十五人に対して、武に秀でた他種族が集まった人数千人。


 数で圧倒し、他種族の者達は負ける事は絶対にないと思っていたのが殆どであった。


 だが結果は、負傷はしたが魔族側は十五人全員が生存。武に秀でた他種族側は負傷した者達百人だけが生存。他の者達は死亡。他種族側で戦いに参加しなかった魔族以外の残りの全種族の者達、三千人。


 大敗をした他種族側は、又、同じ内容になると思い、再戦を仕掛けることはせず、これから魔族の者達の下に付かなければいけないと誰しもが思っていた。


 だが、魔族の者達は違った。


 こんな者達と共に暮らしていていても、何も得るものが無いと感じ、魔族全員が他種族と離れて暮らして行くことを決意して、遠く離れた地に移動し、自分達の生活をしていく。




 魔族と他種族が別々に生活を送って200年程経った頃、1人の魔族の青年が姿形を変えて、他種族の住まう地に訪れる。


 青年が産まれたのは魔族と他種族が決別の道を辿った後。


 小さき頃の青年は、魔族と他種族が決別した話を聞いて育った。


 自分達魔族より劣る種族が居る、と。


 そんな話を聞けば、そんな種族と関わるような事をしようと普通は思わないだろう。


 だが、青年は違った。200年程経った時点で魔族は百人程にまで増えた中で、青年ただ1人が他種族に会ってみたいと思い、1人魔族領を出た。


 初期の魔族が生活を送る為、決めた場所は島。


 他種族が暮らす大陸から海を挟んで離れている島を発見して、その島で生活をしていた。


 まだ青年がその島から大陸に横断する時には、舟で半日で着く距離にあった。


 そんな距離だからこそ、青年は少し足を延ばせば他種族に会えると興味が湧いていた。


 青年は他の魔族から目を盗んでは、少しずつ少しずつ舟を作っていく。


 そして青年は2年を費やして舟を完成させ、食糧も持ち、遂に魔族領を出る事に。


 青年はこれから見るモノ、出会うモノ全てに心躍る思い、想像しながら舟を漕いでいく。


 青年は無事大陸に到着し、青年はまず、立派なツノ、羽、尻尾を魔法で見えなくし、人間の姿形をとった。


 何故そうしたか。青年は聡明であった。


 魔族側が子供達にどうして他種族と決別する事になったのか言い伝え、聞かせている事をしているならば、大陸に住まう者達もまた、子孫(子供達)に言い伝えていると考えが至ったから。


 だからこそ青年は念には念を入れて、人間の姿形をしたのだ。


 そして青年は少量の食糧を背負い、初めての旅──大陸の散策を始める。


 青年が辿り着いた場所は、色とりどりの野花が咲き誇る平原であった。


 青年はその光景に目を輝かせて、この先の旅は良いことがあると期待して歩き出す。



 青年が歩き出して一日で最初に辿り着いたのは村であった。


 だが、青年は村に入ることはせず、魔力で視力を向上して、この大陸の者達の生活習慣を遠くから観察を始める。


 観察を初めて三日程経った頃青年は意を決して、初めて大陸の者達と接触する。


 村の者達は、余所から来た者は珍しくないらしく、大騒ぎにはならなかった。


 その為青年は安堵し、この大陸の話をそれとなく聞いて廻った。ただ村での話はそれほど実りのある内容では無かった。



 数日、村に滞在した青年は村で聞いた街を目指した。


 次の目的地が決まった青年はその街を目指す途中、山菜を採ったり、動物を仕留めたりと村で聞いた事を実行していた。


 この大陸には、魔族領では無かった硬貨が普及していると言うことを。


 村での滞在中は物々交換で済んだが、街には物々交換だけではなく、硬貨による金品交換に変わる。


 硬貨を手に入れるには、働くか、生活に必要になる衣服などの素材、食糧を交換する事で手に入れる事が出来る。


 青年は滞在中、村人達の服装や食糧を観察していた為、必要な素材を道中、確保していた。



 青年は、大陸の者達がどれがどの位欲しいのか分からない為、手当たり次第に集めていく。だけど、問題も出てきた。


 青年が持っているバッグは背に収まる程度の大きさの為、どうしても収まりきらなくなる。


 そして青年は考えた。


 バッグやカバンを複数個持つより、このバッグの収納量をどうにか増やせないか、と。


 青年は考えに考え抜いて、遂に考えた事を実行し始める。


 それは、バッグの中を魔法で拡張する事。


 外側はバッグのままの見た目で、中身が拡張した空間になる様に。


 魔力を豊富に持ち、魔法である程度の事は出来る事をしていた魔族ならではの発想である。


 青年は試行錯誤を繰り返しながら、遂に完成させる。その日数、10日。


 村から街まで歩いて五日程掛かる距離なのだが、青年は村から出て半日程の距離で、バッグの改造をしていた。


 青年は、その問題が片付くまで、やりきらないと気が済まない性格をしていた。

 その為、バッグの改造が終わっても、その収納量の性能を確かめるため、村を出て街に着くまでの間、ひと月の時間を掛けていた。


 青年が完成させたバッグこそ、のちのマジックバッグと呼ばれる誕生の瞬間であった。


 マジックバッグを完成させた青年は素材や食糧を確保し、物々交換や金品交換をしながら、街や村を転々と移動して、大陸の事を調べていった。


 この大陸には国が出来ていた。


 国は全部で四つ。


 一つは青年が最初に姿形を真似た人間の国。

 二つ目は魔族とはまた違った魔法──自然の力を魔法に変える精霊魔法を使う事が出来るエルフの国。

 三つ目は他の種族より魔力が少なく、獣の遺伝子が色濃く流れて人間より身体能力が優れいる獣人の国。

 四つ目は鉱物の加工を得意とするドワーフの国。


 主にその種族ごとに国として栄えていた。もちろん、その種族だけが住んでいる訳でなく、他種族もそれなりに一緒に住んでいる。


 エルフと同様に長い命を持つ魔族である青年は、時には姿形を変えながら、年数を重ねるごとに変化していく大陸の発展を楽しみ、国々を転々と移動していった。



 のちに、各国は王を据え、貴族階級を設ける。



 更に月日は流れ、各国は大きく変わり果てる。


 一つは人間が他種族より繁殖能力が優れており、人口が一気に増え、国が三カ国になったこと。


 その次に、一国で大国となったのが獣人の国。


 ドワーフとエルフは、元々、物作りと自然と共に過ごす事が生き甲斐になっていたため、それ程、栄える事をしてはいなかった。



 そして、現代のカイト達から百年前の事。


 大陸の変わり映えを楽しみながら、各所を転々と移動していた青年は、1人の女性と出会う事になった。


 その女性は人間であり、貴族の子として生まれた女性であった。


 その女性はお転婆であり、動物が魔素を取り入れた変異種──魔物が蔓延り始めていたにも関わらず、国の外を歩きたがる程、好奇心旺盛な性格をしていた。


 その性格が災いして女性は魔物に襲われる危険に遭遇するのだが、青年が助けた事により、女性はその青年に好意を抱くことになる。


 青年は一定期間で姿形を変えながら転々と移動している生活をしているため、定住はしていなかった。


 だが、その女性は青年に好意を抱いたため、青年の旅に強引ながらも付いていくことにした。


 青年は当初断ったのだが、女性はそれでも青年に付いて廻り、終いには青年は女性といる事が当たり前になっていった。



 そうして青年と女性は年月を重ね、女性は青年の子を身籠もることになった。


 女性から子を授かった事を聞いた青年は、自身の正体を明かす決心をした。


 青年は女性が自分の正体を知れば、子を堕ろし、自分の下を去るかもしれないと思いながらも、真実を───本来の魔族である姿を明かした。


 もし、女性が青年を拒絶したのなら、青年は女性の下を去り、この大陸の何処かに隠れて生きる事も決めていた。

 魔族領に戻る事も考えたが、島はもう大陸から姿を確認する事も出来ないほど離れており、現在何処にあるのかも分かっていない。


 女性は青年の告白に笑顔を見せて、青年と──そしてこれから生まれてくる子といつまでも居る事の返事を返した。


 青年は女性とこれからも居る場所として、青年が初めて上陸して見た、色とりどりの野花が咲く平原の片隅に家を建て、そこで静かに暮らして行くことに。


 青年はマジックバッグの販売や魔法の講師として、収入を得ており、金銭面での不自由は無かった。



 そして青年と女性の間に赤子が生まれた。


 その子は、頭に小さく丸い可愛らしいツノを生やし、背中には小鳥の様な小さな羽。お尻の部分には可愛らしいシッポがクルンと丸まってもいた。


 青年は恐れていた事が当たり、険しい表情を浮かべていたが、女性はそんなことを気にする事もなく、愛しい我が子を優しく抱き締めた。


 その光景に、青年は自然と笑みを溢し、何があってもこの子達を守っていく決心を固め、2人を優しく抱き締めた。



 それからの日々は平和で、青年達はたまに街に食糧を買い出しに行ったり、魔法の講師をしたり、狩りをしたりと生活を送っていた。


 そして青年と女性の間に子が生まれてから、5年が経ったある日の事。


 青年の下に一通の手紙が届いた。


 差出人は商人からであった。


 是非、マジックバッグの事で話がある。との旨が書かれていた。それと家族の事で、と。


 青年は女性に全てを話さず1人、商人の下に赴いた。


 そして商人と会った青年が聞かされたのは、商人が女性の親であると言うことであった。


 商人は永年家出をしていた女性を捜しており、商人の情報網を駆使して漸く女性の居場所を突き止め、更に詳しく調べた結果、家族が居ることも調べられていた。


 商人は貴族でもある為、娘である女性と勝手に結ばれ、子まで出来た責任として、マジックバッグの独占販売を辞め、自分達の商品として売る事をする様に迫った。そうすれば、今回の事を不問にすると。


 青年はそれだけで済むと言うことならと、マジックバッグの造り方を教えることにした。


 だが商人はマジックバッグの造り方だけでなく、青年に直接造る事を命令して自身の屋敷に監禁した。


 商人はそれと同時に娘である女性を殺す様、街や村、近隣住民に布告を出していた。


 悪魔の子を産みし者を討伐せし者に報酬を出す、と。


 商人は既に青年が人間では無いと知っていたのだ。


 青年達が何度か街に買い出しに行く時、子供も一緒に連れて行ったその時に限って帽子を子供に被せていたのだ。その時に強風で帽子が吹き飛ばされ、子供の頭から少し尖りつつあるツノが見えるときがあったのだ。


 直ぐに帽子を被せて、その時は人が少なかった事もあった為、安心していたが、偶然にも何人かが目撃をしていたのだ。


 その時は、その者達も対して気にする事も無かったのだが、商人が娘の捜索に懸賞金を掛けていた事もあり、娘に関する情報はどんな些細な事でも、商人の耳に入る様にしていた。


 その為、その情報の信憑性を高め、懸賞金を確実に得ようとする者達は、青年達が街に来る度に、青年達に気付かれないように愛想笑いを浮かべ、情報を集めて商人の耳に入れていたのだ。



 そうとは知らず、大陸を永年移動していた青年は人の温もりを知り、いつしか警戒心が薄れ、気付くことが出来なかったのだ。



 そうして青年が商人の屋敷に監禁されている傍ら、女性と子供は命を狙われ続けた。


 その間、青年は女性と子供に少しでも会いたいと商人に願ったが、商人は事あるごとに理由を付けて青年を屋敷から出すことは無かった。


 それでも青年は女性と子供に会う事を願い断れるが、遂に屋敷から脱走する事に。


 少しだけ、一目だけでも見掛けたら直ぐに屋敷に戻る事を決めていたのだが、青年が見たのはそんな事を覆す光景であった。


 青年が見たのは、家が倒壊し、キレイな野花の平原が無惨にも荒らされた景色であったのだ。


 青年はその光景に絶句した。自分が居ないときに、女性と子供の身に一体何が起こったのか。青年の頭にはその事ばかりが浮かんでいた。


 青年は家の倒壊や周辺が荒れた様子が何かおかしい事に気付く。


 この様な有り様になったのだから、魔物にでも襲われたのだろうと最初は思っていた。


 青年は家や平原の周囲に、魔物払いの魔道具を設置していたのだが、その魔道具は定期的に魔力を供給しないといけない。

 女性も青年から教えられある程度なら女性も供給出来る事が出来ていた。そんな彼女が魔道具の効果を切らす訳が無いと思った。


 それにもし魔物に襲われたのなら、鋭い爪痕が残っていてもおかしくないのだが、それが一つもない事から魔物に襲われたのでは無いと可能性を低くした。


 そしたら誰がこんな事を、となる。


 勿論、青年の頭の片隅に浮かんではいた。だが、青年はそんなことをするはずが無いと、思っていた。いや、思いたかったのだろう。だけど、魔物以外でこんな事を出来るモノは決まっていた。


 それは青年があらゆる可能性を考えてはどうしても切り捨てることが出来なかった者達──人の存在を。


 青年はそんなことを考えながら、女性と子供が無事であると願い周辺を捜した。


 だが、青年が女性と子供を捜す事に夢中になって忘れていたが、屋敷から居なくなった事が問題になり、商人は遂に青年も殺す事の布告を出す。


 青年は範囲を拡げて捜していたが、自身も狙われている事を知らないため、容易に民衆に捕まり、商人の下に連れて行かれる。


 商人はせめてもの慈悲として、どうして女性と子供が居なかったのかの真実をウソを交えて青年に話す。


 青年は商人が言った事が信じられず否定するが、自身が目にした光景が商人の言葉の信憑性を高めていた。


 商人は話し終えたとばかりに、青年を殺せと、青年を取り囲んでいた民衆に命令した。


 青年は嘆き悲しみながら、商人が用意した魔力封じの手枷を壊そうと藻掻くが、抵抗虚しく民衆から滅多刺しを受けて死亡する。



 青年が商人によって屋敷に監禁されてから一年程、女性は子供を連れて各地を転々として逃亡を続けていたのだが、子供を連れての逃亡には限界があり、遂に女性と子供は懸賞金欲しさの者達に見付かってしまう。


 そして女性は青年が既に亡くなってしまった事を聞かされる。


 女性はそれでも子供だけは守らなくてはと、必死に守るがその抵抗も虚しく、民衆に殺される。


 6歳になった子供は女性と民衆のやり取りで青年が亡くなった事も理解していた。そこに女性を自身の目の前で殺され、感情の高まりで魔力を暴走させて、自分達を殺しに来た民衆を消滅させた。


 子供は理性を無くし、禍々しい魔力を纏い撒き散らしながら近い街や村を次々に消滅させていった。



 このままではこの世界が終わると思い、創造神様に救いを求めた。


 創造神様は直ぐに動いてくれてたのだが、子供の魔力が桁違いにあった為、子供を消し去ることが出来ず封印と言う形をとったそうだ。


 だが、禍々しい魔力で行った子供がした爪痕は凄まじく、創造神様の力を持ってしても全ての痕跡を消す事が出来なかった。

 何故出来なかったか。それは聖なる力が強い創造神様と対極となる力を持った力を振るったが為に。


 創造神様も力を使いすぎて、しばしの眠りに就くことを余儀なくされた。


 眠りに付く前に消えた大地は元に戻し、死んだ人達も生き返らせ、事の発端の記憶を改竄かいざんした。勿論、青年と女性も生き返らせたが、青年と女性の記憶も例外なく改竄し、青年は魔族領に跳ばされた。


 その後、全ての痕跡──消滅した大地を元に戻す事が出来なかったが為に、のちの魔神信仰教団となる者達の起源になってしまう。


 その者達は少数ながらも、この大陸のルールに不平不満を抱いている者達。その者達が、消滅した大地や爪痕を発見して、この世界を無くしてくれる存在がいる事を発見する。


 それからその者達は何処に居るかも分からない存在を崇め称え、呼び名を付けた。


 ───魔神、と。


 そして五十年前。その者達の永年の祈願に反応する様に、封印されていた子供が反応を見せ始めた。


 その数年後に創造神様は眠りから覚め、事の顛末を知り、自身の代行者として異世界から人を喚び、事態の収拾に当たらせた。


 だがその者達も自分達の願いの邪魔をするものが必ず現れると思い、準備をしていた。


 その者達の策略で代行者は身動きを封じられ、その者達の勢力は落ちることがなかった。



 そして更に月日が流れ、カイト達の現在に至る──


お読み頂きありがとう御座います。

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