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家族で異世界転生~そして、少年は~  作者: 長谷川
第1章 目覚め、そして~
6/111

1ー2話

もし、読んで下さっている方がいたら、ありがとうございます。



       バルスミド大陸

 それは三大陸の一つ。


 グラキアス聖王国、ドライア帝国、ソティウル騎士王国、デルタミア獣王国、ラムル国、???、の五カ国と???で区切られている大陸。


 その中で、聖王国、帝国、騎士王国の三カ国は貴族と平民に分けてあった。


 その中のグラキアス聖王国にある、王都から馬車で三日ほど掛かる場所に、知る人ぞ知る温泉が出る村がある。


 その村の名はアデル村。三十人ほどの村にカイトは居た。


 ──時は、カイトが目覚めた日から数日前に遡る。


 この世界では16歳になったら成人扱いになっており、大体の国が自分にあった能力【後から覚えたりする】や元々持っていた天性の能力を活かせるように7歳になったらスキルが分かるステータスカードを渡す決まりがあった。


 その日は、カイトが生まれて7歳になったときだった。


 子どもらしい色合いの服装をしたカイトはいつものように自宅兼宿屋の手伝いをしていたら、可愛らしい服装をした幼なじみのノエルが訪ねて来た。


「カ~イく~ん。今日カード貰いに行くんでしょ?」

「そうだよ。手伝いが終わったら貰いに行くんだ!」


 カイトはウキウキ気分で答えていた。


「当然、私も一緒に行くからね!」

「うん、一緒に行こ!」


 ノエルはカイトより少し早くにカードを貰っていた。


 カイトはノエルといつも一緒が当たり前のように、ノエルに返事をしていた。


 学園に通っている兄のマークと姉のルカが夏休みに入っており、帰省をしていたのでカイトはいつもより早くに手伝いを終わらせていた。


 カードは教会か冒険者ギルドに行けば貰うことが出来るのだが、この村では王都から離れており幾ら大人でも道中、盗賊や魔物に襲われる危険があるため、あらかじめ、白髪混じりの年配の落ち着いた色の格好をした男性の村長と村で腕に覚えがある人達40代前半~30代後半男女で、 生活用品や素材を買ったり売りに行った時に、その年の7歳になる子供の人数分を事前に カードを貰っているので、カイトは村長宅に向かったのだった。


「「おはようございます、村長」」

「おはよう、二人共。今日はどうした?」


 三人は、挨拶を交わして村長は二人に訪ね返した。


「今日、7歳になりましたのでカードを貰いに来ました!」

「おぉ!そうであったな!ちょっと待っておれ」


 そう言って村長は二人を中に招き入れてカードを取りに行き、すぐに戻ってカイトに渡した。


「ほれ、これだ」

「ありがとうございます」


 村長はカイトにカードを渡した。


「まず、そのカードに血を一滴付けなさい。その後少し光り終わったら、カードを持った状態でオープンと念じなさい。そうすると自分のステータスが見れるようになる」


 続けてカードの使用方法や注意点を説明して言った。


 カイトは村長から聞いた通りにして自分のステータスを視た。


(え!?何だ、これ)


【カイトのステータス】


名前  カイト  7歳 男 Lv  1

種族  人族

職業  転生者 宿屋の家事手伝い


体力  50┃50

魔力  20┃20


筋力    20

守備力   10

魔法力   10

魔法耐性  15

知力    15

素早さ   15

運     10


スキル  隠蔽Lv1 


(何だ、この転生者って?)


 カイトは普通の人には無いでおろう名前があり、疑問に感じていた。


「まず、上から名前、年齢、性別、レベル、種族、職業、体力、魔力、筋力、守備力、魔法力、魔法耐性、知力、素早さ、運、スキル、が視えたはずだ」


 村長は続けて説明をして言った。 

 村長はカイトを見て、頷いたのを確認して 


「名前と年齢、性別は間違い用もなく、自分の名前と年齢だ。レベルは魔物退治や剣術の訓練など変わったことをしなければ、まぁ、普通に生活してれば1のはずだ。レベルが上がれば数値も上がり、強くなる。種族も家族が異種族でなければ人族だな。職業は天性の物、例えば……………騎士や商人、魔法使いがあったり、後からその道の訓練をすれば身に付くな。後、その職業の名前を念じてオープンと言うと詳細が見れる。」


 村長はここまでは良いか、という眼差しを向けてカイトはまた頷き返事した。


「次に、体力、魔力、筋力、守備力、魔法力、魔法耐性、知力、素早さ、運は見ての通りだな。次のスキルは、さっきの職業と同じく天性に持ってたものやその道の訓練の過程で身に付くな。まぁ、聞いた話だと、その人しか無い珍しいスキルがいくつかあるらしいんだけど、分かっている中で隠蔽スキルがあるらしいな」


 また村長はカイトを見て確認した。


「次は、さっきと同じで、スキルを持っていたら念じながらスキルの名前を読み、オープンと言うと詳細が見えるはずだ。で、最後に他の人に見せる時は、さらにオープンと念じて、閉じる時はクローズと念じればいい。ただ、余り他の人に見せないように」


(転生者、オープン)

 そう説明を聞いたカイトは、すかさず転生者を調べてみた。


【転生者・・・異世界人が創造神の力により生まれ変わった者又、言語理解を付与されている】


(え!?どうゆう事!?僕、生まれ変わったの!?)


 その説明を視たカイトは戸惑いを感じていた。


「どれカイト、おかしなことがないか確認してようか?」


 そう言って村長はカイトにステータスを見せるように言った。ハッ!としたカイトは


(マズイ!こんなおかしなの見せれない)


 そう思いカイトは、どうにか出来ないかスキルを調べてみた。

(隠蔽、オープン)


【隠蔽・・・ステータスの一部やスキルを隠したり書き換えることが出来る・任意発動型】

(これだ!)


 うん?どうしたんだ?と村長が聞いてきたのですかさず隠蔽スキルを使用して転生者と隠蔽を隠して村長にステータスを見せた。


「うん?どれどれ?……………家の手伝いをしているから、力と体力が少し高い位で……………スキルは無しか、これから次第だな。うん、問題無し。一般的な数値だな」


 村長がそう言って、カイトにステータスを閉じるように言って、以上で説明は終わりと告げるとカイトは、御礼を言った。


 カイトはその後、ノエルと共に村長宅を出て行った。


 カイトは一度家に戻ってから、遊びに行こうとノエルに訪ねて、ノエルは頷き返した。


 その道中にカイトは、ふと、前にノエルと初めて会った時にノエルが


『ハルくん、私たち無事に転生出来たんだね!』


 そう言っていた、と、その時は何のことか分からずにいた。


 でも、今回のことで自分に転生者とあって、ノエルの言ったことが分かったが、詳しいことが何も分からないので、自分の胸の内に留めた。


 ~カイトたちが宿屋に戻ってくる少し前~


 宿屋は飲食も兼ねており、お客さんがろくに居らず、忙しくない、まだお昼前の時間帯に、一人の青年が茶髪の男性に訪ねていたのだった。


おかしなところがありますが、何となく分かってくれてれば幸いです。

おかしな点は少しづつ直していきます。

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