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家族で異世界転生~そして、少年は~  作者: 長谷川
第2章 再会、そして~
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閑話

※とある場所にて──


「まさか旦那までやられるなんてね。 でも嬉しそうだね旦那?」

「フフフッ! あの男や近代最強と名高い剣聖が居ないと思って油断していたら、私を寄せ付けぬ強さを持つ奴が居たからな!」

「おやおや? それは今後の()()()()を進めるのに邪魔な存在では無いですか、アグルさん?」

「そうかも知れないが、今の我らではどうすることも出来ないだろ? ジクールよ。 それでビーナ、ワルスはいつ()()()()?」

()()()()()()()()()()()()、旦那」

「なら、いい。 ()()()()()死んだのはサヴァンだけだな?」

「そうみたいですねぇ。 それで今後はどうします?アグルさん」

「しばし、力を付けねばなるまい。 剣聖や魔導師が居なくなるように準備して排除した(飛ばした)挙げ句、他の者の邪魔が入り、()()()()()()()()を出来ずに終わってしまったからな」

「まぁ、仕方ないですねぇ。 私も楽しみが増えましたから構いませんけどね」

「私の方も食い応えのある子達が居たから、それで良いけど」

「なら、決まりだ。 しばし力を付けようでは無いか。          (楽しみにしているぞカイト。 更にどこまで強くなるのかを。 クククッ!)」



※時間を遡り、とある場所にて──


「セリカ! 無事か!?」

「えぇ、私は大丈夫よ、ジェイ君」

「良かった! それでセリカ、あの魔法陣の影響か? 俺達が居た景色と違う場所に居るのは?」

「えぇそうみたい。 あの魔法陣は転移魔法陣だったわ! しかも、時間が経てば発動する時限式の魔法陣も組み込んでいたみたいね」

「そうか。 それなら早々にこんな場所から移動しないと。 セリカ、通門ゲートを開いてくれ」

「……………………それが、無理みたいなの」

「ん? どうしてだ?」 

「それが……………………魔力をまったく感じないの、周辺からも、体内からも」

「なに!?………………………本当だ! どうして!?」

「分からないわ。 魔力が無いから念話で助けを呼ぶことも出来ない。 どうしようジェイ君?」

「クソッ! こうしている間に、()()()()()()が! っとセリカ、何か来る!」

「っ!?」


「オッ! 誰かと思えばジェイドか!? それにそっちに居るのはセリカか!?」

「っ!? えっ!? し、師匠!?」「っ!? えっ!? ガリアーノ様!?」

 

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