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第五話 セレの潜水気分

 その昔、妖怪は語られる事で誕生し、人々に害と益の両方を与えてきた。

 人々の願いが語られて生まれた妖怪はその願いに忠実に、不当な方法で生まれた怨みの妖怪は人に害を与える事で存在し続けた。

 良くも悪くも、妖怪とは赤子に近い。

 生まれた時に良い指導をされれば悪事は働かないが、その時に悪い指導をされれば悪事をする。

 人と違うのは、それが生まれた直後に決まってしまうという事か。

「つまり、人に味方する妖怪というのは意外と多い…という事じゃな」

「「「へえ〜」」」

 三人同時の感嘆の声。

 青森県恐山に程近い温泉宿の一室。

 大鬼を倒した後、我らは老婆が経営している温泉宿で体を休める事にした。

 温泉宿と言っても、そこはやはり異能者専用の温泉を所有しているだけあって宿の方も抜かりは無い。

 宿で働く約六割の者は妖怪、残りの四割は老婆の弟子や妖怪の所有者で一般人は一人もいない。

 大鬼を倒したのが前日、体の傷は我の生き血を皆に飲ませる事で治したが、戦闘した為に精神は消耗している。

 この宿での休養は、謂わば精神の休息なのだ。

「それじゃあ、コンとコルはともかく、セレや青田さんの妖怪はそれで人間に協力的なの?」

「別に協力的な訳ではないがの。ただ、小僧に負けたから言う事を聞いているだけじゃ」

 まあ、負けていなければ我は今頃ここにはいないのだがな。

 それもまた縁…かの。

「小娘の土蜘蛛を詳しくは知らんから何とも言えんが、アレも似たようなモノではないかの?どうにも、好きで協力的な訳ではなさそうな気配がするのう」

 故に、あの小娘がどうやって服従させたか興味も出る。

 我の強い妖怪は人に仕える事を極度に嫌う。アレは、鼬の逆の性格をしていそうじゃし、一体どんな手法を使ったのか。

「そもそも、何故今になってそんな事を聞いてくるのじゃ?昨日の大鬼を見たのなら、アレの方が例外じゃぞ?」

 狐共の頭を両手で撫でながら、小僧は我の質問に思案顔を見せる。

 どうやら、突発的に感じた素朴な疑問らしい。

 大鬼を倒した後、小僧は改めて小娘に落ち合おうと連絡をした。

 こちらの事が一段落したというのもあるが、基本的には小僧がただ会いたいだけじゃと我は見ている。

 現に、先ほどのようなその場限りの質問で暇を潰すくらいじゃ。見た目には出さずとも、やはり楽しみなのじゃろう。

「小僧よ、それで小娘の方はどうなのじゃ?今日の内に来るとか、それ位の事はきいておるのじゃろう?」

「さあ、そろそろ来るんじゃないかな?何で来るのかは…まあ、例外として」

「ご主人、もう少し右をお願いします」

「ご主人様、では私はもう少し左で」

「はいはい」

 えらく幸せそうな顔で撫でられているコンとコル、じゃがその実二人の魂は一人の人間。

 それも、昔小僧が想いを寄せておった少女の魂。

 その事が露見した今、こうして小僧達が仲良くやっているのは奇跡に等しいのではないであろうか?

「そうでもないと思うけど?むしろ、絆が深まったような気さえする」

「私達と彼女は、大元が同じなだけですからね。例えるなら、系統樹みたいな物です。元になる幹はあっても、枝分かれした『結果』が違う…みたいな」

 お得意の読心術で心を読まれる。

 基本的に読心術を行使しない二人が使うとは、我も警戒されたものじゃ。

 まあ、三人が良いなら我も口を挟むまいて。

「あとは小娘が来るのを待つのみ…どうじゃ?まだ日も高いが、今からアソコに行かぬか?」

 ここに泊まり始めてから老婆が教えてくれた耳寄りの情報。

 寒さの激しい青森ならではの娯楽施設。

 温泉、温水プール、レストランなどが一堂に詰まった夢の娯楽施設があるらしい。

 我は基本的には水の中にいる妖怪。故に、それを聞いてから顔のニヤけが治まらぬ。

 小僧達もそれなりに気にはなっていたらしく、三つ並んだ笑顔が肯定を意味する。

「そうと決まれば…」

「「「「いざ行かん、青森観光!」」」」

 この息の良さは、ここまで旅を共にしたから…なのだろうかのう?

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 朱雀苑で依頼を受けたのが九月の中旬。

 その依頼を終了させて小僧がこの孤立旅を選んだのが九月の下旬。

 そしてこの旅が終わったのが、十月の中旬に差し掛かった今日この頃。

 青森では既に十分な寒さを感じさせ、温泉の中が至福の時期である。

 老婆の宿を出て徒歩とバスを使って小一時間、我らは老婆オススメという娯楽施設にやってきた。

 一応、小娘が我らの留守中に来る事も考えられる為、そこは宿の者に頼みこんで対処してもらっている。

 老婆の知人というだけで大抵の弟子は二つ返事で了承したが…その顔が青くなっていたのは気の所為ではないだろう。

 この宿の主たるあの老婆、働いている所を見た事は無いが、立場はちゃんと確立されているようじゃの。

「「おお〜!」」

「へえ、意外とプールも広いんだね。青田さんの屋敷の近くにある市民プールより広いかも?」

「この上温泉にレストランも完備など、一体どれだけ贅沢なんじゃろうな」

 人間の金銭はよく分からぬ我も、これは流石に値が張るという事が分かる程の設備がそこにはあった。

 今我らがいるのは温水プール。水着も貸し出されていたので、小僧はトランクスタイプ、コンとコルは競泳用、我は何故か店員にゴリ押しされてビキニの上にパレオを巻かされた。

 着替えを済ませてプールへと乗り出した我らは、取り敢えず各々好きな時間を過ごす事になった。

 我は温泉やレストランよりもこのプールが目当てだっただけに、この場から動く気も無い。

 温泉で潜水するだけでは、やはり水の中で暮らす我は満足出来んのだ。

「さて、小僧達も各々好きな場所に行ったようじゃし、我も久々の広い水辺を楽しむとするかの」

 流れるプール、波の立つプール、なんと擬似的な海のプールもあるらしい。

 さて、どこから攻めるか…。

 我が沢山の水に感動し、自分でもどうかと思うほどに顔をニヤつかせていると…

「「セレ〜!」」

 我を呼ぶ大きな声。

 ふとロッカーの方を見れば、そこにはコンとコルが大仰に我を招いていた。

「なんじゃ?小僧をどこに置いてきたのじゃ?」

「そんな事よりも!取り敢えず来て!」

「一大事、一大事なんですよ!」

 コンとコルの慌てようは凄まじく、その眼は必死さの色しか浮かべていない。

 コンとコルは我に駆け寄り手を取ると、そのままレストランの方へと我を誘う。

 レストランの中では大量の子供が、レストランの中央に集められていた。

「あっ、セレ見つかった?」

 小僧は入り口に程近い席でコーヒーを飲みながら我を視る。

 どうやら小僧の身に何かあった訳ではなさそうじゃ。では、何故この二人は我を?

「セレ、あなた少しは化ける事は出来ますか?」

「うむ、まあ何になるかによるがの。我は虫やら鳥やらにはなれぬが、元が人間なら◯ルトくらいならなれるぞ」

「それで結構。では…」

 コンとコルの二人は互いに顔を見合わせ、その後我の手を力強く握り宣言した。

「「では…私達と一緒にアレに出て下さい!」」

 二人が指差す先、その先には大きな看板に可愛らしい字で『子供限定、水泳リレー大会!』と書かれていた。

「はっ?」

 我は状況を理解する事が出来ず、ただコンとコルに連行されるしか、なす術は無かった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 さて、女子トイレに篭もる事約三十分。丁度お昼をするには良い感じの時間帯。

 パレオから競泳用に着替えさせられた我は、カゲメと同じくらいの年齢の姿で、実に不愉快そうな顔でプールサイドに立っていた。

「へえ〜、やっぱりセレも妖怪なんだね。コンとコルが姿を変えるのは何度も視てきたけど、セレが姿を変えるのって初めてじゃない?」

 保護者兼監督役の小僧が我に話しかける。

 カゲメと同じくらいに縮んだ身長、長かった青髪はお団子になり、一見すれば確かに小学生。でも…

「幾ら何でもこれは反則ではないかの?我らは妖怪、そして相手は十五歳以下の子供じゃ。勝てぬ道理が無かろう」

 わざわざ競泳用の水着になってまで、一体二人はこのイベントにどこまで本気なのか。

 しかも、ここにいるのは皆女のみ。男と戦うならともかく、滅多な事では負けぬだろうに。

「確かに私達が負けるはずがありません。相手が『一般市民』ならばですが」

「なんじゃと?」

「あそこを見てください」

 コルの指差す方向。

 そこにはせせら笑う一人の青年と我らのような三人の少女の姿が。

 だが、問題は青年ではなく、むしろ少女の方。

 背後から立ち昇る闘気は一級品。しかしそれだけではない、隠されているのだろう微弱な妖気。

 なるほど…同業者という事か。

「つまり経緯はどうあれ、あやつらに挑発されてそれに乗った。それで良いかの?小僧」

「うん。八割がた合ってるよ。どうにも厚顔みたいだからさ、セレにお灸を据えてもらいたい」

 小僧が輝くような笑みを浮かべながら拳を固める。

 つまり、小僧も割と乗り気という事か。一体何を言ったのだ、あの連中は。

 基本的に温厚なこやつが乗り気になるなど、ましてここまで良い笑顔で言うなど今までに無かった事じゃ。

 小僧だけでなく、コンとコルについても言及したと見るのが妥当じゃろう。

「まあ、そういう事なら任せよ。久しぶりで感覚も鈍っておるじゃろうが、あやつら程度を手玉に取るなど造作もない」

 幼児化した所為で無くなった胸を盛大に反らせて、我は小僧に笑いかける。…鴉の小僧の得意な、黒い笑顔で。

 さあて、覚悟せよ小娘共。

 貴様らが敵に回したのは、伝説の海の精じゃという事を思い知らせてやろう。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 結果…の方はまあ言わずもがななのじゃが、一応報告をさせてもらうと、圧勝じゃった。

 限りなく…いや、限りある中でも圧勝じゃった。

 三人一組で始まった自由形リレーは最初は劣勢だったのものの、それも一組目まで。

 コルが泳ぎ始めてからは徐々に差が開き始め、我が泳いだ時には相手がターンをする時には既にゴールしていた。

 まあ、少しやり過ぎたとは思うものの、小娘三人の唖然とした表情、並びに小童が悔しそうに顔を歪めているのを見て気分は良かった。

「いや〜、お疲れ様…なのかな?セレ」

「どうにも私達は足手まといにしかなりませんでしたね?コン」

「ふん、人魚に泳ぎで勝てる訳がないし、元々水泳の記憶はコルの物ですしね。ご主人、そこの所は理解して下さいね!」

 水泳大会が終わり、宿に帰る帰り道。

 四人の談笑に華が咲く。たった一つの問題を残して。

「…で、セレ?まだ姿戻らないの?」

「…うむ」

 たった一つの問題、それは我の変化が解けない事。

 久し振りに姿を変えたのが仇になったらしく、我は未だに幼女の姿から元に戻れない。

 まあ、我らの元々の姿は人間離れしているのが普通じゃから、これが異常という訳ではない。ただ、我はあの姿を何百年と続けていた為に定着してしまったのじゃ。

 故に、今の姿は実に違和感がある。視点の高さや、上半身の負荷の掛かり方とか。

「お、おい!」

 バス停まで続く一本道。

 その道中、背後から掛けられる初耳の声。

 隣ではコンとコル、小僧が引きつった笑みを浮かべ、ゆっくりと振り返る。

 その背後には、先ほどの小娘共と小童が立っていた。

「まだ何か用ですか?」

「ゲームは私達の勝ち。つまり、ご主人は私達をちゃんと使えている事になると思いますが?」

「まだ何かいちゃもんを付けるなら、次は実力行使ですよ?」

 明らかな敵愾心を持って放たれた言葉。

 小童の小娘共は実に怯えた顔をしており、それだけであの小童が小娘共をどう扱っているかが窺える。

「し、しかし、俺ならもっと上手く使ってやれる!」

「…面倒です。ご主人様、ちゃっちゃと片をつけましょう」

「『妖刀 虎狐』ならいつでも使えますよ、ご主人」

 静かな闘志を漲らせ、狐共が小僧に寄り添う。

 相手の小娘の一人も小童に寄り添い、その場に一触即発の空気が流れる。

「いや、帰ろう。きっと皆が待ってる」

 その空気を破壊する、小僧の気の抜ける撤退宣言。

 小僧の眼は穏やかで、本当に戦意が無い事が分かる。

 その態度にコンとコルは穏やかな表情で頷き、勿論我も同意する。

「おい!逃げるのか⁉︎」

 小娘の体が光り、小童の身体に吸い込まれてそれは小童の装甲となる。

 魚か爬虫類か。そのどちらかの妖怪なのだろう事は明らかじゃ。

 小童は憑依を済ませると同時に歩いている小僧に近付き、背後から斬りかかる。

「…憐れだな」

 一瞬…否、もはやその一瞬も無かった。

 小僧はただ睨んだだけ。それだけで小童の身体は弾き飛ばされ電柱に埋まる。

「行こう」

 小僧は意に介さぬ様子で再び歩き出す。その時に、小僧の眼が赤くなっているのを我は見逃さなかった。

「小僧…貴様…」

 小僧がその身に宿した力は、もしや既に人間としての一面を捨ててしまっているのやもしれぬ。

 我のそんな予感はあまり遠くない未来に判明する事になるが、それはその時まで預けておくとしよう。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いや〜、面倒かったですね、ご主人」

「しかし、流石ですね、ご主人様。まさか一睨みしただけで吹き飛ばすなんて!」

「あ、あはは…」

 小僧が実に苦々しい顔でコンとコルを侍らせている。

 コンとコルは小僧の両脇から抱きつき、先程の奇業について遠回しな詮索をする。

 小僧が答えられないのを分かっていてやっているのが実に質が悪い。

「止めてやれ、狐共。何があったかは聞かぬが、小僧はお主らを思ってやったのじゃからな」

「幼女は黙っていなさい!」

「まずはその姿をなんとかしなさい!」

 う、うむ〜。返す言葉も無い。

 しかし、この姿も時間が経てば変化もし易くなるであろうし。それまではこの姿を最大限活用させてもらうとしよう。

「てい」

「セ、セレ⁉︎」

 コンとコルと共に小僧の体に抱きつく。

 うむ、やはり小僧の筋肉が最近になって増えてきたような気がするのう。

 服の上や水着になった時には分からなかったが、小僧の体幹が強くなっている。

 いつからかは分からぬが、戦闘を重ねている内に自然と鍛えられたようじゃの。

 さて、確認したい事も終わったし、そろそろ離れるか…

「赤原さん…何をしているんですか?」

「おいおい、坊主。久々に会ったと思ったら、出会い頭にこれは何だ?」

「ライカ、セレに何を?」

 久し振りの、それでいてどこか成長を遂げたような声がする。

 抱きついた姿勢のまま、声がした方へと振り返る。

 そこには小娘、烏の小僧、カゲメの三人の姿が。

「あっ、いや、これには事情があって、その…ごめんなさい」

 何やら謝っている小僧の姿は、実に滑稽なものに見えた。

片府 「久々のスピンオフ!今回の出番はセレさんでした〜」

セレ 「うむ。よきにはからえ」

片府 「そして、今回は新たな幼女要因…もとい、『狐の事情の裏事情』で最近出番を増やしたあの人、カゲメさんも登場予定です!」

セレ 「お主、今回はだいぶ強引なやり方でコンとコルを降ろしたそうじゃの?怒っておったぞ、あの二人」

片府 「さ〜て、一体何の事やら。私はまったくの無実、清廉潔白でございますよ」

セレ 「……まあ良い。それで、カゲメは一体いつになったら来るのじゃ?来なければ話も進まぬであろうに」

片府 「そうですねえ。…ん?え〜、マジっすか?」

セレ 「どうしたのじゃ?」

片府 「いやなんでも、カゲメが玄関を出ようとした瞬間にコンとコルがカゲメを拉致ったら…らしくて」

セレ 「ほうほう」

片府 「そのまま全速力でこっちに向かっているそうなんですよ。…という訳で、ごめんなさい」

セレ 「良い良い。後は我がやっておく故、お主はさっさと逃げるが良い」

片府 「あざーす!」(逃走)

セレ 「やれやれ、今回は最初から最後までグダグダで申し訳ないのう。読者の諸君には悪いが、今回はここで締めさせてもらう事にする」

コン•コル 「「てめえの血は何色だあーーーーーーーーー⁉︎」」

セレ 「何色も何もないのう。お主らの目的の人物はとうに逃げたぞ」

コン 「あっ、セレ」

コル 「なるほど、あなたも呼ばれてたんですね」

セレ 「うむ。もう締めじゃがの。ほれ、お主ら二人で綺麗に締めよ。それで少しは満足するじゃろ?」

コン 「本編横道街道まっしぐら!」

コル 「戦闘シーンはほぼ皆無!」

セレ 「『狐の事情の裏事情』のスピンオフ、『狐の事情の裏事情 スピンオフ』」

コン•コル•セレ 「「「次回もお楽しみに!」」」

コル 「次回は誰が出るんでしょうね?」

コン 「さあ?」

セレ 「そういえば、お主らカゲメはどうしたのじゃ?」

カゲメ 「私の…出番…です」(ガクッ)


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