表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブラック教員が異世界転生~そうそう、こういう働き方がええねん~  作者: ふとん
第2章 味噌汁

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/54

08_デザート食べてから、話してくれへん?




「っ!はじめまして!私も日本から来ました!

 こんな素敵なレストランができて、日本人にも会えるかもと思ってきたんです!」


「っふは!まあ座ってください~」

「ちょうど私たちも注文したところだ。一緒に食べよう。」


早くも日本人の友達ができたことを嬉しく思いつつ、座らせてもらう。



「お2人はどちらから?私は、地方から今日あがってきたんです。

 あ!こっちの名前は、アビ・ンダオです。」


「こっちでは、イブ・サール。ぼくたちは、首都に住んでいるよ~」

「わしは、ジョール・セック。」


わし?違和感を覚えつつも、初対面の人にツッコめない私は、話を続けようとする。


そこに、ラーメンセット、チキン南蛮定食、焼肉定食が運ばれてきた。

3人の目は輝く。


「聞きたいこともたくさんあるが、まずは食べよう。」


ジョールさんナイス!年長者のその一言が、1番ありがたい。


『いただきます!!!』


この世界では聞いたことがないセリフ言いながら、箸に手を伸ばす。




「おいしすぎる~~~~~~~~~~~~!!!!!」


これぞ求めていたラーメン。

ラーメン・オブ・ザ・ラーメン!!!!!


これはいける!!!この味はいける!!!!!

期待をはるかに超えてきた!!!!!


そして、餃子!!!!タレまで、かんぺき!!!!!


もうここは、日本やあああああああ!!!!!



感動で涙が出そうになるのをこらえ、食べ進める。


そんな私をみて、優しく笑っている2人。

これだから首都人は余裕があるなあ、と思いつつ、どんどん食べる。


夜は、チキン南蛮にするか。

食べ終わる頃には、夜ごはんのメニューを考えていると、イブさんが話し始めた。


「聞かなくても分かるくらいだけど、久々の日本食どうだった~?」

「おいしすぎました!!!!」


「だよね~ほんと。ここまでのクオリティに上がって、ぼくも嬉しいよ。」

「えっ!?ということは、イブさんがここを手掛けたんですか?」


「そうだよ~。といっても、ジャム共和国の依頼でね。」

「依頼?」


ここでイブさんたちから、この日本食レストランが建てられた目的を教えてもらうことになった。


イブさんは、日本にいた頃に実家の農家を継いていたことから、農業省で賢聖として働いているそうだ。


ジョールさんは、部品工場の品質管理者をしていたらしい。今は、工業省で賢聖をしている。

しかも違和感通り、中身は男性。


医療分野の人は、早速レストランに来たらしく、スカウト済みとのことだった。

今は、保健省に挨拶に行っているらしい。


「と、いうことは、私は教育省担当でのスカウトですかね?」


すると、店の奥から、割烹着を来たグリフォン族が出てきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ