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ブラック教員が異世界転生~そうそう、こういう働き方がええねん~  作者: ふとん
第7章 緑茶

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57_このままがんばるんやで




―― アビの地元 ミニシパル小


ファイ先生の教師のあり方研修を受け、見違える学校になっている。


授業中に朝食を食べたり、出かけたりするような先生は見かけない。校舎内を巡ってもSNSや電話に没頭している教師はいなくなっていた。


なぜなら、授業時間を30分の間に子どもたちが演習内容を解けるよう授業を行わなければならないからである。


もしそれができなければ、経験の浅い第2免許の先生の演習がうまくいかず演習時間として成り立たない。


導入直後は、トラブルも多々あった。


「演習を他人にさせることで、子供たちの把握ができないじゃないか」

「他の教員が自分のクラスに入るのはいかがなものか」

「未熟な教員が演習を見ることで、子供の学力が伸びないのではないか」


そんな反発もあった。それに向けた対策と説明も、何度も行った。


演習後の簡易報告書を付けたり、演習内容を記載した演習用教師指導書を配布したりすること。


そして、養成校を卒業してすぐの教員が、先生方の素晴らしい授業を見ることでより実力をつけた教員を確保できることを力説した。


すると、元々教えるのが好きな教員たちはそれに納得し、まずは試してみることになった。これは全国展開でも起きそうな反発であったため、説明資料に盛り込んでおいた。


こうして短期間ではあるが、少人数クラスがの導入が完了した結果は素晴らしいものとなった。


時間が正確に区切られるようになったことで、今まで曖昧になっていた魔法、言語、算数の線引きがしっかりされ、図工、体育、音楽の授業が行われる機会が増えていた。


このような副効果を生み出せたことも含め、教育省へウーリーさんに報告してもらう。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


少人数学級化を実施して、養成校を卒業してすぐの教員に会う機会が増えた。


すると、そのレベルの低さに愕然としてしまった。


―― 演習時間


子どもたちのざわめきが収まらない。


「静かに!静かにったら!もう!!!」


この後、途方にくれている新人教員。


魔法の時間。基本的な演習課題が出されている。


「えーっと。その詠唱、間違ってない?修正しなさい!!」(子どもが正解。)


などなど。算数や言語の基本的な問題や魔法技術が身に付いていない教員もいたため、このままではえらいことになる。


そこで養成校への介入を始めることとなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


―― 国立教員養成校


「この講義、人事局の初回研修までタイムリープしてへん?」


教員が話してメモを取る。その繰り返しである。この知識が、教育現場でうまく生かされるはずもない。自分たちで考えて学習・実践する内容もとても限られていた。


「養成校でも、講義30分・実践30分という切り分けを義務化するのはどうでしょう?ここに縛られるほどではないですが、基準として教育省から通知を出しては?」


授業内容は良いものもあったので、引き続き教授たちには頑張ってもらうことにする。大幅な改善を依頼しなかったことで反発が少なく、他の養成校にも共有できそうである。


教育所から養成校に対して授業時間と演習時間それぞれの時間を守るように通知を出してもらった。


また、特別支援教育や算数教育、教師のあり方など、今まで私が介入してきた内容は養成校に話を伝えて講義に盛り込んでもらった。


しばらくして、学校を巡回していると教育省や私からの介入があった学生から、目に見えて授業での立ち振る舞いが変わってきた。


大人よりも学生の変化の方がわかりやすくて、頑張った感がでるなあ~


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