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遊戯超過  作者: 吐夢
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ゲームオーバー

 「ママぁ、僕の人間が死んじゃったあ」

 とコントローラーを無造作に床に置いて、無意味に天井を眺め、途方に暮れる。

 「だから最初から、死にたがりの人間を扱うのはやめなさいって、あれほど言ったでしょ?ほら、晩御飯にするわよ」

 キッチンから聞こえてくるママの声。自分の意見の正当性を高める証拠が欲しいみたいにそう言うけど、僕は間違っていない。

 「はーい。でもね、ママ、今回の人間は、自殺じゃなくて事故死だったんだよ?」

 席に着いて、ママの顔色を窺いながら、今回の成果を発表した。あっ、と驚いてくれるんじゃないかと期待したが、

 「そう、で?」

 と興味なさげに冷笑された。

最終話までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。良かったら是非とも評価ブクマよろしくお願い致します。

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