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滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~  作者: スサノワ
5:大森林観測村VSガムラン町

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595/744

595:悪逆令嬢ロットリンデ、日の本と五百乃大角御神体

「ヒーノモトー? 聞いたことありませんでしてよ、小猿(こざる)

 だから小猿(こざる)じゃねぇ。


 いやまて、この御神体(ごしんたい)造形(かたち)を知ってて、神々(かみがみ)世界(せかい)

 おれが死んだ(のち)の、ずーっと(さき)の日の本生(もとう)まれじゃねぇ――

 なんてことは、あり得ん(・・・・)


 どうなってやがる?

 いいかげん、起きろや迅雷(ジンライ)

 ふぉん♪

『シガミー>根菜、星神か、この際、リオでも良いから返事をしろ!』

 だれも居ねぇ。


「ひとまず休戦(きゅうせん)と行こうぜ? ここを(とお)って大森林(だいしんりん)開拓村(かいたくむら)とやらまで、行かなきゃならねぇんだ」

 その目的(もくてき)は、大森林の長(おまえさま)に会うことだったんだが。


「はぁっ? 休戦(きゅうせん)ですって? ふふん、おかしな(こと)(おっしゃ)られますのね?」

 まさか、まだやるってぇのかぁ?

 向かい合って(すわ)る、長机(ながつくえ)両端(りょうはし)

 立てかけた錫杖(かたな)鉄棒(まほうつえ)は、等距離(おなじ)だ。

 このおれが、負ける通り(・・)はねぇ。


完膚無(かんぴな)きまでに(わたくし)が、圧勝(あっしょう)したでしょう?」

 あー、そーいう?

 女将(おかみ)さんが言ってたことは、どうやら本当(ほんとう)だ。

 喧嘩(けんか)(ぱや)いとか言うまえに、負けず(ぎら)いなとこなんかが――

 ガムラン代表(ウチのひめさん)に、そっくりだぜ。


「わかった、完敗(かんぱい)だぜ! 僧兵(そうへい)のおれがぁ、手も(あし)も出なかった! このとおり、(まい)りました!」

 手を突き、(あたま)を下げた。

 若干癪(じゃっかんしゃく)だが、負けたのは本当(ほんとう)だ。

 轟雷(ごうらい)を着たおれでも、相手(あいて)になるかは(あや)しい。

 迅雷(ジンライ)が居りゃ、また(はなし)(ちが)っただろぉが。


「わかれば、よろしいですのよ。くすくす、ぅふふ♪」

 (たの)しげに(ふる)える、その(ほそ)(からだ)のどこから、あの怪力(かいりき)と――

 あの何処(どこ)までも(ふく)れ上がる爆煙(ばくえん)が、生み出されているのか――

 不可解(ふしぎ)でならねぇ。


 ニゲルや女将(おかみ)さんを相手(あいて)にしても、引けを取らなそうだ。


「ところでこの、かわいらしい女神粘土(めがみねんど)ちゃんを――(ゆいず)っていただけないかしら♪」

 はぁ? そりゃぁ、駄目(だめ)だぜ!

(なん)でも売る猪蟹屋(ししがにや)だがぁ、女神御神体(このやろう)さまだけは、非売品(ひばいひん)だぜ」

 一瞬(いっしゅん)、目が合う。


 ドガンッ――――ゴロロロッ、ガチャチャガチャン!

 おれは(テーブル)を蹴り、突き飛ばし――

 (ころ)がって来た根菜(ねがみめんど)を、がしりとひっつかんだ。


転生前(てんせいまえ)記憶(きおく)(よみがえ)って以来(いらい)、この世界(せかい)には、(ほん)(とぉ)ーにっ娯楽(ごらく)が無くって――!!!!」

 山葵(さんしょう)山葵(わさび)でも(かじ)ったような、(ひで)(つら)


 ぼごごごご、ぼごごご、ぼぼぼごぉぉん♪

 机椅子(つくえいす)小石(こいし)(おお)きな割石(われいし)倒木(とうぼく)茶器一式(ちゃきいっしき)

 バッチュィン、ガチュィン、ガチバチチィッ!!

 (すべ)てが(はじ)け飛んでいく。

 

「もう(すで)に、こちらでの人生(じんせい)(ほう)が、(なが)くなってしまいましたけれどー。ソレ(・・)かつてに連なる(・・・・・・・)唯一無二(ゆいいつむに)の――――」

 ぼごごごごごぉぉぉうわぁっ――――!!!!!


「だろう!? だから間違(まちが)いなく、お(めぇ)さんわぁ同郷(どうきょう)の――日の(もと)の生まれだろうがぁぁぁぁぁぁぁっ――――!?」

 (せま)爆煙(ばくえん)群青色(ぐんじょういろ))を、(かわ)したつもりだったが――

 ぼごごごごぅわわっつ――!?

 (ただよ)(けむり)(はじ)け、どこまでもおれを、追って来やがる!


「あっち(あち)っ、あっちゃっちゃっ――!!!!!!!!」

 蜻蛉(とんぼ)連続(れんぞく)で切る。

 まるでリカルルと最初(さいしょ)に、ガムランの草原(そうげん)で立ち会ったときみてぇだっぜっ!

 猪蟹屋(ししがにや)給仕服(きゅうじふく)を、着といて(たす)かったぜ!


「ぅお待ちっ、小猿(こざる)っ!」

 (だれ)が待つか、黒焦(くろこ)げにされちまわぁっ――――――――!

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