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おや? 厨二病のカラスの様子が……  作者: ピラフォー
プロローグ
3/25

俺のスカ●ターは最新型だ!


「テスー、テステスー、マイクテスー」


声が、人語が話せる!


【レベルが1~26に上がりました】


進化は流石にもうしないか……


『どうも八咫烏サン、御使いのお姉さんです』

「どうも御使いのお姉さん、八咫烏です」

『それじゃ、認識阻害外しまーす』


認識阻害……?


そうだ! ステータス! 許してくれ! 君のことを忘れてしまうなんて! 僕はなんて奴だ、君が許せないなら僕を殴ってくれ! 痛っ!


= = = = =

名前:未設定

種族:八咫烏

Lv:26

HP:1520000/1600000

MP:387500

筋力:76832

体力:145628

特攻:264382

特防:97852

俊敏:153642

幸運:1

所持スキル

飛翔Max、嘴穿ちMax、殲滅鳴破Max、焔獄魔法Max、冰銀魔法Max、疾雷魔法Max、

淦水魔法Max、風絶魔法Max、深淵魔法Max、鉄壁Max、自動再生Max、威圧Max、

思考加速Max、状況把握Max、体術Max、縮地Max、模倣Max、幻術Max、ガラスMax、

魅了Max、毒羽根Max、医術Max、禁忌Max、即死魔法Max、神盾Max、狂化Max、

対属Max、対即死Max、対毒Max、反射Max、鑑定6、言語理解5、永久凍土世界Max

厨二病Max

称号

元勇者、若気の至り、鳥頭、失望せし者、詐欺被害者、残念賞、見せ筋、早とちり、自称指揮官、胸キュン、神獣、神の愛鳥、魔の境地、変わらない運、呼ばれない無機物、擦り、板、強化、複層、耐熱、全てのガラスに捧げる、御使いの玩具、蛙伝説

= = = = =


えぇ、ぶっ壊れじゃん、後、ステータスの攻撃が8万入って地道に痛い。


「なぁ、神獣になったって言われたけど、何が条件だったんだ?」

『スズメです』

「は?」

『スズメです』

「マジ?」

『Yes,MAZI』


そっかぁ、スズメかぁ。

ナメんな。


「そういえば、こっちに来てどの位?」

『一週間』


一週間、だと!?

一週間でこれほどの強さを……!

でも、これくらいが普通なのか?


『いいえ、違います。今の貴方はメチャクソ強いです。敵の強さわかる系男子だったら発狂しながら逃げていくぐらい、または、ス●ウターが秒で大爆発するレベルです』


私の戦闘力は……えっと、99999999ですよ! ド●リアさん


『今のえっとのせいで、すごい弱そうに見えました』


酷い!


「hay Si●i、クラスメイトはどこにいる?」

『今、貴方の後ろにいます』


えっ! いないじゃん!


()()♪ 本当は、まだ神界にいます』


神界? 俺の方が早く来てるの?


『はい』


どのくらい?


『ざっと5年程』


ダウトォ!


『本当』


何、だと……!


『そんな事はさておき、まずは行動しなければいけません』


そんな事って程でもない気もするが……何をすれば良いんだ?


『そうですね……レベル上げ?』


おい、まて。

もう既に俺TUEEEE状態だろ!? なんで頑張ってレベル上げないといけないの!?


『貴方、今の段階で俺TUEEEEできると?』


嘘、できないの?


『将来的に無理です』


なぜ!? Why!?

『勇者たちが来るからです。もしかして、仲良くなれるとでも? 笑わせないでください。今の貴方は、魔物でありそれも神獣、それが目の前に現れて「僕、君たちのクラスメイトだよ! ヨロシクね!(キラッ)」ってして信じてもらえるとでも?』


キラッて必要? 後俺だし一人称。


『そこはどうでもいいです。そして勇者は魔物を倒すためにここに来ているんですから、そんなプロフェッショナルに挑むなんてレベルが足りませんよ』


じゃあ、簡単なレベル上げ方法を教えてよ。


『まず、今から4時間32分57秒ここで待機します。そのあとに私が今と言ったら11時の方向、縦、羽二個分の所へエターナルフォースブリザードを発射。以上です』


今度は何を倒しちゃうの?

ドラゴン? 大きめの鳥? ヒポグリフ?


『それは秘密です』






これは、30年前のことだった……

俺は誰だ? ここはどこだ? 美菜は、大丈夫なのか?

くそっ、どういう事だ、どうして俺が猫に……!

あの時は困惑していたが、じきに冷静になって、俺は30年かけてここまで進化した

= = = = =

名前:師剛健斗

種族:マンティスサーベル

Lv:72

HP826503

MP85689

筋力:1000000

体力:6408

特攻:302

特防:49351

俊敏:83467

幸運:2

所持スキル

豪牙Max、剛爪Max、気配遮断Max、透明化Max、破壊神Max、会心Max、弱点特攻Max

攻撃Max、諸刃の剣Max、暗殺Max、必殺Max

称号

転生者、殺し屋、寝首掻き、卑怯者、五大災獣、アンラッキースロット、慢心マシーン

= = = = =


俺は、最強だった。どんな敵も一撃で殺せた。見つからずに攻撃すれば確実に勝てた。

だが、あの日、用心していればよかった。慢心してた。

たかがカラスの雛。殺す必要も無いと思って殺さなかった。

まさか俺が殺されるなんて。

痛みすら感じずに、俺は死んだ。

どうして雛にやられたかすぐに考えた。答えは簡単だった。


= = =

アンラッキースロット

・自分よりも運の高い相手に大ダメージ。自分よりも運の低い相手からの攻撃は即死ダメージ。

= = =


コイツだ……

アイツは、幸運値2の俺より不幸なのか。親もいないようだし、もうすぐ死んでしまうのだろう。





「ん?」

『どうしました?』

「誰かの走馬灯を見た気がする」

『おや? 進化のしすぎで頭まで進化してしまいましたか?』

「うっせぇ!」




『そうですねぇ、後3時間程暇なので、質問タイムとしましょう。さぁ哀れで無知な鳥頭、私に教えを請いなさい!』


鳥頭言うな!

それなら……


Q,スキルの習得条件って何?

A,レベルアップ、または、レベルの近い敵を倒した場合。


Q,レベル差の大きい敵の場合は?

A,スキル経験値が多く溜まります。低確率でスキルを習得します。経験値にボーナスがあります。


Q,称号は誰が決めてるの?

A,大抵私達です。


Q,俺の幸運はどうしたら上がるの?

A,上がりません。


Q,魔王はいる?

A,います。


Q,魔王は複数いる?

A,いません。


Q,魔王はどうやって発生するの?

A,謎。


Q,魔王は人類の敵?

A,はい。


Q,ステータスをまとめて見やすくする方法はある?

A,有ります。


Q,魔法は有る?

A,ステータスちゃんと見ましたか?


Q,俺の寿命は?

A,無し。


Q,神獣はどのくらいいる?

A,貴方を含め、10体です。


Q,神獣は人類の敵?

A,一部友好的な者もいます。


Q,俺が呼び出されたここはどこ?

A,大陸で東に位置する森。


Q,エルフとかいる?

A,います。しかし、人ではない亜人として人によって迫害されています。


Q,人化はできる?

A,特定の条件を満たしていれば可能です。


Q,その条件は?

A, レベルが81以上になったら解放されます。


Q,俺は人類の敵?

A,見つかったらすぐバトルかもしれないですね。


『以上でよろしいですか? まだ聞きたいことがあればたまに教えてあげましょう』


あぁ、十分だ。


『それでは、後少しなので詠唱をはじめてください』


何節?


『はい?』


何節がいいんだ?


『知りませんよ、頑張って考えて下さい』


了解した。


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