『平安時代は海の底』
2024.9.7
2年ほど前に近所の川で、大きな黒っぽい魚を見ました。
驚くほど大量の魚です。
群れを成し、川上を向いてひれを動かし、その場に滞留。
どれもが大きく、コイかなと思いましたが、それは不自然。
わたしたちが子どもの頃でさえ、小さなフナやハヤがメイン。
コイだか大きなフナだったかを、目にすることは珍しかったのですから。
場所は、わたしたちが魚とりをしていた場所より700~800mは下流。
その時は水位もあがっていました。
海の魚が満潮時に何かのきっかけで、たまたま、ここまで来たのではないかと。
とは言え、サケ、マスがさかのぼってくるという話は聞いたことがありませんし、見たこともありません。
8月の終わり朝早くに、その川沿いの遊歩道を散歩。
そこで、フナの群れをいくつか見かけました。
その数、合わせて200匹以上。体長3㎝前後。
川沿いに樹木が植えてある場所もあり、それ以上は確認できませんでしたが、もっともっといたでしょう。
わたしが魚取りをしていた場所より300~400m上流。
驚きました。
いや、子どもの頃は、この川に入ってフナやハヤを捕まえていたのですから、いても不思議ではないのですが。
というのも、この少し前、町の歴史博物館の掲示物を見たからです。
今、この川には、フナやハヤはいなくなったと。
実際、その掲示物を見た後は1匹も目にすることなく、見かけるのは鳥のシラサギとハクセキレイたち。
転居後、フナを見た気がするのは勘違いだったかと思い始めていたからです。
雨が降った翌日だったので、上流の池、貯水池などで育ったものが流されてきたのかもしれませんね。
それにしても暑い。
そろそろ落ち着くかと、7日先までの天気予報を見る。
最高気温、ほぼ、35℃。
2024.9.21
以前、「小学生の頃、近くの天井川天井川に裸足で入り、網でフナやハヤを捕まえていた」。
また、「わが家が建っている場所は、平安時代は海だった」。
と、書かせていただきました。
後日、「わが家近くの天井川で、フナにしては大きな魚が群れを成して」とも書かせていただいたと思います。
「あれは、海の魚ではなかったか」と。
わたしがフナやハヤを捕まえていた場所から800mほど下流。
地図上では、海まで4.5㎞以上。
先日朝、水位が上がっているときに、また、それらしき魚を見つけました。
ネットで検索したところ、他県の川について、
「川の流れが弱いとき、海水面が高いときなどは、海の水が川の中に入り込み、ボラ ・ スズキ ・ マハゼなどがさかのぼってくるケースがある」と。
わたしが見たのはボラと思われます。
本当に海の魚なのか?
――間違いないと思います。
すぐそばにエイが2匹いましたから。




