『まさか?……ね』
2024.8.2
「旧グラバー邸」
長崎に来住したイギリス人商人グラバー・リンガー・オルトの旧邸。
日本に現存する木造洋館としては最古。現在、世界遺産。
その「旧グラバー邸」。
2、3年前に名前が変わっていることに気がつきました。
「旧グラバー住宅」と。
住宅? なぜ、名称を住宅に?
「グラバー邸」の方がいいよなあ、と。
さて、なぜこんな話題を取り上げたかというと、
それを知った直後、芸能人がいくつかの町を散策するテレビ番組で、初恋の彼女が住んでいた町を映していたからです。
画面に「〇〇町△△」と。
そうそう、こういう名前の町、△△の地区名も一緒。
この近辺だろうな、と。
が、番組終了間際で、ほとんどわからずじまい。
映画などには行きましたが、彼女の家の近辺には行ったことがありません。
今や、ネットに番地まで打ち込めば、道路から見える家が画像として確認できる時代。
残している手紙を調べれば番地もわかるでしょう。
が、調べる気も手紙を読み返す気もありません。
あいまいなこと、知らないこと、謎があってこそ、女性と想い出は美しい?
と言いつつ「彼女の実家を探すわけではない。彼女が過ごしたその町に山があるとか、神社があるとかぐらいなら……」と我田引水。
番地抜きで「〇〇町△△」と、ネットに打ち込むと……
その平面地図上に「□□家住宅」国指定重要文化財というものが。
□□家?
彼女と同じ苗字?
まさか……これは、彼女のご先祖様の邸宅か?
――「お祖父さんが庭にアトリエを作ってくれました」
彼女の手紙に書かれていたことを想い出しました。




