表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『半径1メートルの日常』  作者: 八神 真哉
8/93

『おいくらですか?』

 光の入らない真っ暗な部屋で、若い女性に胸や腹を散々触られたあげく「何か運動されているんですか? 筋肉質ですね」と言われた。


 部屋を異動。ここも真っ暗だ。別の若い女性から、長々と後ろから体を押し付けられる。「胸が腕に当たっている」とも言えず、時間が経つほどに抱きしめているかのようにあちこちが触れて……。


 ――は、先日の健康診断の話。内臓エコー検査に、心臓検査。二人目の女性の口調が最初より優しくなったのは男の妄想? 心臓に問題あり?(昨年は本当に引っかかった)昨年より、はるかに、はるかに長かった。

 筋肉のくだりは、若い女性に触られて、力が入ったという単純な理由だが、専門のお店で同じことをしてもらったら、随分と高いお金を取られるに違いない。

 ……私は、そのあたりのことには詳しくないので、興味があったら、ご主人にお尋ねください。



※この2年後に照明がついた状態で行われるようになった。何かがあったに違いない。


挿絵(By みてみん)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ