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『半径1メートルの日常』  作者: 八神 真哉
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『濡れ手に粟』

「ホップ・ステップ・ジャンプ」。この意味を御存じだろうか?


陸上競技の三段跳びのことではない。コミック業界の用語である。

聞いたことがない、という人もいるだろう。かくいうわたしが知ったのも十数年前だ。


【ホップ】=【年収数百万】 

華々しく(?)連載開始。人気を博すが、アシスタントを雇い単行本が出るまでは赤字。


【ステップ】=【年収数千万】

単行本発売。ベストセラーに名を連ねる。重版に次ぐ重版。


【ジャンプ】=【年収○億】

メディア化で人気爆発。初版で○○万部。既刊重版。キャラクターグッズなどが売れる。を、そう呼ぶという。


子どもたちがようやく歩き始めたころ、ビデオで『トトロ』を流すと、立ち上がりテーマソングに合わせて、のりのりで踊りはじめたのである。


「しめた」と思った。わたしは連載のチャンスをみすみす放棄したが「好きこそ物の上手なれ」である。


こうなれば親子鷹である。星一徹と飛馬である。大リーグボールならぬマンガ家養成ギブスでも作って鍛えに鍛えれば、将来は左団扇ではないか。


ペンネームは藤子不二雄、F・Aならぬ八神S・M……これは何となくイヤラシイ響きなので、他に何か考えねばなるまい。


だが、この計画は早々に頓挫するのである。小学生になった子どもたちが描いた人間が下記のようなものであったからである。


挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)


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