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家族で異世界に行ってみた  作者: りゅうポン
第一章 アイリーン王国とワグーナ王国
9/45

日本

群像小説のため、単話で読むと、場所が分り難いと思われますので、一応、1話ごとに場所を書いておきます。


異世界:アイリーン王国

◇ アキラ 四 ◇


「……取り込んでいるところ……すみません……」

 声を掛けると、エストリア女王とサヤが、僕を見た。

「もし、僕に何か出来る事がありましたら、お手伝いしましょうか?」

 二人が不思議そうな表情をしている。

 見ず知らずの人が、突然、手伝いますと言っても困惑することは分かっていた。

 元々、何の縁もないのだから、断られたとしても、特に気にはしないけど。

 ホントだよ。

「……あなたは、女王の間に現れた……」

 エストリア女王が口を開いてくれた。

「見たところ、賢者様のようですが、先ほどは、大臣が無礼な事をしてしまい、申し訳ありませんでした」

 また、賢者に間違われたが、もう誤解を解くのも面倒なので、そういう事にしておこう。

 エストリア女王は、見ず知らずの僕にも会釈をしてくれた。たぶん、謙虚な心の持ち主なのだろう。

 まあ、それを大臣に利用されているのだが。

「女王の間に現れた理由をお聞き出来ませんでしたが、どのような理由で現れたのですか?」

「あー……」

 何て答えようか。

「僕は、日本という国から来ました。洞窟の扉を開けたら、光に包まれて、気がつくと、この王国の女王の間にいたんです」

 どうせ、日本の事を話しても、誰も分からないだろうし、そのまま話してみた。

「……日本……何かの文献で読んだ事がある気がします……」

 ……え?まさかの答え……

 日本とこの世界、何か繋がりがあるの?

「私の先祖は、日本という国から来たと聞いています」

「ええ!そうなの!?」

 サヤの話に驚き、僕は思わず声を出していた。

 ……この世界の忍者って、日本人なのか……通りで、忍者の服装が同じだと……

 何か、急に親近感が湧いてきたな。

「サヤさん達とも繋がりがあるのですね」

「ま、まあ」

 遠い先祖では繋がっているのかもしれない。

「……賢者様を、私達の争い巻き込んでしまってよいのか、私には分かりませんが、もしお手伝いをしていただけるのなら、とても助かります……」

 エストリア女王は、目を潤ませていた。

 うん、可愛い。

「分かりました。アイリーン王国の復権のため、手伝わせていただきます」

 少し不純な気もするが、喜んでもらえるのなら、よしとしよう。

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