第二話:start
少し、グロテスクな表現があります。苦手な方は、ご遠慮ください。
ピピピッ、目覚ましの音が聞こえた。目覚ましに手を伸ばし、時刻を確認する。7時30分。完璧に寝坊だ。
急いで支度をして家を出る。こんな事になったのも、昨日の変な男のせいだ。あの後、どうも気味悪くなかなか寝つけなかった。最近、変な奴が多くなっているが、まさか自分の所に来るとは。そんなこと考えている間に駅に到着していた。
何か騒がしい。僕は気にせず進もうとした。
『只今、7時40分発の○○行きで脱線事故が起こりました。申し訳ありませんが、遅れが出ております。』突然のアナウンスが聞こえてきた。僕は身震いした。今、事故を起きた電車は、僕がいつも朝乗ってる電車だ。アイツの言葉が思い出された。僕はすぐに考えるのをやめた。これは単なる偶然だ。
プルルッ、プルルッ。部長からだ。ヤバイ、こんな事してる暇は無い。これ以上遅れたら部長に怒られる。
僕はタクシーを拾おうと駅の外に出た。
誰かが、服の端を引っ張った。女の子だ。
「ねえ、お兄ちゃんの名前、ショウでしょ。」女の子の突然の質問に僕はビックリした。また、嫌がらせか。僕は気にせず進もうとした。が、進めない。女の子が僕の服を凄い力で引っ張っている。
「名前、ショウでしょ。みーつけた。」僕は驚愕した。女の子が鎌を振り上げて僕に襲いかかってくる。狂喜な笑顔をみせて。僕はただ無抵抗にそれを見ていた。パンッ。突然、銃声が響き、血が吹き飛んだ。女の子が倒れている。真っ赤に染まって。
『だから言ったろ。俺を雇えって。』
アイツだ。あの男の声が聞こえた。僕はゆっくり声のする方に目を向けた。男は、銃を持って立っていた。相変わらず楽しそうな笑顔をして。
すでに文章がグダグダです。すいません。感想等、ありましたらどうか評価にコメントください。