表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と四姉妹  作者: だい
9/17

双子片割れVSデレたツンツン少女。



絋斗『


【バケツお化けプリン】



重すぎる~』




蓮華『お兄ちゃんがんばれ!』

――自宅前――


そんなこんなで家にやっと帰って来たら俺等ですよ!


それにしても、

疲れたよ…………。


今は夏休み真っ最中の8月15日なんだよ…………。



わかるか…………。


【バケツお化けプリン】

↑これ↑の重さがさぁ………。


5個で七キロ位あんだけど……………………。



蓮華に持たせるわけにはいけないしさぁ。



ついでに言っとく。

家から繁華街まで三キロ弱だよ。


スーパー?

プリン買いに行ったから遠回りしたさ。



合計4キロ強。



人は文明に飼い慣らされてたんです。


バスで蓮華が痴漢されて、オッサン血祭りにあげたのはまた別の話。


さて、暑いし、そろそろ愚痴は終わらせて家に入るか!





――自宅内――



二人『『ただいまー!』』



リビングから柊ちゃんが出てきた。



そして、俺へダーイブ!!


ぐほっ…………。


なかなかのヘッドバットだ。



そして、柊ちゃんを蓮華の前に立たせてと。


俺は視線で『謝りな』と蓮華に告げる。


頷く蓮華。


蓮華『柊っ!さっきは叩いちゃってゴメンナサイ!!』



柊(筆談)『気にしてないから大丈夫!』



柊ちゃんは何かを決心したような目で俺を見た。







柊『……で……も…………兄様……………………は……………………べ………つ…………ぜっ…………た…………いに……………………わ…………た……………………さ…………ない。』



蓮華『私だって渡さないよ!

お兄ちゃんは私のなんだから!』



柊『…………ち……がう……わ…………た…………しの。』





マジですか?



喋ったこともビックリだが、内容が更にビックリだ。



確かに二人には気に入られたとは思ったがまさかlikeではなくloveの方だとはな。




お兄さんビックリだよ。




紗香『ハイハイ。

取り合いは後でね。

お姉ちゃんお腹空いちゃった。唯が料理作らせてくれなくて』


だよな……………………。



正直、俺も空いてるし。




絋斗『俺が作るんで皆は休んでて。』




さて、頑張りますか。


食材はスーパーで買ってきたし。






――台所――


今日の昼飯は冷やし中華だ!



実は作り置きの麺があるんだよね!



トントントン。とリズム良く野菜が刻まれていく。




ー30分後ー



出来たー!!




上手に出来ましたー!!





――リビング――




絋斗『出来たよー!みんなー、テーブル着いてー!』



四人(一人筆談)『はーい!』



唯『うわぁ、美味しそうだねぇー!』



紗香『絋斗君さっすが~!』



蓮華&柊(筆談)『お兄ちゃん、(兄様)凄い!!!』



二人の間で火花が散る。



絋斗『二人とも落ち着いて!』


蓮華はお兄ちゃんが言うなら…………。と、席に戻り。


柊ちゃんはコクリと頷いた。



絋斗『それじゃ!』



5人『いただきます!……………………(コクリ)。』



蓮華『お兄ちゃん!これお店で食べるより全然美味しいよ!』


柊『……………………(コクコク)』


みんな口々に美味しいと言ってくれた。




大成功だな!







柊(筆談)『兄様は絶対に渡さないから!』




蓮華『望む所よ!』





絋斗『ケンカだけは駄目だからね!』




蓮華&柊『自分もだよ!


カッコイイからいいけど!』





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ