飼い主に、年齢制限はないけど、捨てないでね!!
どうぶつ病院ってすごいね!! また、白い猫が欲しい、という問い合わせです。次は大丈夫だといいなー、と期待しました。
「白い猫ちゃんがいると聞いて」
「額に、ちょっと麿眉みたいな模様はありますよ」
「白い猫ちゃんなんですよね」
「ほとんど白ですね」
完全な白とは言い難いので、悩みます。真っ白じゃないんだよなー。
高齢の女性からの問い合わせです。数か月前に白猫を老衰で亡くしたという話です。
「やっぱり、寂しくて、白い猫を探していて」
「物凄く失礼な質問ですが、ご年齢は?」
「七十歳ですが、やっぱり、ダメですか?」
「ダメということはないですね」
知り合いで、七十歳だけど、いっぱい猫を保護している人がいる。生活費のほとんどを猫に傾ける、という人だ。しかも、一人暮らしだから、時々、様子見で連絡とっていたりする。
ダメとは言わない。
「万が一の時は私の元に返してくれるように、そういうことをしてくれるお身内がいれば、大丈夫です」
「あの、その娘が引き取るのではなく?」
「そうしてもらえればいいですが、そういうことが出来ない場合は、私に返してください。連絡をくだされば、すぐ、迎えに行きます」
七十歳だと、猫より先に亡くなるなー。
話を聞いていると、そういう譲渡会とかに行っても、全て、お断りされているという。終生飼育、を鉄則としているので、七十歳のおばあちゃんはお断りされるよ。
話を聞いている限り、一人暮らしのお婆ちゃんだ。いくら、近くに身内がいるといっても、一人暮らしだから、だいたいの所は、お断りするだろう。
でも、いい感じだなー。
「ですが、我が家の猫はやめたほうがいいですよ」
七十歳のおばあちゃんい、白猫ショウちゃんはお薦めできないなー。
「やっぱり、七十歳だからですか!!」
「えっと、ものすごく、元気すぎるんです」
そういう問題じゃない。間違いなく、手に負えなくなる。
「これで、雌だったら、私もお薦めします。ですが、雄で、ものすごく元気すぎるんです」
「いや、でも、白い猫なんですよね」
「う、うーん、白ですね。会ってみますか? 会ってから決めてもいいですよ」
「会います!!」
会ったら、絶対に欲しいというだろうなー。ショウちゃん、見た目はいいから。
だけど、元気過ぎるんだよなー。
保護した当初から、私の勘で、こいつはやんちゃな猫になる、と予感はしていた。長女は笑っていたが、実際に、そうなった。
でも、バカではないので、もうちょっと成長すれば、一緒に布団で寝られるくらいには、落ち着くのはわかっている。
だけど、今は、やんちゃで暴れん坊の子猫なんだよね!!!
七十歳のおばあちゃんでは、お試し三日でギブアップするのは目に見えていた。こういう経験も、きっと、おばあちゃんにとっては、諦めるための試練になるだろう、なんて私は考えていた。
ところが、面談の前日に、おばあちゃんからお断りの電話がありました。
「弟が病気になって、弟の飼い猫を飼うこととなっちゃって!!」
「そうなんですか、大変ですね」
「だから、そのぉ、無理になったの!! ごめんなさい!!!」
「いいですよー」
すごい偶然だな。そういう話を夫にすれば。
「まあ、無理だって事になったんだ。すごい偶然だけど、仕方ない」
「そうだね」
「ダメでも、我が家の猫にすればいいんだから、気長に探そう」
次に行こう!! という話になりました。
そして、今日も、ショウちゃんの動画やら写真がどんどんと増えていっています。
「もう、ウチの猫にしちゃおう」
「一年は探してからね」
「もう、ダメ猫だよ」
無防備にお腹を出して寝たり、次女お手製のおもちゃで遊んだり、もう、ダメ猫っぷりに、夫は笑っています。
「いやいや、このダメ猫だから、むしろ、どこの家でもやっていけるから、探すんだよ!!」
我が家にいる猫は、色々と問題ある猫である。ショウちゃんは、どこでもやっていける猫なので、むしろ、ショウちゃんだけを可愛がってくれるお宅に行ったほうがいいです。




