『梅竹義人の憂鬱』あとがき
皆様お疲れ様です。ひろひさです。
『梅竹義人の憂鬱』、いかがだったでしょうか。この作品は『名無しと権兵衛』後編にもちらっと出てきた義人が書いた日記です。皆様は日記、書いてますか? もしくは、書いたことはありますか? 私は今年に入ってから書き初めまして。ですが、これがまあ続かない。内容も『疲れた』だの『仕事が辛い』だの『だるい』、『体が痛い』と読み返したくもない、暗くなるようなことばかり。まあ、日記なんてものは人に見せるものでもない、ただの愚痴吐き場なのかもしれませんね。
なのでこの作品も義人が内に抱えるドロッとした部分を書いている以上、彼の尊厳を守る為にも表に出すべきではないものではないだろうか。とも思いました。ですが読んで頂ければ『名無し』で描かれていない部分を補強する一面ありますし、『梅竹義人』というキャラクターが生まれた背景には作品タイトルにある通り、『涼宮ハルヒ』シリーズのように主人公の一人称で物語を書いてみたいというのが始まりであった為、彼には申し訳ありませんが、投稿させて頂きました。
ですので、彼の煩悩まみれの部分もスッと流して頂ければ幸いです。あれは必要だったのかと思われるかもしれませんが、彼もみなが求める聖人君子などではなく、ただの健康な1人の人間、独りの男性であるということを描きたかったので入れました。決して、キーボードの赴くままにノリで入れた訳ではありませんww
それではヒーローとしての威厳は無くなってしまったかもしれませんが、次作『ホッグ・ノーズ』での活躍をお待ち頂ければ幸いです。
感想、お待ちしております!! ひろひさでした!!