この恋心よ、紙飛行機よりも高く飛べ
高校3年生の春。
大川陽葵は小学校から高校まで同じ学校へ通う宇野碧斗に恋心を抱いていた。
陽葵の方が身長が高く、同じように紙飛行機で競っていた小学生の時の思い出も、同じ身長になり、碧斗の進路を聞いて慌てて書き換えた中学生の時の思い出も、ぜんぶ抱えた高校3年生。私は今日も紙飛行機を折る。
碧斗との大事な思い出だから。
そんな私の恋を応援してくれる理玖も、難しい恋愛をしているようで、私と一緒に紙飛行機を折ってくれる。
「俺、青色の紙飛行機がすき」
「僕は、赤色の紙飛行機が飛べばいいのになって思ってるよ」
あの頃、君が言ったみたいに高く飛んで欲しい。
紙飛行機が高く飛べば、私の願いは叶うのだろうか。私の想いは届くのだろうか。
そんなことを願いながら、紡がれていく純愛ロマンス。
大川陽葵は小学校から高校まで同じ学校へ通う宇野碧斗に恋心を抱いていた。
陽葵の方が身長が高く、同じように紙飛行機で競っていた小学生の時の思い出も、同じ身長になり、碧斗の進路を聞いて慌てて書き換えた中学生の時の思い出も、ぜんぶ抱えた高校3年生。私は今日も紙飛行機を折る。
碧斗との大事な思い出だから。
そんな私の恋を応援してくれる理玖も、難しい恋愛をしているようで、私と一緒に紙飛行機を折ってくれる。
「俺、青色の紙飛行機がすき」
「僕は、赤色の紙飛行機が飛べばいいのになって思ってるよ」
あの頃、君が言ったみたいに高く飛んで欲しい。
紙飛行機が高く飛べば、私の願いは叶うのだろうか。私の想いは届くのだろうか。
そんなことを願いながら、紡がれていく純愛ロマンス。
紙飛行機を飛ばして
2025/05/12 19:07
(改)
赤色の紙飛行機
2025/05/12 21:19
青色の折り紙
2025/05/13 21:56
(改)
背比べと、折られない紙飛行機
2025/05/14 07:21
(改)
近くにいた遠くの君へ
2025/05/14 21:41
青と赤
2025/05/18 21:05