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PAGE of WANDS

作者: 睦月ヨル

もし君だったらどうする?

ド派手なスーツを着た道化師が

にやり笑って手招きしたら


生きてくだけの日常に

ふと横切る万華鏡色

一歩踏み出したら

そこは天国?


苦しみも悲しみもない世界なんて存在(あり)はしない

誰かを思えば胸が痛く

一人でいれば誰かが泣いてる


権力も財力も夢もすべて実力

欲望の触手を絡めつかす

抜け出すの?それとも塗れるの?

綺羅びやかに澱む乱反射の海に



誘われるままされるまま

ガーネットグラス飲み干せば

体中が毒に溺れる


ブレた視点の常識に

ピアノ線の綱渡り

落ちて行く先は

網目の迷路


誘惑の甘美な蜜を塗りつけても孤独が増す

裸になっても信じきれず

抱きしめられて痛みに震える


正しさも間違いもどちらともが悪夢

胸の扉から零れ落ちる

諦めるの?それとも逆らうの?

硬質にけぶる底無しの沼地で

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