裸エプロンの有効性を真面目に考えてみた
変態日本人がここに夏の自由研究を発表。それはロマンを壊す、残酷な描写かもしれない。読みマツガイ、言いマツガイ、文字抜け、作者の勘違い御免。
『裸エプロン』というジャンルがある。
一般的に、二人の愛を確かめるアイテムとして活躍している。
そこで、二人で活躍できるアイテムは、一人でも活躍できるアイテムとなりえるのではないかと思い、ひと夏の研究対象としてみた。
真夏の日本列島の電気消費量を抑えるためヌーディストとして過ごす。即ち部屋では裸族である。
その状況で裸エプロンの有効性を実験してみた。
人として、生活するうえで欠かせない衣食住、この三つの側面からアプローチしていこう。
まず、食を調理する際の裸エプロンについて、結論を先に述べると有効である。
夏といえば揚げ物や、炒めるといった簡単な調理法を好まれる。そしてそれが陰陽五行からみても火性の調理として理に適ってる。その際に気になるのが、「油はね」と「熱さ」である。この2点、裸族のままで調理するととんでもないことになった。火傷する、しみになる、料理を中断せざる得ない状況におちいった。そこでエプロンの着用である。
布1枚といえども小さな「油はね」を防ぎ、「熱さ」の湯気から胴体を守る役目をはたしてくれる。
素晴らしく優秀な布1枚である。
次に衣としても有効である。例えば文字を書くとき、なかなかに良い働きをする。
夏と汗は切っても切れない関係であり、まだ全身から汗がふきでるお年頃だ。そこでエプロン着用で文字をかけば「汗」による文字の失敗を防ぐことができる。また、腕にうっすら汗をかいてもエプロンの裾でさっと拭き取れるという対処法まである。
最後に住だが、これはエプロンの種類による。エプロンの種類によっては、まるで表はワンピースのように見えるものもある。脇も半乳程度隠すものまである。後ろは紐のみなので言わずもがなな状態であるが…。
急な一瞬の来訪であればそのまま対応できるのではないかと錯覚できるほど洋服じみたエプロンがあるということだけ、ここに書いておく。
私の見解では一人裸エプロンは、十分使い勝手がよくヌーディスト及び裸族の方におすすめしたい1枚である。
ただ、何に対しても人それぞれ好みや、思いがある。
白以外は裸エプロンではないという殿方もいらっしゃった。
女の戯言、日常使いの「裸エプロン」。
そこに実用性があってもいいじゃないか。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
性癖は十人十色!フェチも十人十色!
ただ、思ってしまったんです、
裸エプロンって、なんて使い勝手の良い防具なんだ!と。