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英雄騎士譚  作者: 坂本一馬
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第四話 タンクの王

フェラムは資源戦争になった理由を淡々と説明する

フォンランドはサバンナでいろんな動物に囲まれたオアシスがある要塞都市だ。常に砂嵐で要塞が守られていて攻略不可能だとされている。しかし彼らはなぜかトロデントタウンまで遠征にこれるその武装は異形で全身分厚い装甲に包まれていて、サイという動物に乗っている。フォンランドの君主を勤めるはタンクの王と知れ渡ったネオシスと呼ばれるものだ。彼はトロデントタウンの町の設計者でもある。西側に位置する岩山に鉱石があるとわかるとすぐに独占し広々とした草原で羊や馬を飼えるようにした。それを快く思わないアステリア国は雪国で高山の向こう側に町がある。農牧で営み火薬という武器を使って少ない資源で鉄砲を作っていると聞く。そのとどろきはアステリアにある高山にいる火竜サラマンダーの遠吠えに似ていて鉄砲をはなったら魔物がおびえて近づかないとか。

資源戦争とは鉄をめぐる戦争でアステリアには火薬を作る技術があったためネオシスはその技術を恐れ全身を鉄の鎧で覆ったと聞く。

その後鉄は法律的にはアステリアの人間に渡さないようにしたとかで、もめてアステリア人をトロデントタウンから追い出すことにしたそうだとか、戦争になった理由は食糧不足にいたらず、武器の開発だとかでもめて結果的に治安が悪くなり血塗られた草原で戦争する。第一次アステリアとフォンランドの資源をめぐる戦争はアステリア人が勝って何千丁もの鉄砲を作ることに成功したが、ネオシスはそれを恐れ第二次戦争を起こした。たくさんの仲間の血が流れはしたが、鉄という技術を使って鎧を全身に覆った重装騎兵隊を設立した。鉄砲でも砕けなく第三次資源戦争はフォンランドが勝っている。その後第四次は苦戦を強いられ鉄砲の技術が向上している。第五次はサイという動物に乗って敵を追い返し、小競り合いでアステリアは鉄資源を奪うようになった。

トロデントタウンは戦争の最前線にある街なので傭兵家業が流行る。ジェラレート村はたまにこの町に来て貴重な鉄資源と魚を交換するのであった。

フェラムは「ネオシスとは歴史的人物で今でも生きているとか」

フェリップは「はい、まだ生きております歳は66になります、昔は砂漠の王として砂嵐で守られた要塞を建築したのが有名でしたが今はタンクの王として知られているのが一般的常識ですね」

エレガノは「フェリップはフォンランドに行ったことがあるのか」

と聞くとフェリップは頭を横に振るどうやらないようだ。

「あそこは砂嵐で守られています今でもどうやってあそこに入るかは不明です」

「何名か尾行したことがあるとは聞いたのですがその日は砂嵐がなく何日も歩かされ結局見失ったとか幻を見て町にいるかと思ったら砂でできた肉を食っていたとか噂は絶えません」

フェラムは「そういえば血塗られた草原に遠征に出るのは今日だったな」

エレガノは「見に行きたいかよし偵察任務としてトロデントタウンに行く許可を特別に申請しよう」

フェラムと部下たちは喜び早速準備をするのであった。


トロデントタウンにつくと鎧を着たサイがたくさんいる

フェラムは「どうやらタンクの王がここにいるようだ」

町が騒がしい様子を見てみると人だかりができているフェラムはちょっと人をのけて前に行くと少年が傭兵相手に剣戟勝負をしている。ゴーグルをつけた少年が「お兄さん俺に勝ったら賞金はあげるよでも勝てたらね」傭兵崩れは「何を言ったな負けてなかったよといっても無駄だからな」

そして剣が何回もぶつかり合う傭兵が先に攻撃を仕掛けてきたゴーグルの少年は攻撃をかわすが、どうやら傭兵の攻撃に押されてるみたいだ。とどめを刺そうとすると、ゴーグルの少年はものすごいスピードで連撃を繰り返し、傭兵の剣があっという間にすっ飛んだ。ゴーグルの少年は「一丁上がり、次はお兄さん試してみない」と挑発するフェラムはよしと胸が高鳴る。

ゴーグルの少年は「お兄さんは結構できるようだね」

フェラムは「……」そしてものすごい剣圧で剣を吹き飛ばそうとするがゴーグルの少年は剣で受けずにかわした。すぐに連撃を加えてくるがフェラムは剣で三撃目を防ぐ、激しい剣の読み合いが行われて、勝負はつかずに両者とも体力の消耗するのであった。

一人の執事が「やめーー」と渇をあげる

その声に驚き、両者剣を納める。

執事が「ネオシス様戦の時間でございます」

ゴーグルの少年ネオシスと呼ばれるもの「わかった旅の方楽しかったぞ名前をなんと言う」フェラムは自分の名前を答えた。

ネオシスは「フェラムというのかもう時間だから先に行っておる勝負はお預けじゃ」といって去ってしまう。

フェラムは「なかなかに楽しめたそれにしてもなんか聞いたことのある名前だな」そしてしばらくするとピンと来た。

タンクの王と同じ名前だということに気がついたが、容姿は子供ただの偶然かと思いそびれた。

そしてサイの軍団が血塗られた平原へと向かう。街は静かになったフェラム達はタンクの王には合えなかったがサイが見れただけで満足だ。

ジェラレート村に戻ることにした


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