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英雄騎士譚  作者: 坂本一馬
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第二話 続

巣窟へ向かうと、ゴブリンたちはもぬけの殻だった。フェラムは「しまった罠だった早くエレガノにこのことを伝えないと村が危ない」すぐにさま風のように駆け抜け森に待機しているエレガノにこのことを伝えた。エレガノは「俺の勘はよくあたるんだ待機させてあった後方部隊と合流し、ゴブリン軍団を挟み撃ちにするぞ」フェラム達はエレガノの指示に従い。村に戻るそこに、ゴブリン軍団と遭遇するまだ村についていないようだ見た感じ12名ぐらいこの数なら6人で相手にできると奇襲をかける。あっという間に退治して巣窟の方へ逃げるのであった。

エレガノは「ゴブリンは小賢しいからな裏をかくのが得意だから逆に裏をかいてやった」

フェラムは「漁業だけじゃないんだなエレガノは」

後方部隊の若者が、何事かと警戒してこちらの班と合流そして、10名がそろい一緒に村に帰るのであった。

村長は「よくやった」村でパーティを開きや明けまで飲み明かすのであった。

このうわさは隣町まで広まり村長はフェラムに頼みごとをする。

「狩りの腕前を買ってエレガノと一緒にこの町を守る警護団に入隊してほしい」

エレガノは「漁業や狩りはどうするんだ」

村長が「お前たちが警護してくれれば我々もやりやすい今後の為に他の若者を鍛える必要があるそれに隣町から傭兵をやっとた弓使いのフェリップだ皆よろしく頼むな」とエレガノたちに言う

フェラムは即答して、すぐに警護団に入った。

エレガノも団長として入隊した。

フェリップは「皆よろしく頼む」皮のコートを着ていてかなり無口な感じがする男だった。

部隊は20名偵察班と警護班に分かれて村の警備に当たる。



部隊の訓練を怠らないために狩りゲームをすることになった

フェラムが提案し、エレガノは「今度は俺の船で漁業をしようぜ」と言い張ると同時に同意した。

僕たちの部隊はキルドラグーナ(竜を狩るもの)と命名する

フェリップが名付けてくれた。元傭兵だけあってその狩りの術は20メートル先の獣を打ち落とす弓の名手であった。

まるで風が見えるかのように矢が風に乗って放物線を描き風が吹いて左寄りに弓が曲がって丁度鹿が逃げる方向に刺さるのであった。

大体二本ぐらいで動きを封じるそしてフェラムが鹿を狩り村に持って帰ると村の女はすぐに食事の準備をし酒場でエレガノ達をもてなすのであった。


歴史学者オンムルードは語る「最初は誰だって英雄ではなかったフェラムは狩り人でエレガノという村一番の勇士と共に村に貢献していた」日記を読み終えると今度は学者たちの記録を読み始めることにした。

エターニア暦125年フェラムは25になるそしてエレガノは退役し、村の長としてジェラレート村を守るのであった

キルドラグーナは大きくなり500人規模の砦を建設するのであった。この記録は当時の学者がフェラムに聞いてそのときの様子を書き記したものである


キルドラグーナ砦


若者50名で建築に当たる村は海辺に立っており、その村を囲むように森が一面と広がっている。その森との境界線を作るために砦を立てることに決めたエレガノ、フェラムは今日も木材を探すため森へ向かうのであった。

村長は亡くなりエレガノがすべて引きづいたもちろん若者の中に異論の声はないフェラムを含めて….

フェラムは「今日は隣町フェリップがいたトロデントタウンまでいこうか」

衛兵が「はいわかりました」

そう森の木をいちいち切っていたのでは調達が間に合わないそこで村で集めた資金を使って木材をトロデントタウンで調達する予定だ。村との交友がないため森と村を結ぶ道はない。我々の村は森で守られその先に砦があるので、敵国からの侵入を阻んでいる。

トロデントタウンにつくと早速木材と交換売るのであった。トロデントタウンジェラレートの森を抜けると広々とした草原があり、その草原の中心に建っているのがトロデントタウンである。草原の北側には血色にそまる草原というのがあり、アステリア国との戦争が絶えず起こっている。毎年戦争があり死体で草が血色に染まっていることからそう名付けられている。

この町を領土下にしてるのは、重装騎兵隊タンクで有名なフォンランドと呼ばれる国でトロデントタウンの南の方角に位置する。ジェラレート村はどこの国にも属さない海からの来訪者たちが作った村だとエレガノはいう。フェラムは「戦争に巻き込まれないうちに調達を完了させよう」調達が終わるとジェラレートに戻り砦の建築作業を始めるのであった。

エレガノが視察しにくると、フェラムに「えらく早いではないか、ここの名物竜鯨は金になるからな、トロデントタウンへの隠密ルートとしてフォンランドは我々の拠点を買っている」

フェラムは「そうなのか?どうりで金が使えるわけだ、国交がないというのは敵の目を欺く為だな」

エレガノは「そのとおり交易には不便しているが拠点として成り立っているし何よりも村を危ない危険に合わせたくない」と本音を語る


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