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英雄騎士譚  作者: 坂本一馬
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第一話 英雄王誕生

大陸の南端に位置するジェラレート王国この国は南国風で海の塩の匂いと漁業で営まれた村を纏め上げて作られた小要塞規模の砦だ

そこに魔物や隣国からの脅威に対して騎士団を設立して立ち向かう勇者がいた。

その名前はフェラム騎士団長を勤め歳は38である。青い星を天寿として、12回天秤の形をしたような天文器具で計測して図った人間の寿命である。天文学者の説では平均寿命は95歳で終わりを迎えるという。

彼は108歳まで戦い続けたと伝承に残る

私はこの物語を英雄騎士譚と命名し、国会に正当な歴史として、この物語を残すよう議会に進言する。


話はそう一冊の日記から始まり、フェラムが小規模の砦を作ったときから学者が彼の記録を取りまとめたものであった。


その話は民話として代々長く言い伝えられたが天寿556年に議会はこの話をやみに葬り去った。


さて今の話はさておいて自己紹介が遅れてしまった私は歴史学者のオンムルードと申します。これからフェラムが英雄になったお話をしましょう。


一冊の日記から読み取れるのは彼が勇者であったころまだ騎士団も何もない志高らかな星のようなきらめきを持っていたころの思い出話から日記はつづられている。


青の星エターニアと呼ばれる星を基準に18の時から狩で武術を身につけるファラムは漁業で栄えていた村で狩で生計を立てていた。村一番の漁師エレガノは船からもどってきた

村人は「エレガノが帰ってきたぞ」と喜びの声で村全体に伝える

船が桟橋に近づくと大きな魚が吊られているのが見える。そう竜鯨と呼ばれる鯨の一種である。

村長はすぐに桟橋まで出向いて迎える「エレガノよくやったなお前はやはりわしらの誇りだ」

エレガノは「何のこれしきたやすい御用です」がははと笑う

歳は48になる村一番の漁師で頭も切れるため時期村長になるかもしれない方だ。

エレガノは「フェラムはどこへ行ったあいつには俺のあとを継いでもらいたいのだけれどもな、いったいどこでなにをしてるのか」

村長は「あいつにもあいつなりのやり方があるのさ」

今フェラムは近くのたたえず鳥が泣き止まない森でいのししを狩っていた。

フェラム今日の森はやけに静か過ぎる鳥一匹の声もしない。と周りを警戒する。そしたらモンスターゴブリンが現れる。ゴブリン普段はおとなしい草食系人型モンスターで人を襲わないが最近雨が降らず干ばつで食料がなくなってるせいか頻繁にいのししを狙う。そうゴブリンは人を襲わないのだ。フェラムは「今日もイノシシを取られないようがんばるぞ」と張り切る

ゴブリンとフェラムのイノシシ取り合戦が始まる

ゴブリン「イシシシシ」と奇妙な笑い声でこちらに石を投げてくる

フェラムは「ずるいぞ石を投げてくるなんて」と怒る

イノシシはゴブリンのほうへ逃げていく

フェラムは追いかけようとするが、ゴブリンが捕まえようとするとふっと右に避けた。ゴブリンは転んで木にぶつかる

フェラムは「じゃまあみろ石なんて投げるからだ」

そしてイノシシを追いかけ、悪戦苦闘しながら追い詰める

ゴブリンは後から追いかけてくるが、ついたときにはフェラムがすでにトラップでイノシシを捕まえていた。

ナイフでイノシシの肉の破片を切り取りゴブリンにあげると喜んで巣窟へ帰っていった。

フェラムは「これで一件落着だな」聞いた話しによるとゴブリンも人を襲うことがあるらしい。こうして食料を分け与えることでお互いに争わないな様にしている。


村に戻るとエレガノがフェラムの家で待っていた

フェラムは「エレガノ帰ってきたのか」というとエレガノが「酒を持ってきたお前も今日は大量だな」というと二人は意気投合して酒を飲み始めた。イノシシを村の女に渡してお金に換えると今度は料理をしてご馳走してくれた。エレガノと朝まで飲み空けるのだった。酒を飲みすぎたフェラムは体が熱くなり、夜の風に吹ける。そして青い星エターニアを見るのであった。

海のそばに建っている小屋なので小波が音楽のように聞こえる。

そして外で居眠りをしてしまうのであった。


朝になると部屋に戻るエレガノは酔いつぶれまだ眠っている

フェラムは狩が終えたのでしばらく家で滞在するのであった

「剣でも磨くか」といい刀を研ぎ始める

村長が家に来た。「二人とも大変だ。ゴブリンに食料をやられてしまった」貯蓄庫に貯めてあった食料がぶんどられてしまった。人間の仕業ではないとの目撃証言があり、緊急に村長に知らせに来てくれた。村長はツワモノに心当たりがあるのはこの二人なので村の若者を10人ぐらい集めたから彼らを率いてどうかゴブリンの巣窟までいって食料を取り返してくれと依頼するのであった。

フェラムは「わかったあのゴブリンめ」恩を仇で返し怒っている

エレガノが「よし、ぶったおしてやるよ」

巣窟までの案内人を用意してくれ一緒にお供をすることになった

エレガノは軍隊を率いた気分で指示を出し偵察班を三人そして警戒隊を三人そして残りを後続部隊としておいた。フェラムは偵察班で伝令役を頼まれた。


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