リンクス一味
異世界冒険譚 トランザニヤ物語をお読みいただきありがとうございます。
こちらは設定とキャラクターデザインです。
誤字脱字・誤った表現などあるとおもいますが
温かい目でお読みください。
カクヨムさんでもトランザニヤ物語を連載しております。
お読みくださる方が日々増えているので嬉しいです。
わかりずらい所も多々あると思いますが‥‥‥
スマートフォンでお読みくださる方は横にしてお読みください。
よろしくお願いします。m(_ _)m
ビヨンドのダンジョンで仲間達を襲ったリンクス一味。
彼の背には巨大なバスタードソードが背負われ、肩には緋黒色に輝く金属ヒイロカネ製の肩当て。濃紺の髪に黄色い瞳、銀色の瞳孔が妖しく光る。黒革のスーツに包まれた鍛え抜かれた肉体は、ただ立っているだけで異様な存在感を放つ。
「俺の名はリンクス。【魔剣サランドガリア】を使う『S級』冒険者であり、悪魔が宿ったドラゴンスレイヤーとも噂される男だ」
「お…目が覚めたようだな、このバカが」
茶髪の髭を蓄えたドワーフ。斧を向けながら冷笑を浮かべる。
ミスリルの鎧で固められたその姿は、小柄ながら威圧感がある。
「よぉ、目覚めの気分はどうだ? 今からお仲間は俺達が………ひひひ」
黒い頭巾を被り片目に眼帯をつけた男が、いやらしい笑い声。
その身なりは、盗賊だった。
「こいつから片付けるか…」
細身のエルフが魔力を練りながら呟く。灰色のフードの中から覗く長い耳が彼の種族を物語る。
舌舐めずりをしながら俺を見下ろす巨漢。青緑の髪を持ち、筋骨隆々とした裸の上半身に若草色の短パン。彼の手には長大な朱色の槍が握られていた。
「な… 何だそりゃ!? お前何者なんだ! 一瞬で四人も! 奴らは俺と同じく『S級冒険者』なんだぞ!」
リンクスの言葉は怒りと恐怖で震えていた。それも当然だろう。
彼がこれまで知らなかった『死の予感』というものを、今初めて感じ取っているのだから。
狼狽したリンクスは、ジュリを掴んで人質にする形で身構えた。
その瞬間‥‥‥‥‥
彼の身体が、禍々しい形に変貌を遂げた。
悪魔付きのリンクスの姿だった。
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たくさんの「いいね」も感謝しております。
次回のキャラは 【ベルマとシグマ....そしてゴルバ】 です。
少しずつですが更新頑張ります。m(_ _)m 楓