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4話[影と呼ばれた世界

夏休み中は投稿する気なかったけど投稿することにしました。次は八月かな...?多分恐らくきっとmaybeだけどね。

6月5日現在時刻12時50分...今日は、影の世界に行く日である。

能力者協会の全員が影に行きシャロ―と戦う。のに....[...誰もいない]そう。誰もいなかった。

本拠地の場所を間違えたわけでもない。確かに涼介はここに集合と言っていたのだ。

あと10分しかないが。普通30分前には集まってるものでは?などと思ったが、

声に出しても返事など帰ってくるはずもない。なぜなら、誰もいないのだから。

そうこうしているうちに5分がたった。一応、全員の連絡先は持っているが、

誰かから何か連絡も来ていない。[....これみんな忘れてるんじゃ..]思えば、

国公認の組織とはいえ義務はない。集まるも集まらないも、自由なのだ。ちなみに私はこの事務所?

にある一室を使っている。家がないので、住まわせてもらっているのだ。

時計は、自室にはなく、事務所の時計で判断している。..そして1時になった。

そのあたりで、やっと人が来た。蒼と弘美だ。[おはよ~]と言いながら入ってくる弘美に、

蒼は[もう昼だけど..]と返している。そしてこちらを見て[ん?よお。雛木。早いな。]と言ってきた。

その呼びかけが軽いものだったので、反射的に[蒼さん遅すぎません⁉もう1時ですよ!]

と時計をさしながら言ってしまった。その問答を見ていた弘美が[そこの時計、1時間早いよ。]と、

あきれたように指摘してきた。[え?]なんか変な声が出た。そしてそのまま固まってしまった。

弘美はとどめを刺すように[携帯の時間見ればすぐわかったことでしょ...見なかったの?あほみたい...]

といった。反論ができない。[とても恥ずかしい...]膝をついて、手で顔を覆い、

椅子の座るところにそのまま顔を押し付けた。[それもっと早くいってほしかった...]

ほんとにもっと早くいってほしかった...ていうか、誰も直さないほうがおかしいと思う...

などと思っていると、まるで心でも読んだかのように[俺、ちょくちょく直してるんだぞ。]と蒼が言う。

しかし、その言葉に納得することはできなかった。なぜなら実際一時間時計が早いのだから。

だからこそ[ならなんで一時間早いんですか⁉][それは、たぶn][僕がやったのさ!あ、お礼はいいよ~♪照れちゃうから!]

手をこちら側に向けてパタパタしながら蒼の言葉に割って入ってきた。そしてその言葉にはかなり苛立ちを覚えた。その時だった。[おい…今回で何回目だ…?]少し怒ったように蒼が言った。

弘美は「あっ…なんか切れてる…」って思ってそうな表情してる。

止める気はなさそう…ていうか止めないでほしい。そんなことを思っていると涼介は蒼に卍固めを決められていた。

[ちょ、!ギブ!降参!ごめん!待って待って待って!ちょ、!なんで強くなって⁉いだだだだだ…]

この図を見ている人間はみな思うだろう。明らかに涼介が悪いと。そんなこんなで時間が過ぎ、

現在12時25分くらいに卍固め...?は終了し、涼介は意気消沈していた。

それから10分ほどで夜嘉が来た。とても元気に[ヤッホー!みんな!僕だよ!]という。

[やぁ…夜嘉ちゃん…僕だよ…]という元気のない涼介の声に[社長が元気ない⁉あのいつもうるさい社長が⁉]

と言い放つ。割とズバズバ言う夜嘉にびっくりする反面、言ってることの正当性がわかる私は追撃をすることにした。

[涼介さんっていつもこんな感じなの…なんていうか、存在がうるさく感じてきた…]というと

明らかにダメージを食らっている[うぐ!]ということが聞こえてくる。それに続いて弘美が

[あっ、それわかるわ。なんていうか、じゃま?]と追撃を入れる。[う゛!]というさっきよりもきつそうな声を上げ、最初にズバッといったはずの夜嘉が[うん…ちょっとかわいそうだけど…口にガムテープ貼りたい…くらいはうるさいかな…]というと[ぐは!]という明らかに倒れたであろう声に続いて[まぁこうゆうとき大体涼介の自業自得だからな。…流石涼介…とでも言っておこうか?]と蒼が言い放つ。

[もうやめて…僕のライフはもうゼロよ…]と、明らかに気力を亡くした声で涼介は言った。

その後12時45分くらいに鎖さんが来ました。ちなみに涼介が落ちこみすぎて、誰もしゃべりませんでした。

唯一、喋った鎖の言葉ですら[うわ、涼介が落ち込んでる。なんかキモ]という言葉で、これが決定打になったのは言うまでもない。

……………15分がたった。涼介はすっかり元気になっている。メンタル強いなぁ。と思いつつ。

話を聞く。[はい!僕が立ち直るまで15分かかりました!][……]涼介以外のその場の全員が涼介に冷たい視線を送り無言になる。

すると涼介は[あ、あのさぁ、いくら僕だって反応がないとむなしくなるんだよ⁉]という。

むなしくなるんだなぁ…と思いつつ見ていたが次に帰ってきた言葉が蒼の[知らん]

という言葉だったので、反応してあげるんだなぁと考えた。ちょっとがっかりする涼介を見る。

しかし、すぐに立ち直ったようで、再び話し始める。今度はちゃんとした内容だった。

[さて、本題に入りまして、まぁいつもはこんなことせずに、ちゃっちゃと出発するんだけれども、今回は初心者の人がいるのでね、ちょっとしたガイダンスをするよ。]と、

割とちゃんと話してくれそうで少し安心したのだがどこかでふざけ始めそうで少し怖い。

そして、涼介は、続きを話し始める。[まぁ、ぶっちゃけ話すこととかないんだけど、一つだけ、ここのルールを話とくよ。簡単な話さ。「死ぬな。」これがルールだ。]真剣な声で涼介が言う。

こんな声音はここへ来て初めて聞いた。そして、やはりというべきか、

なかなか聞けるような声ではないのか、ほかの人たちも驚いていた。いつもふざけるから、

そんなイメージはなかったのだろう。だから、唖然としてしまった。そのまま彼は話し続ける。

[…そんな感じ…かな…質問があれば何でも答えるから、聞くなら今だよ]元の話し方に戻った。

何かまだ違和感を感じるが、おそらく気のせいだろう。そして質問の機会をくれたので一つ死活問題になりうる質問をした。[どのくらいの頻度で招集されるんですか?]その返答は

[う~ん…まぁ、精々1か月1,2回とかじゃないかな?]というものだった。

国公認のはずなのでもっと多い頻度なのだろうと思っていたので。[さすがに少なすぎないですか?]

と聞いた。[そうだねぇ、少ないんだよ。それが仕方なくてね?ひろみんの能力あるでしょ?あれね、みんなで使うと、なぜか連続で使えないんだよ。数日待ってから、試したりとかもしたんだけど、結局、月一くらいでしか発動しなかったんだよ。]という返答だった。[なるほど…回数制限ってことですか。]

[そ、まぁ感覚的な話になるけど、例えば月に8往復できるとしよう。これに5人で行くと、8往復中5往復分使ったことになる。とかなんじゃないかなって思ってるよ。この理論なら残りの3往復分じゃ5人分には足りないからね。だから大体月に一回なんだよ。シャローもそんなに数がいるわけじゃないし。]

確かにそれなら信憑性がある。月に一回なら随分と暇がありそうだ。これなら安心できる。

給与も出るみたいだし、かなりの好待遇だろう。ちょっと視線を感じて、ふと周りを見渡した。冷めた目でこっちを見ている人が四名ほど。正確には私ではなく涼介を見ている。それぞれ何か言いたげにしているようで、弘美から口を開く。[思ったんだけどさ、自称社長がホントに社長してるよ…珍しーこともあるんだな…][…ほんとだな…新人がいるからだろ…]蒼が返す。そのまま会話が続き、

鎖も[これ見れるの、10年に一回くらいなんじゃね?割とすごいかもしれない。]

と、言い始めた。そこで話を打ち切るように、[早く影の世界いこーよ―!僕待ちくたびれたよ。]と、

夜嘉がくつろぎながら言う。そこで、涼介罵倒大会が終わった。涼介はもはや、悟った眼をしていた。

まるで「やっぱこうなるよねー…」と言わんばかりの目を…まぁ」普段の行いのせいと言われればそれまでだろうが…

涼介罵倒大会終了後、そのまま涼介が話を進める。

[さて、話しも終わったし、早速行きますか!弘美ちゃん、おねがーい!][はいよ、それじゃ、みんな、手、つないで。]その言葉を期にみんな手をつなぎ始めたので、それを習って手をつなぐ。

すると、弘美と、夜嘉が目をつむった。おそらく、二人が能力を発動するからだろうと、

推測できた。この時間だけは、涼介ですら喋らない。静かな時間とともに、それは来た。

見る見るうちに、周りから、色が失われていく。それはまるで、

トンネルをくぐっているかのような錯覚を引き起こすような、そんな感覚に襲われるような光景だった。

それから、すぐに、"世界が変わった"のが分かった。ここは、すべてのものが、白黒でできている。

まさしく影と呼べるような光景だった。なぜ、表と裏なのに裏の世界が、"影の世界"と呼ばれているのかが、とてもよく分かった気がした。世界が変わってすぐに、能力者協会のみんなは、事務所を出て、

外に行った。外には、特にこれと言って何かあったわけではなかった。

建物や町などは、もちろんあるが、色は抜けている。外に出てからも、少し歩いた。

渋谷のはずれにある事務所から、少し歩いて、スクランブル交差点と呼ばれる場所にやってきた。

確かにここなら広いし、被害が出にくいのだろう。

スクランブル交差点までは適当な雑談が耳に入ってきたが、私は周りを警戒していたので、

言葉を返す余裕はなかった。やがて、スクランブル交差点の真ん中まで来ると蒼が言った。

[ここでしばらく待つ。シャロ―はいつもならば、いったいずつ、ゆっくり来るが、何があるかわからない。気は抜くなよ。]その言葉に、私含めて、全員がうなずく。

……10分ほどが経ったとき、シャロ―が道から現れた。シャロ―は、

どろどろした液体のようなものから、岩のような固体のものまで存在した。どのシャロ―も、

なんとなく、人の形はしていた。そしてそれは一体ではなく、数十体。

明らかにおかしい数に私はうろたえかけたが、蒼が[全員散らばって範囲殲滅しろ!]

という言葉で気を持ち直す。しかし、私が気を持ち直したころには全員が違う方向に走っていた。

私は、出遅れたついでに、ほかの人たちがどんな戦いをするのかが気になったため、

眺めていることにした。幸いこちらに来ているシャローもいないようだ。

涼介の戦闘から見る。彼だけは納涼公開の時に能力を言い損ねているためだ。彼は刀を使う戦闘をしていた……


あとがきって必ず書かないとなのかな...内容考えるのめんどくなってきたよ...まぁそれでもこれからも書きますよええ。でも今日はこれくらいで勘弁して...

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