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誰が召喚したか知りませんが、私は魔獣ではありません  作者: もっけのさひわひ


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お嬢様の秘密③ おーてーてー、つーないでー

「そうしてわたくしはアメリからアメリアとなり、父母やばあやを始めとした乳母、世話係の愛を受け、ここまで育って来たのです。エビーを始めとした『長い付き合い』の者達は、邸の外に出られないわたくしのために、領都を中心に集められた同世代の遊び相手でした。そのほとんどが騎士やメイド、料理人、馬番など、我が家の使用人となって今もわたくし達の近くにいてくれています」


 なるほど。テイラー家の使用人に貴族出身者がいないのは、アメリアの本当の年齢を他家に悟られないようにするためでもあったようだ。平民の使用人達とやけに仲がいいのもそのせいか。

 守りの系譜とやらの正体は、話に出てこなかったので分からないが。


「第一王子殿下とわたくしが似過ぎている、という問題については、十年経ってわたくしがお茶会などに顔を出し始める一年程前から、第一王子殿下の方が国内の社交を最低限にしていただく事になりましたの。殿下が男性らしくご成長なされば自ずと顔立ちは似なくなっていくでしょうから、せいぜい数年の事だとおっしゃいました。ですが、その一環として始めた国外での宝探しが思いの外お楽しかったようで、今も例の地下遺跡に古い宝を溜め込んで暇さえあれば研究なさっているのよ。わたくしも王都に行った際は、地下遺跡の中に作られた殿下の研究室に何度も遊びに参りましたわ。そんな場所でしか堂々とはお会いできないのですが、わたくしにとっては命の恩人とも言うべき大切な大切なお兄様で……あら、どうしましたの、ミカお姉様」


「むううううう第一王子殿下めえええー……!!」

「なっ、何故お怒りなの!?」

「幼いアメリアと戯れたのみならずこの美少女いや天使にお兄様と呼ばれているだなんて…! ザコルやコマさんと仲良く国外で宝探ししてたってだけでもはらわたが煮えくりかえるような気持ちなのに…!!」


 遠くでザコルがこちらを振り向いた。


「全く許せん。ちょっと私、王弟は吹っ飛ばして、サモン君躾け直して王に据えてきます。第一王子殿下め、永久に地下遺跡に押し込めてくれる」 

 踵を返した私の服をアメリアが咄嗟に掴む。

「おっ、お姉様ご正気なの!? でん…サモン様は何も知らなくてよ!?」

「でしょうね。サモン君がずっと王宮で感じていた疎外感はこれでしょう。まあ、あの彼にこの秘密を背負えというのは厳しいかもしれませんが。だからって放置はいけませんよ放置は。決めました。私、彼を教育し直します。手始めに走り込みから」

「ミカ」

「ひい!!」


 耳元で囁かれて飛び上がる。いつの間にかザコルが背後に迫っていた。


「第一王子殿下を地下に押し込めても喜ぶだけです。あの方はそういうタイプの変態ですので。それから、当て付けでサモンの鍛え直しなどしないでください。するなら僕がします。あなたが手を出してはサモンも喜ぶだけ…」

「へえー、ザコルが直々に鍛えてくれるなんてもっと喜んじゃいますねー」

「それは…」

 ザコルが思わずといった様子で眉間に皺を寄せた。

「…とりあえず、その件は一旦保留にしましょう。ほら、アメリアお嬢様が戸惑われていますから、サモンの事は置いておいて話を続けてください」


 アメリアを振り返れば、確かに戸惑った顔をしていた。


「ザコル…。あなた、どこまで知っているの…」

「僕は、あの方の能力や秘密についてはある程度把握しています。僕があの方と一緒に『宝探し』をしていた事はご存知でしょう。あの方の能力は戦闘や交渉事を有利にしてしまう。広く知られない方が国益にもかないます。お嬢様も、その話をなさる時は『機密事項』であることを十分にご留意ください」


 ザコルは、アメリアが聞きたいであろう事からは微妙に話を逸らして着地した。


「え、ええ…。確かにそうね。お姉様ならばと思ってお話ししてしまったわ。申し訳ありません、お姉様…」

「私は構いません。機密ならそのように扱いますし、必要があれば第一王子殿下に私が知ったことを伝えてください。もし伝えるなら、アメリは私の妹になったので、これからはお兄様面しないようにともご伝言くださいね」

「どうして喧嘩腰なんですの。それに、ミカお姉様は…わたくしを本当の妹とは…」


 アメリアが眉を下げて俯く。


「…アメリアがもっと素直に信じろと言うので、そうする事にしますよ。アメリアは私の妹。間違いないですね?」

「ミカお姉様…!!」


 どうやら、私はテイラー家にとっては『愛し子』という存在であるらしい。恐らくだが、ザコルも、もしかしたらタイタもそういう存在に近いのではないだろうか。

 セオドアはあちこちで居場所に困っている人間を拾ってきては自分の懐に入れ、妻サーラと共に大事にしているのだ。

 第一王子の『彼はたくさんの人を救う』という予言は、今も昔も真実であり続けている。


「ただし。言っておきますが私、本当の本当に危険人物ですからね。魔法能力もまだまだ分からない事だらけですし。こんな人外を家族の絆なんていうフワッとした概念で縛って、後から不安になったりしませんか。ほら、雇用関係くらいの方が役にも立てるし、線引きもしやすいし、割り切って付き合えると思うのに…」


 同じ『愛し子』枠っぽいザコルやタイタはきちんと仕事をしているのに、私は明らかに特別扱いだ。

 せっかくそこそこの学と体力もついたのだから、これを機に働く側に入れてもらいたかった。


「またご自分を人外などと…。失礼を承知で言わせていただきますが、例えば魔法の能力など、お姉様を形づくるものの一部でしかないとわたくしは思うのです。どんなお力でもお姉様ならきっと正しく使われるでしょうし、もし困難があってもお姉様なら必ず乗り越えられるに決まっています。であれば、魔法の存在がお姉様の真の価値につながるはずがありません。少々多少の魔法現象など、尊きミカお姉様にくっついてきたオマケの一つにすぎないのですわ」


 思わず隣のザコルと顔を見合わせてしまった。同じセリフをアメリアからも聞く事になるとは。


「それに、先程も申しましたが、お姉様は既にテイラー家の一員としての役目を果たしていらっしゃいます。貴族家においてはその一員というだけで課せられる責任は重いのですわ。それこそ雇用関係以上に…。父があなた様を正式な文書をもって縁者と認め、きちんとした付添人もなく他領への出向を許したのは、あなた様が家名を預けるに足る人物だと認めたからに他なりません。『家族』とは決して軽い概念などではなくてよ、お姉様」


 私は、セオドアが持たせてくれた縁者を証明する書類と、サーラが言ってくれた『安心して外にやれる』という言葉を思い出した。


「……なるほど、そうなんですね。ごめんなさい。私の方こそ『家族』という立場を軽く考えてしまっていたようですね」


 何だか思っていた『家族』とは違うようだ。

 私の力量を評価した上で裁量を任せてくれているのならばこれ以上何も言うまい。その評価と待遇に見合った働きをするだけだ。


「お嬢様…僕がミカの付添人としてきちんとしていないとおっしゃりたい訳ですか…」

 付添人としては無かった事にされたザコルが、ムスッとした顔でアメリアを見る。

「ザコル、あなたは単なる番犬ですわ。我が家にいた迷い犬をお姉様がお気に召したから父がお譲りしたというだけです。せいぜいお姉様に捨てられぬよう尽くす事ね」

「迷い犬…」


 眉を寄せるザコルに、ふんっ、とアメリアが髪を払う仕草で対抗してみせる。


「……あの、ザコルって元々、アメリアに用意された番犬なんじゃないんですか?」

『えっ』


 ザコルとアメリアが同時に振り向く。

 ザコルはただ意表を突かれているだけだが、アメリアの瞳は微かに泳いだ。


「ああ、やっぱりそうですよね。前々から思ってたんですよ。ザコルはあのテイラー邸を自由に出入りすることを許された唯一の独身貴族令息ですもん。仲も悪くなさそうだし、思った程歳も離れてないようだし、それに筋肉だし」


 アメリアが並外れた筋肉フェチだというなら尚更だ。彼女の理想の高さを思えば、そんじょそこらの貴族令息ではまず異性として認識してもらえない可能性が高い。セオドアは、アメリアのお眼鏡に叶うかもしれないとも考えてこの番犬を拾ってきたのだろう。


「それは絶対に違うと前にも言ったでしょう!! 僕なんかをお嬢様に当てがったなどと失礼にも程が」

 がくがくがく。

「肩を、ゆ、さぶら、ないで…っ、ほ、ほらでも、アメリアがさっき言ってましたよ。私の、駒だの恩義だの忠心だのという言葉でこちらを拒む所がザコルにそっくりだって。一度はザコルを『家族』にしようと歩み寄った事があるって証拠じゃないですか。あの、別に疑ったり責めたりしたい訳じゃないんですよ。単なる確認といいますか…」


 私はアメリアに視線を移す。彼女は観念したという風に頷いた。


「…おっしゃる通りですわ。わたくしは一応、ザコルをそういう相手として見ようとした事はありますの」

「はあ!? お嬢様まで何の冗談ですか!!」


 ザコルが礼儀も忘れてアメリアに突っかかる。アメリアはそんなザコルから鬱陶しそうに距離を取った。


「冗談などではありません。ただ、わたくしの希望というより、父がそのつもりだろうと考えたからですわ。救国の英雄とご縁を結ぶことが、父の娘たるわたくしの役割なのだろうと当時は心得ておりましたの。ですからこれでも、わたくしなりにあなたの人となりを知ろうと努力はしていたのですよ」


 ザコルが、そんなバカな…と後ずさる。


「ですがこの方、この通り人の気持ちに鈍いでしょう。人となりを知るどころか、まともな会話にさえなりませんでしたし、そもそも日中邸にいない事も多く、数週間顔を見ないなんて事もしょっちゅうでした。わたくしには全くちっともこれっぽっちも興味がなかったのでしょうね」


「きょ、興味がなかった、訳では」

 ザコルが気まずげに顔を逸らす。


「せっかく鍛えているであろう体をヘンテコな服やマントで覆って隠しているのもわたくしとしては理解不能で…。ちなみに会話が数言以上に成り立つようになったのは、ミカお姉様が間に入って下さるようになってからですわ。ですから、お姉様がご遠慮いただくような事は何もありませんのよ」


 アメリアもツンとザコルから顔を背けた。


「それならいいんですが。エビーによると私は随分とあからさまだったようなので、気を遣わせていたら申し訳ないなと」

「いいえ、わたくしからすれば、あからさまに見えたのはこの唐変木の方でしてよ。あんなに邸に居付かなかったくせに、お姉様がいらしてからは日中何かと理由をつけてずうっと邸にいたでしょう。わざわざ夜が更けてから調査に行ったりなんかして…」

「あれは一応、セオドア様から私の世話と護衛に専念するよう命じられたから、という話でしたよね?」


 そうだ、いつの間にか護衛隊の出番がなくなって、ほぼ毎日ザコルが側に付くようになってたんだよな…。

 僕がいつでも側についてるから安心してくださいとか柄にも無い事を得意げに言うから、ついイジってしまった覚えがある。


「それにしても、早朝の訓練から夕飯の時間まで交代もなくべったりだなんて、父やミカお姉様が何もおっしゃらないのをいい事にやり過ぎではと思っておりましたわ。そうそう、最初の頃などは、魔法の鍛錬をなさった後、よくお二人並んで話し込んでいらしたのですってね。任務や仕事以外の会話もできたのかと衝撃を受けたものですわ」


 そういえばそんな事もあった。

 魔法が発現して安定するまでは、安全のためにザコルかハコネが私の相手をするしかなかった時期もあったのだ。その頃はただ、聴き取り調査も兼ねて私の質問に答えてくれているのだと思っていたが。


「魔法とか魔法陣とか世界情勢とかの話しかしてなかったですけどね。ある意味仕事の話では……あれっ、ザコル?」

 ザコルが視界から消えたと思ったら、顔を覆ってしゃがみ込んでいた。

「何をまた……ああそっか、せっかくアメリアがその気になって歩み寄ってくれてたのに、惜しい事しましたよねえ」

「違うっ、そうじゃない!! …………………………あの、僕は、そんなにあからさまでしたか、お嬢様…」

「そうね」


 アメリアのそっけない一言に、ますますザコルの両手が顔にめり込む。ふん、とアメリアがささやかに鼻を鳴らす。

 やっぱり、彼女としても何か釈然としないものがあるのだろう。いくら二人が合わなかったとはいえ、こんな変な女が横からかっ攫っていったらモヤモヤもするに違いない。


「…お姉様が何を考えておられるのか何となく解りますが、わたくしはただこの男に呆れているだけです。とにかく、この唐変木の方から求婚させるだなんてお姉様にしかできない芸当ですわ。自信をお持ちになってくださいませ」

「そうですか、うん、自信を持つことにします」


 何の話だっけ…。


「そうだ、アメリアは私に何を助けてほしいんでしょうか。ああ、この唐変木の事は気にしないでください。どうせあの距離でも丸聴こえのようですし、うちの子は黙っているのは得意なので」


 顔を覆ってしゃがんだままうんともすんとも言わなくなったザコルを二人で見遣る。


「そのようですわね…。ザコルならばわたくしの知らない事も知っているかもしれませんし、交えて話した方が有意義かもしれません。ですが…」


 アメリアが言い淀む。話しにくいことだったろうか。


「申し訳ありません。また機会を改めてもよろしいでしょうか。ハコネ達もそろそろ心配しているでしょうし、お姉様はこれから投擲を習うご予定なのでしょう」


 遠くに見えている同志達は、後片付けをしつつチラチラとこちらを伺っているようだ。

 エビーとタイタは手合わせした後、今は仲良く弓を引く練習をしている。長剣の腕はタイタの方に分があるが、弓はエビーが教師役となって教えているようだ。あ、タイタの放った矢が明後日の方向に飛んでった。危ないな…。


「ミカお姉様。わたくしが話しやすいようにと計らって下さリ、ありがとうございました」

 アメリアがちょこんと腰を落として礼を言う。


「いいえ。これは、アメリアと『長い付き合い』であるエビーからの提案でした。あの子が、何とか二人きりで話を聞いてやってくれませんかと言うので、ザコルが訓練後に散歩でもしてはと提案してくれました。ハコネ団長も何となく察してくれて…」

 ふ、とアメリアが笑みをこぼす。

「わたくし、自分が恵まれている事をもっと自覚すべきですわね。周りを巻き込んで、心配させて、一体何をしているのかしら…」

 笑みが自嘲的なものに変わる。


「アメリア、忘れたんですか。昨日、私が同じような事を思って一人になろうとしたら、私が必要だと、好きだと言って止めてくれたじゃないですか。皆があなたを心配するのは、あなたに元気になってもらいたいからであって、あなた自身を責めてほしいからではありません。どうか、あなたのためにできる事を教えてください。私は、私達は、喜んであなたの力になりますから」


「ミカお姉様…」

「ほら、私の可愛い妹は、私が大切で、心から家族と呼んで慕ってくれるんでしょう。だったら仕方ありませんね。私もお姉ちゃんとしてデロデロに甘やかしても許されるという事…」

 私が両手を差し出せば、ぐい、後ろから首根っこを掴まれる。

「その目でアメリアお嬢様を見るのはやめろ変態。ますます義母のようになりやがって…」

「変態に変態って言われた」


 タッ、小さく踏み込む音がして、アメリアが私の懐に飛び込んでくる。


「…わたくしもミカお姉様を甘やかしますわ。やはり、こんな男に譲るだなんて耐えられません。お姉様はわたくしの部屋に来たのだから元々わたくしのものなのよ。わたくし、滞在中にザコルからお姉様を取り戻してみせますわ! 必ず!!」

 あれ? 何か変な風向きに……

「離れてくださいお嬢様、この変態は僕が面倒をみるんです!」

「嫌ですわ! わたくしに足りなかったのは、みっともなく駄々をこねる覚悟よ!」

「そんな事をしてももう無駄です! ミカが僕に誓ってくれた所はお嬢様も見たでしょう!」

「あれはあなたがあまりにゴネるから! だったらわたくしにもチャンスが」

「チャンスなんてものはない!!」


 ぐい、首根っこを掴む手に力が入る。

 アメリアがお腹に引っ付いているせいで思いっ切り引っ張られ、襟が喉に食い込んだ。


「うぐぇ、ちょっ、つよぃ」


 首にかけられた手とお腹に巻き付いた腕がパッと離される。私は二人に背を向けて軽く咳き込んだ。


「…かは、けほっ、いいですかお二人。私は分裂できませんので。二人で取り合うならせいぜい腕に…あ、何か千切れそうな未来が見えた。千切れた腕までは治るかどうかちょっと…ええと……ああ、じゃあ」


 ぱし、ぱし。私は二人の手を取ってギュッと握った。


「うん、指くらいなら取れたってシシ先生が何とか繋げてくれるでしょ。さあ、仲良くみんなの所に戻りましょう」


 るんるるーん。おーてーてー、つーないでー、のーみーちーをーゆーけーばー…



 ◇ ◇ ◇



「ぶっふぁ…!! 何なんすかその格好、また面白い事に…。てか、こっちの変態は解りますけど、何でお嬢まで赤面して」

「うっ、うるさいですわエビー! な、何となく、腕に寄り添うより、手を繋いでいただく方が気恥ずかしくって…」


 三人仲良く手を繋いで戻ってきたら、エビーに大笑いされた。

 ハコネの後ろにいるカッツォ、コタ、ラーゲも笑っている。タイタはいつものようにニコニコ顔だ。

 同志達は…あ、遠巻きにしつつもしっかりこっちを見ている。


「あの、ミカ、もう…」

 ザコルがもう片方の手の甲で私に顔を隠したまま、何かぶつぶつ言っている。

「へへっ、振り払やいいっしょ、兄貴」

「できない…」

「何だその顔、かわいいかよ。さあさあ、投擲教えてくれるんでしょ、さっさとしねえと午前が終わっちまうぞ」


 エビーがそんな事を言うから私もザコルの顔を覗き込んだが、決して手をどけてくれず見ることは叶わなかった。



つづく

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