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誰が召喚したか知りませんが、私は魔獣ではありません  作者: もっけのさひわひ


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テイラーからの便④ 一人じゃないんだなあと思って

「じゃあ、エビー。付き添いお願いね。終わったら屋敷の庭まで来て。着替えとお湯を用意して待ってるから」

「了解す。ザコル殿、ミカさんの事はお願いしますよ」

「言われなくとも」

 へへっ、とエビーは笑い、留置所の鉄扉を閉めた。


 私は目の前に落ちてきた横髪をすくい、耳にかけようとした。さっきハコネが豪快に撫でたせいで、少し髪が乱れていたのだ。


「ミカ。抱き上げても?」

「…はい。お願いします」

 素直に頷くと、ザコルは私の鞄を受け取り、サッと私の膝をすくって横抱きにした。


「日の当たる方へ行きましょう。さあ、空気を吸って、吐いて」

 ザコルは歩き出しつつ、深呼吸を促してくる。


「…何で、頭痛がしてるって分かったんですか」

「ミカは、自分ではあまり頭を触りません。髪が乱れていても割とお構いなしですから」

「ふふっ、無頓着がバレてる…」


 留置所の寝具から漂う『魔封じの香』の残り香。

 密室に近い状況で長く嗅いでいたせいなのだろう、身に覚えのある頭痛やイライラなどの症状が強まってきていた。カニタには魔法を使うぞと脅してみせたが、恐らくロクに発動しなかったはずだ。

 無意識に頭にやってしまった手を誤魔化すために髪をいじってみせたが即バレた。よく見ているものだ。


「お姉様…!!」

 ああ、心配させたくない子が来ちゃったな。

「アメリア…」

「どうなさったの、もしや心因で」

「お嬢様、ミカの調子が悪いのは心因によるものではありません。諸事情あって魔力酔いのような状態に陥っています。主な症状は頭痛と吐き気ですが、しばらく休ませれば良くなるはずですので。今はそっとしておいてやっていただけませんか」

 ザコルが代わりに説明してくれる。

「ごめんなさい、アメリア。心配かけて…」

「いいえ、いいえ。もうお話しにならないで。少し離れた所にいますわ。ゆっくりなさって」

「ありがとう…」


 アメリアは自分の肩にかかっていたショールを私に押し付けて下がっていった。

 姿は見えないが、近くにハコネや他の騎士達もいるのだろう。複数の気配がする。カニタの叫びは、タイタ以外の人間も聴いたんだろうか。



 ザコルは私を休ませられる場所を探してゆったりと歩いた。その間にも新鮮な空気が肺を満たしていく。


 木箱がいくつかまとめて逆さに置かれ、一枚板を乗せて簡易の台のようにした場所がある。ザコルは私を抱えたままその台に腰を降ろした。そして私の事も台に寝かせ、自分の膝に私の頭を置いた。


 ここは、林檎や畜産物などを出荷する際に使われる広場だ。この台は何かの作業をするためのものか、休憩用のものか。午前の出荷は終わったらしく人の姿はない。私はアメリアが貸してくれたショールを自分の腹に広げ、ふう、と息をついた。


「膝枕は、私にもできそうですね」

「これは悪戯じゃない。やり返さなくたっていいんですよ」

「私がしてみたいだけですよ」

 びゅ、風が吹き付ける。

「…ミカ、寒くないですか」

 ザコルが私の鞄を漁り、ホノルが編んだストールを引っ張り出して重ねがけしてくれた。

「ありがとうございます。あと少ししたら起きられると思いますから」

「別に、のんびりすればいいじゃないですか」

 閉じていた瞼を持ち上げたら、焦茶と榛色の混じる瞳と目が合った。

「のんびり。ふふ、ザコルもそんな言葉使うんですね…」


 彼の顔に手を伸ばす。その手はパシッと掴まれ、軽く口づけられた。

 そして彼の瞳が揺れた。


「いや、どうして口づけた方が動揺してるんですか」

「い、今のは悪戯にカウントしないでください。つい、目の前に手が来たから…」

 ぎゅっと私の手を握り込んで目を逸らす。離される様子のない手の温もりに、じわっと視界が歪む。

「どうして泣く。あの男に言われた事を気にしているんですか」

 私は小さく首を振る。まだ残る頭痛に少しだけ響いた。


 悪魔や化け物と呼ばれた事に傷ついたりなんてしない。もうこの彼だけを化け物と呼ばせないで済む、むしろそれは本望だ。

 周りにだって恵まれている。私の力の危うさを知っても、臆さず手を差し伸べてくれる人ばかりだ。


「…一人じゃ、ないんだなあと思って…」

「ミカ…」


 ザコルは私の手を握ったまま、私の涙がこめかみを伝うのをしばらく黙って見つめていた。




「…気配が、多すぎる…」

 白いハンカチを私の目元に当ててくれながら、ザコルはそう呟いた。


「ああ、アメリアとハコネ兄さん達ですか」

「いや、それ以外にも」

「ああ、門の衛士の子達ですか」

「いや」

「あっちで立ち往生しているらしい町民の方達ですか」

「…いや」

「後は私じゃ感知できませんけど、同志…」

「……それと、マージもです」


 私はゆっくりと身を起こした。


 ザコルが周りに一通り視線をやる。

 ガサ、まず木の陰から出てきたのはザッシュの鎚を持ったままのハコネだった。その後ろからゾロゾロと顔に見覚えのある騎士達が続き、おずおずと彼らに囲まれたアメリアが出てくる。

 衛士達は気付かれてマズいとでも思ったか、慌てて持ち場に戻ったようだ。カチャカチャと鎧と武器が擦れる音が遠ざかっていく。

 ぎい、木製の車輪が軋む音がして道の向こうから人影が現れる。林檎を乗せた荷車を引く町民達だ。照れたように笑っている。


「ははは、気付かれちまったなあ…二人きりにしといてやろうと思ったのによう」

「ミカ様、調子悪いのかい? 疲れがたまってんだろ、林檎でも食べるかい。東の森の果樹園がアイツらのせいでちょっくら荒れちまったもんだからさ、傷物が増えちまってねえ…」


 遠くの方でシュバ、スタッという音が相次ぎ、こちらに駆けてくる音がする。

「やあやあ、眼福眼福。まさか膝枕の現場を目撃できようとは…。いや申し訳ありません、つい覗き見をば」

「いやいや、このように見せつけられては。目を奪われたとしても不可抗力ですぞ」

「君達はいいなあ…こんな風に仲睦まじいお二人を、ここのところ毎日のように目撃してたっていうんだから」

 全く悪びれる様子のない同志が数人、マネジも一緒だ。

 そして同じく何事もないような顔をして優雅に歩んでくるご婦人。マージだ。

「ほほ、わたくしまで気付かれてしまうなんて。一度バレてしまったら隠れ続けるのは難しいですわね」


「皆さん、ご心配をおかけしました。もう大丈夫ですので」

 私は皆に頭を下げると、体にかけたショールを適当に畳み、軽く服を整える。もう頭痛はない。ザコルが櫛を出し、素早く私の髪を結い直し始める。そういえばぐちゃぐちゃになったままだった。


「ザコル様、本当に髪結いしてんだねえ…器用なもんだよ」

「ミカ様も大人しく結われちまって、すっかりお人形みてえだ」

「そういや、口についた牛乳やら涙やらもよくザコル様が拭いてんな…」

 感心半分、呆れ半分といった感じの町民達に思わず苦笑いしてしまった。我ながらこの世話に慣れ切っているのはどうかと思う。

「大事に扱えとは言ったが、そんな細々とした世話まで焼いているとは…」

 ハコネまで微妙な顔をして私達を見る。

「顔を拭くのはホノルの指示だそうですよ。髪結いはこの人の趣味ですが」

「僕が言うのも何ですが、ミカは無頓着過ぎます。牛乳だって意識すれば綺麗に飲めるでしょう?」

「牛乳は一気飲みしてプハーってするのがお作法ですから」

「言い訳は結構。体調は」

「もう平気です」


 私は水筒を取り出し、少しだけ地面に水を垂らす。念じると一瞬で沸騰し、ジュッと湯気を立てた。


「出力良好。お風呂のお湯もそろそろ換えにいかないといけませんね。アメリア、ショールをありがとう」

「いいえお姉様。顔色が良くなられたようで何よりですわ」

 アメリアは私からショールを受け取り、可愛らしくちょこんと腰を落として礼をした。


「あ、この子はテイラー伯爵家から来た…えっと、ただのアメリです。ね?」

「はい。皆様、アメリでございます。どうぞお見知り置きを」


 高貴な出である事を全く忍ぶ様子のない完璧なカーテシーに、思わず「おおーっ」と拍手をしてしまう町民と同志達。


「ザコル様には父ともども大変お世話になっておりますわ。そして、サカシータ領民の皆様ならびに同志の皆様におかれましては、我が家の大切な一員であるミカお姉様を今日までお守りくださり、当主に代わりまして御礼申し上げます」

 高貴な美少女にかしこまった礼をされ、慌て始める町民達。

「何言ってんですかいお嬢様、ミカ様に守られたのはこっちの方でさ」

「このお方がいなきゃ、水害の後始末はもっと大変だったんでしょうからねえ…。それに比べりゃ曲者の始末なんて大した事ないよ」

 大した事あると思う。そんな事を言うのはこの世界でもきっとサカシータ領民くらいだ。

「テイラー家には、派遣してくだすったお礼をしなきゃならねえくらいだよなあ」

「まあまあお姉様ったら…どんなご活躍をなさったのかしら。お聴きするのが楽しみですわ」

 アメリアは白魚のような手を口に当て、上品に笑った。

「私は包帯煮てただけですよ」

 ジト、と何故か町民達から目を眇められる。

「いいですかい、この人じゃなく、そこにいる町長やイーリア様から聞いてくださいよアメリお嬢様。うちらも知らないうちにこの人がしてくれた事は、きっと山程あんだから」

「買い被り過ぎですって」


 同志達は人見知りもとい、ザコル周辺の新キャラ登場に尻込みし、マネジの後ろにそそそと寄っている。

「…もしかしなくともあのオリヴァー会長のお姉様で…」

「思ったより似ておられないがしかしお姉様もやはり精巧なるビスクドールそのものですぞ」

「見つめ続けては眩し過ぎて目が潰れそうだ」

「こらこら、隠れてジロジロと貴婦人を見るもんじゃないよ…。さあ皆、しっかり礼をして」

 マネジが諌めると、同志達は一斉にアメリアに向かって跪いて顔を伏せた


「失礼いたしました、アメリ様。我々は深緑の猟犬ファンの集いの一端にして、テイラー伯爵家オリヴァー様を会長として仰ぐ者共でございます。僕はマネジ。この集いにおいて、サカシータ領を含む北の辺境エリア統括の任をオリヴァー会長より賜っております。会長の縁者たるアメリ様におかれましても、お力になれる事がありますれば精一杯努めさせていただく所存にございます。どうぞ何なりとお申し付けくださいませ」


 マネジは胸に手を当て恭しく頭を下げる。相変わらずの堅苦しい口上だ。アメリアがお忍びである事を考慮する様子が全くない。


「ご丁寧にありがとうございます、マネジさん。こちらこそうちのオリヴァーがお世話になっておりますわ。ファンの集いの方には、こちらで水害があった旨も道中教えていただきましたの。あなた方はこのザコル様のために集われていらっしゃるのでしょうから、わたくしが個人的に利用などするのは筋違いかとも思いますが…。文のやり取りの速さは国随一とお聞きしましたわ。伯爵家への連絡に関してはご助力いただいてもよろしいかしら。もちろん報酬はお支払いいたしますので」


 こっちもこっちで伯爵家次期当主を『うちのオリヴァー』呼ばわりしているし、形ばかりでもアメリなんて偽名を使う必要があるのか疑問だ。


「文を預かる旨、もちろん承らせていただきます。しかしながらアメリ様ご個人から報酬をいただくなどとんでもない。必要な経費は猟犬ファンの集い本部から支給されておりますし、水害支援に当たってメンバーからの寄付もございます。もしご寄付をしていただけるのであれば、オリヴァー会長ご本人に直接申し出ていただくか、この町や領への寄付として…」


「マネジ様、既にこちらのお嬢様からは多額の金銭と支援物資をご寄付いただいておりましてよ。こちらにおられる皆様にはそのご寄付の一部をお預けいたしますから、町からの正式な依頼として、このアメリ様の御用聞と共に、シータイとカリューの冬支度にもご協力いただきたいの。もちろんご商売に支障のない範囲で構いませんし、手間賃や滞在費などもご寄付から賄っていただきますわ。後でご相談に乗っていただいてもよろしいかしら」


 マージは、ファンの集い同志としての彼らではなく、商人集団としての彼らに金を支払い、依頼を出すと言っている。確かに、それならばマネジが集いの辺境エリア統括者として断る術はない。


「そ、それはもちろんです、町長様。君らもどうかな」

 同志達もははーっと頭を下げた。


 そんな中、ドーシャが控えめに手を挙げる。

「ア、アアアメリ様。ドーシャと申します。町長様は依頼を出すとおっしゃってくださいましたが、当方、オリヴァー様宛に朝夕の定期報告便を毎日出しております。ついでとなってもよろしければ一緒に配達させますゆえ、私めか私めの部下、カファもしくはピッタという者にお預けください。どうぞご遠慮なく!」


「ではお言葉に甘えさせていただきますわドーシャさん。カファさんにピッタさんですね、そのお二人とは先程ご挨拶させていただいております。それにしても、オリヴァーはあなたに一日に二回も報告を命じているんですの? この非常時に毎日毎日、大変ではありませんか」


「ご心配には及びません。実のところ二回に分けるくらいしませんと当方としても書くことがあり過ぎまして。昨日の夕方は流石に立て込んでいて出せませんでしたので、今朝はもう」


「ははドーシャ殿、おたくの配達員、ヴァンが引き攣っていましたなあ。これは本か? と言って」

 セージが手で厚みを表現する。


 ドーシャは今日の明け方まで私達の話を聴取しがてら水汲みを手伝ってくれていたはずだ。そんなボリュームの報告書を一体いつ書き上げたのだろう。


「いやいや、あれでも絞った方ですぞ! 猟犬様やミカ様のご活躍はもちろん、我々まで隠密の真似事で活躍の場をもらえたのですから! 今日の夕方の報告便には、ぜひとも膝枕とアメリ様のご来訪を書き足さねば!」


 夕方に出す報告書の厚みが気になる。ドーシャは物書きの素質があるのかもしれないな。いつかその手紙を読んでみたいものだ。

 って、今、膝枕について書くって言った…? あ、むりむり、読んでる途中でSAN値が足りなくなりそう。


「ふふ、楽しいお方々ね。苦になさっていないのならばよろしいのですわ。ハコネ」

「はっ、お嬢様。到着を報せる報告書は既に書き上がっております。こちらの御仁に託しましょう」

 同志特有の高いテンションに動じる様子もなく、アメリアは落ち着いてハコネに指示を出している。


「そういえば、オリヴァー様からドーシャ宛てに届いた手紙を預かったままでした。返します」

 ザコルがおもむろに懐から封書の束を出してドーシャに差し出す。ドーシャは「ははーっ」と口に出してそれを受け取った。

「何か判りましたか、ザコル」

「いえ、高度な暗号か何かを疑ったのですが、さっぱり…」


 オリヴァーの若干幼さの残る語り口で書かれたその手紙は、オリヴァー目線の日常話や、ザコルへの積年の想いなど、本当にとりとめも無い事ばかりが書かれていて、テイラー伯爵家の現状など重要な事は何も分からない文なのだった。


「ザコル様、僕の方には新聞ジャックなどの施策や支援に関する指示書などが来ておりますよ。伯爵邸がどうなっているかや、調査状況などについて詳しく書かれているわけではありませんが」

「そうですか。マネジには後で話を聞かせてもらいましょう。元々、そのために呼んだのですから」

 十歳児の手紙に振り回されるムキムキのお兄さん達。ほっこり。


「それから絵師ですぞ! 絵師の手配を! エリア統括者殿!!」

「それはもう心当たりの者がいるから、君んとこのヴァンに文を預けさせてもらったよ。楽しみだなあ、彼が来てくれたら僕も一緒にカリューへ行かせていただこうかな」

 我も我もと同志達が騒ぎ始める。よく見れば昨日と同じ格好の者も多い。これから一緒に風呂へ連れて行くとしよう。


 マージが同志達の注目を集めるように一礼した。

「同志の皆様方。わたくし、ザコル様からあなた方と交流する許可をいただきましたの。もしよろしければ近々、この年増とお茶会などにお付き合いいただけないでしょうか」

「お茶会…? 我々とですか? 先程の打ち合わせとは別に、でしょうか?」

 マネジが不思議そうな顔をした。私は彼の深緑色のローブをちょいちょいと引っ張る。

「マネジさんマネジさん、このマージお姉様は、ザコル坊っちゃま専属のお世話係として、産まれてから三歳まで付きっきりでお世話なさった方のお一人だそうですよ。それから、親心で坊っちゃまの追っかけを長年なさっていて、あまり知られていないらしい国外の戦績についてもお詳しいようです。この機会逃すべからずですよ。というか私も混ぜてください」

 それを聞いたマネジは、流れるような所作でマージの前に跪いた。後ろの同志達も再び地に伏せる。

『お心のままに、マダム』

 完璧に声が揃った。お見事。

「まあ、嬉しいわ! 皆様、たくさん坊っちゃまのお話をいたしましょうね。本当にありがとうございます、コリー坊っちゃま」

「程々にしてくださいよ、マージ」

「分かっておりますわ。坊っちゃまとミカもご参加くださるのでしょう。楽しみで楽しみで、ああ、今夜寝られるかしら!」

 珍しくはしゃいだ様子のマージだ。笑顔が眩しい。


「奥さ…いや町長様、良かったなあ…。ザコル様の世話係なんてしてたんだな。そりゃ息子が帰って来たみたいで嬉しかろうな」

「あたしは知ってたよ。坊っちゃまとお話できる時間がやっと持てたんですねえ。ずっと忙しかったから心配してたけど…」

 町民達も、屈託のない笑顔を見せるマージを微笑ましく見守っていた。



つづく

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