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誰が召喚したか知りませんが、私は魔獣ではありません  作者: もっけのさひわひ


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156/573

来る朝② それは、ずるいからよ

「行きましたよ、お嬢」

「そう」


 窓を覗くラーゲの報告に、わたくしはなるべく平静を装って頷いてみせる、パチン、と扇を閉めれば、その場の騎士や侍女が一斉にわたくしへと顔を向ける。


「タイさんまで行かせて良かったんですか」

「話を聴いてくれただけで充分よ。タイタは……わたくしがただ自信を持てないだけだと見抜いていたわ。わたくしがいくら優秀なお姉様に気後れしたところで、あのお方に押し付けていい道理など一つもなかった。やはりタイタは優秀な近衛ね。主に余計な重荷を背負わせないためならば、その主に叱られることも厭わない」

「タイさんはお嬢の気持ち汲んだだけですよ。それに本当なら、お嬢にだって押し付けられる道理なんか」

「口を慎みなさい」

 ぐ、とコタが言葉を飲み込む。


「わたくしは、あの宮で母の胎に宿り、そしてその血を継いだ者だけに許された路を通って市井へと逃れたのよ。あの導きなくして、わたくしがこの世に生を受けることはなかった」


 第一王子はわたくしを王の落胤と知った上で、産みの母を王族専用の隠し通路へと案内した。


「テイラー家は金銭の類などは一切受け取らなかったでしょうけれど、赤子を怪我から守る魔法士の下賜だけは容認した。そして財をはたいて王太子教育に見合う数の教本と、教育者となりうる者達を揃え、乳母に据えた」


 わたくしには、ばあや以外にも乳母が何人かいる。乳母と言っても乳飲み子の世話などはしていないが、物心つく頃には既にわたくしの世話と教育を担っていた。

 マナーやダンス、外国語、歴史、算術など、あらゆる方面に長けた優秀な女性達。彼女達は外部から邸に通うことは許されず、夫や子供と共に今も伯爵邸の敷地内で暮らしている。彼女達は元々、事情があって他に行き場のない者達ではあった。しかし、わたくしを育て、秘密を墓場に持っていくために家族もろとも自由を手放してくれたのは事実だ。


「あなた達だって共に秘密を背負うために側に残ってくれたわ。わたくしに『選択肢』を与えるだけのために、人生を捧げさせられた者が果たして何十、いえ何百いるかしら。ただの貴族の娘が、そのように『特別扱い』される道理などあって?」


 わたくしは立ち上がる。


「わたくしはわたくしの意思で、その献身に報いると決めたのよ」

「ですが、それならば尚更、お側にいていただいた方が」

「解るでしょう、お姉様をお連れするのはやはりリスクが高すぎるわ。ザコルもあの通りだし…」

「いえそうではなく」


 トントン、ノックに応じると扉が開き、入ってきたテイラー第二騎士団団長ハコネが一礼した。

「手に余るものはすべて引き受けていただきました」

 手に余るもの…。とカッツォ、コタ、ラーゲが微妙な顔をする。彼らは常々、ミカに押しつけすぎなのではと懸念していた。


「わかりました。出るわ」

「はいお嬢様」

 侍女が動き出し、わたくしの外套や荷物を手にする。


「後悔はございませんか」

「ええ。味方をしないわけがないと、父の命に従うと、そうお二人が言ってくださっただけでわたくしは『最強』らしいのよ。これ以上甘えてはいられないわ」

 ハコネは、ふ、と笑った。

「何かしら」

「いえ、我が友の二人ともが、お嬢様の信頼を勝ち取れたようで何よりだと思ったまでです」


 む、と自分の狭量な心をつままれたような気持ちになる。表情に出してはいないつもりだが、つい彼からは視線を逸らした。


「愛を信じていなかったのは、わたくしの方だと言いたいのね」

「彼らは、一度信じた相手のために身を差し出すことも、また身を引くことも厭いません。ですが、どちらもなかなかに『繊細』で人見知りのようですから。表舞台を引き受けてくださる相手にはこれ以上なく感謝することでしょう」

「…稀代の英雄と聖女を差し置いて、舞台に立てると思うかしら」

「タイタにも言われたではないですか。あなた様が望む通りになると。それに味方はあの二人だけではありません。お嬢様は実に引きがお強い」

「引きが強いのはお姉様ではなくて?」

「いいえ。そのホッター殿を引き当て、心を掴んだのは紛れもなくお嬢様ですよ。姉になると、言わせたのでしょう?」

「それは……」


 ミカは最初、愛よりも契約書だと言っていた。

 本当の姉ではない自分に、軽々しく秘密を打ち明けるようなことはしてほしくないと。いずれテイラー家の駒となることを望んでいて、これ以上与えてくれなくとも忠心は揺らがないのだと。

 あの時は拒絶されたように感じてしまったが、今思えばこれ以上ない『愛』だったと思う。たとえ想い合う関係でなくとも、一切の見返りがなかったとしても、自分の全てを差し出すと言ってくれたのだ。

 わたくしのためにならないことには頷けないと言うミカには、貴族家における『家族』とは重責が伴う立場であると説明した。ミカはまるで役職か何かのようなものと解釈したようだったが、わたくしはただ、あの方に妹と呼んでもらいたいだけだった。


「それは、ずるいからよ」

「ずるい、ですか」

「あなたはハコネ兄さんなどと呼ばれているわ。ザッシュ様も、マージ様も。エビーやタイタだって弟分だと…」


 どうしてわたくしだけ。いくらお姉様と慕っても、妹ですとは紹介してくれなかった。


「…なるほど。まあ、ホッター殿のことなので、お嬢様を主家の一員として線引きしていたのでしょうが」

「解っているわ、どうせ子供じみた嫉妬よ。ふふっ。ゴネてみるものね」

「そういえば、かつてザコル殿も『どうして僕だけあだ名で呼ばれるんだ』と拗ねていましたよ」

「もう、あれと一緒にしないでくれるかしら!」

 ははは、と笑うハコネにつられて侍女や騎士達も笑う。


 引きが強い、確かにそう言えるかもしれない。

 成り行きもあっただろうが、ミカがこのサカシータ領やツルギの山の民の恩人となり、モナやジークにまで顔を売ったおかげで、テイラー家の令嬢たるわたくし達は『どこへ行っても』諸手を挙げて迎えられた。

 物資と金を持ち込んだサカシータ領のみならず、道中の民にさえ歓待され続けたのはひとえにかの氷姫と猟犬のおかげだろう。

 山派貴族以外では会うことも難しいとされているツルギの女王チベトに関しては、ミカ個人だけではなくテイラー卿に礼を尽くしたいとまで申し出てくれた。

 その後、わたくしに王位をやってしまえと言ったのは、流石に冗談だとは思うけれど…。


「それにしてもハコネ。ザコルはともかく、ミカお姉様のことまで友などと呼んでいるのかしら。聞き捨てならないわ」

 じろ、と睨めばまた笑って返された。


「どうあっても護る対象に収まってくれないのがホッター殿というお人でしょう。気づけば同じ土俵にいて、当たり前のように同じ目線で話をしてくる。やるなと言っても手を回し、こっちの理解が及ぶと及ばざるに関わらずどんどん布石を打っていく。そうしていつの間にか面倒ごとがさっぱりと解決している! 今更、彼女を他所の貴婦人と同じようになど見られません。同じ目的のため共に切磋琢磨する同僚、いや戦友のような存在だと俺は思っています!」

 何の反省も遠慮もする気のなさそうな騎士団長に、わたくしは溜め息をつく。


「…全く、我が家の者達は自由ね」

「ふはっ、ミカさんもそうやって言って頭抱えてましたよ」

「ザコル殿は、長と名のつく者はこき使うのが仕事だから気をつけろって言ってたなあ」

「真理だぜ」

「なるほどこき使って欲しいわけだな。覚悟しておけよお前達」

「やっべ」

 カッツォ、コタ、ラーゲの三人がおどけてみせる。


「マージ町長は執務室でお待ちです」

 ハイナが扉を開ける。

 廊下には残りの氷姫護衛隊の面々が待ち受けていて、一斉に頭を下げた。



 ◇ ◇ ◇



 執務室の外で、騎士や侍女の大半に待機するよう命じる。

 ハイナ一人を伴って執務室のドアを開くと、深く跪くマージの姿が目に入った。


「…もうめげそうですわ」

「お嬢様、そのような弱気でどうするのです」

 滅多に表情を崩さないハイナが、珍しく困り顔をする。

「だって、寂しいのだもの…! わたくし、このお屋敷で本当の本当に楽しく過ごさせて頂いたのよ!」

「お嬢様…」


 マージは立ち上がり、にこりと微笑んだ。


「ふふ、やはりミカの妹御ですわねえ。ご安心なさって。あなた様のお望み通りにいたしますわ」

「では、他の目がない時は今まで通りにしてくださいませ」

「かしこまりました」

 マージはうって変わって軽く頭を下げる。

「マージ様、お願いがありますの」

「何なりと。アメリア様はこの町の恩人でいらっしゃいますから。どんなお願いもお聞きいたしますわ」

「では…」


 マージが頷き、執務室の外にいる使用人に声をかける。

 呼ばれてやってきたのは、従僕見習いの青年三人だった。




「ア、アア、アアアメリア、殿? とテイラー騎士全員!? エビーとタイタ殿はどこ…っ」

「ご所望の者達はこちらでよろしいでしょうか、アメリア様」


 振動している、という表現がぴったりな様子で動揺するサーマルとその従者二人をマージが指し示す。


「ええ。わたくしが個人で買い上げさせていただきますわ」

「買いっ…!?」

「まあ。お金などよろしいのですよ。丁度教育係を務めていた者が辞めてしまい、手に余らせていたところですの。引き取って有効活用していただけるのならエコですし」

「まあ、エコ! わたくし、エコという言葉は大変気に入っておりますの」

「わたくしもですのよ。ミカのもたらす知識や言葉はストンと胸に落ちるものばかりですわね」


 サーマルがビクビクとしながらマージの袖を引く。

「そそ、そのエコとは厄介払いという意味か町長殿! 私はまだただのサモンでいたいのだが!?」

「まあまあ、アメリア様が直々に召し抱えてくださるというのに何のご不満が?」

「アメリアは私のことが嫌いなのだ! 黒水晶殿は以前嫌がらせと称して、私を王位にぶち込んで生き地獄を見せてやるなどと言っていた! アメリアもそうするつもりか!?」


 ばさり、わざとらしく扇を広げてやる。


「まさか。そのような手間、全くエコではありませんわ。どうしてただの従僕さえ満足に務められない者を王位になど就かさなければなりませんの」

「ひぇっ、ななならばどど、どうして」

 わたくしが圧を込めたからか、サーマルは完全に萎縮した。


「…これ以上、身内のことでご迷惑はかけられない、というだけですわ」


 サーマルが萎縮するのをやめ、首を傾げる。


「身内…? 王国貴族としての責務を言っているのなら、そなたのようなただの伯爵令嬢に王子をどうにかするような責務など」

「ただの伯爵令嬢ならばね…」

 はあ、と溜め息が口をついて出る。


「……? アメリア、殿。どうしたのだ。そなた今まで、私の愚かさに呆れることはあっても、礼を失することはなかっただろう。何かあったのか」

「………………」


 この王子は随分と思慮らしい思慮ができるようになったものだ。

 ザコルとミカをはじめ、エビーやタイタ、この屋敷の人々は、彼がただのサモンであることをただただ赦していた。

 叱るだけでなく彼の言にも耳を貸し、助言をし、役に立てば礼を言う。時に子供の世話や調理、鍛錬などを共にし、庇護のもとに彼にできることを増やしてやった。

 自ら手を動かすこと。施し施されること。礼を交わすこと。世辞でない感謝を知ること。王族という立場ではなかなかできなかった経験を、淡々とこの彼に与えてやった。

 結果、この王子は、目の前にいる人間にも気持ちや事情があるのだということを、ごく自然に考えられるようになったのだ。


 かつて王宮では実の父母にさえ何も期待されず、上辺を取り繕うことだけを求められ、彼自身がどのように感じているかなどは全く無視されていたようだ。

 何ができて何を好み、何を悲しみ何を恐れるのか。ただ彼という人間に寄り添い向き合っていた人間が、あそこに何人いただろう。


 わたくしは、やはり引きが強い。向き合ってくれる家族に、周りに、これでもかと恵まれてきた。この彼からすれば『ずるい』とさえ思われても仕方ないくらいに。


「そなたが私を引き受けるのか? ザコル殿は?」

「ザコルはあなたに甘すぎるのです」

「…………確かに。それは私も思う」

「素直ですわね」

「事実だからだ。例えば私に煮林檎を分けてくれたとて、彼にはなんらいいことがない。それでもザコル殿が私に優しいから、皆が私を許してくれるのだ。民を救う聖女は黒水晶殿の方であるが、ザコル殿はあのような力を持ってして国や世界の存続を毎秒赦している、もはや聖人、いや、やはり神と呼ぶべき存在だ!」


 マージが強めに首肯している。随分と洗脳されているわね…。わたくしは再び溜め息をついた。


「わたくしにはただ強いだけの人形のように見えていましたわ。ですが、実際の彼はどこまでも人間らしい人でした。毎日エビーと子供のような喧嘩をして、ミカお姉様に振り回され、タイタに助けを求めているようなお人よ」

「ははっ、そうだな! あの三人はザコル殿を人ならしめる。アメリア、そなたもザコル殿とは気の置けぬ友に見える。羨ましく思っていたぞ」

「友、ですか。彼とはお姉様の隣を争っていた覚えしかないのですが」

「力や身分を越え、遠慮なく言い合える関係が友なのだろう。私には友らしい友がいなかったので解らないが…」

 サーマルが目を伏せる。


「殿下。そのようにおっしゃっては、当屋敷の料理長が悲しみますわ。それに、きっとエビー様も」

「…っ、町長殿」

 サーマルが顔を上げる。彼らはサーマルと一緒に料理をする仲だった。

「そうか、私は料理長やエビーを友と呼んでいいのだな…」

「幼児達もあなた様を慕っておりますわ」

 サーマルが泣きそうな顔になる。


 わたくしはその顔を見上げる。

「殿下。わたくし達、良き休暇を取らせていただきましたわね。この先、皮剥きや編み物を一心不乱にする機会などないかもしれません。ですが、きっと一生忘れないと思うのです」

「…そうか。もう、ただのサモン、ただのアメリはおしまいなのか」

「外に、王都から逃げてきた民が押し寄せています。氷姫様の慈悲を求めて」

 ハッとしたようにサーマルが表情を変える。

「お姉様は優秀で懐の深いお方だけれども、これ以上、この国の問題を押し付けるべきではないとわたくしは思いました」

「それはそうだ。黒水晶殿はザコル殿の世話で忙しいのだ。我が王族の不始末になどかまけさせるべきではない」

「…よく、お解りね」

 わたくしはその不始末そのもののような男に目をすがめる。


「では殿下。共にお兄様に文句を言いに参りましょう」

「お兄様?」

「ええ、わたくし達のお兄様ですわ」

「わたくし、達、の…?」

 サモンが訝しげな顔になる。

「わたくしには、アメリア・テイラーという名の他に、もう一つ名の選択肢がありますの。オースト国王がルギウスと、セーラ・シュライバーが娘、アメリア・オースト、という名でございます」

 え、とサーマルが言葉を失う。

「セーラはわたくしの育ての母サーラの姉で、エレミリア王妃殿下の侍女でした。ボードゲームが得意で、陛下のお相手を度々していたそうです。王妃殿下に忠誠を誓っていたセーラは、間違いを自分の命ごと消してしまおうとした。それを止め、市井に逃したのはお兄様、幼い王太子殿下だった」



 執務室のソファに座り、わたくしは淡々と自分の生い立ちを語る。サーマルも向かいに座って黙って聴いていた。

 マージは従順な使用人がごとく気配を消して控えている。サーマルの従者二人は騒がないようにカッツォ達が口を塞いでいる。



「ですから、わたくしの年齢は十七ではありません。恐らく殿下と同じ」

「…片割れというわけか!」

 急に納得したようにサーマルが叫ぶ。


「片割れ? まさか、今の話をもう信じたのですか。証拠も何もないのですよ」

「証拠など必要ない! 常々不思議に思っていた。どうしてひと目見た時からアメリアの輝きにばかり惹かれるのか、どうして他の令嬢には全くそう思えないのか! 私の力では兄上や父上ほど詳細なことは判らないが、そなたの色や光は、まるで家族になることを運命づけられたかのように見えていたのだ。なるほど、妹であったから…!」

「殿下が弟かもしれませんわよ」

「どちらでもよい! 実は常々双子に憧れていたのだ。このグレイ兄弟も魂を分け合ったように似ていて仲がいいし、仲良くはなさそうだがザコル殿も双子だ。ああ、私にも片割れがいたなんて。しかも、こんなにも美しく聡明で可憐だとは! 私は嬉しいぞ! よし、兄上や叔父上に文句を言いに行こう。我が片割れを悩ます者達には仕置きが必要だ!」

「あっ、殿下」

 急に立ち上がったサーマルに手を伸ばす。

「片割れならば殿下などと堅苦しく呼ぶな! サーマルでもサミーでも……いや、サモンと呼んでくれ。この先も片割れの前では、ただのサモンとアメリでいよう。それがいい!」

 サーマルはニカッと王族らしくない笑顔でそう言った。


 双子ではなく、腹違いの年子だろうなどという突っ込みは野暮に思えた。この兄か弟となる人は、ここでただのアメリとして過ごした想い出を同じ目線で共有してくれるのだという。


 …悪くない、と思ってしまった。

 今まで鬱陶しいだけだった男に、わたくしは初めて情らしきものを抱いたような気がした。




つづく

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